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日々の移ろい

こんな雨の休日は、読書!

外は冷たいみぞれ雨

朝のうちに、節分恵方巻きの芯になるものを準備した。
干瓢を煮て、卵焼きを作って細く切って、
母から正月にもらってきて冷凍庫で大事に熟成されている椎茸の甘煮も切り、
緑の役のほうれん草を茹で、千切り紅しょうが、デンブ、ちくわ など揃えた。

夜にはこれを各自で巻き、南南東の今年の恵方を向きながら
かぶり付く、これで今年の運は良いほうに向かう事間違いなし!

さて、それから・・・
3日前から読んでいて、クライマックスに入った 
佐々木譲著 「ユニット」を読む事に。

内容は重い。
17歳の少年に妻を凌辱され殺された主人公。
警察官である夫の家庭内暴力に苦しみ、家を飛び出した5歳の子の母親。
やがて二人は同じ職場で働くことになり、
ある日、少年の出所を知った彼は復讐を決意。
一方、彼女にも夫の執拗な追跡の手が迫って・・・。
少年犯罪と復讐など、自分の間近に起こっていないとはいえ、
私が被害者ならと、考えずにはおれない。

読み終えて、主人公は復讐をせず、
加害者の立場にもならずに住み安堵したが、

私は、法律上報復殺人は許せれる行為ではないにせよ、

この小説の17歳の男の子がおこした事件は、確かに
終身刑は免れる。また、
服務中の態度が模範なら、7年で出所できるこの国の法律。
私が被害者の立場におかれた場合、
自分の愛する人がこの世に居ないのに
出所した加害者はぬくぬく自由を謳歌できる現実に、許せるはずがない。

間違いなく殺すだろう。

たしか、8年ほど前の起きた、光市母子殺人事件の被害者の男性も、
昨年の裁判後のテレビのニュースでよく見かけた。
彼は冷静にインタビューに応じていたのを思い出した。

今夜からは、2女が読み終えた、
「陰日なたに咲く」 劇団ひとり著 を読もう!
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