
篠田節子著。
三編からなる。
どれも、老いた母と長女との確執が描かれている。
認知症の母に振り回され 仕事も失い 自分の人生は母の為にあるの?
と 家守娘。
他 2編も 息苦しいばかりの 母と長女。
我が身と照らしながら 読んだ。
今の私は 母との関係も 波風立たなくなった(それ相当に気を使っている)
一人っ子である私は
幼い頃から 親の面倒は私がみるのは当然、責務である、と考え育った。またはそう育てられたかもしれない。
一人っ子は 介護など大変な場面にも、助っ人や逃げ場がない。
篠田さんご自身も一人っ子。
時に インタビュー記事を拝見した。
親との関係を、共感出来る本音で話されていた。
先回の 「逃避行」 同様
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