出会いと別れ・・・
出会いがあれば別れもある・・・
そんなこと分かってた、でも・・・でもね・・・
「神子!」
「葵ちゃん!」
「葵!」
「神子殿!」
「神子・・・!」
「葵!」
「姫君!」
「葵殿!」
こんなに唐突に別れがこなくても・・・
ーーーーーーーーーーー
『ん・・・・』
目覚めればまったく見覚えのない世界
『ここ・・・は?』
「神子!私の神子!やっとおきた!!」
目の前にいたのは・・・小さな・・・
『おっ応龍?』
「そうだよ!応龍だよ!」
『どうして・・・?』
応「わからない・・・気がついたらいた・・・でも・・・」
『でも?』
応「時空の歪みに巻き込まれた・・・それはわかる」
『そう・・・なんだ・・・!?みんなは!』
応「フルフル・・・みんなはいない私と神子だけ」
『・・・・・そっそんな・・・』
応「心配しないで!この世界には白龍がいる!」
『白龍?応龍の知り合い?』
応「そうだよ!白龍のところにいけばなんとかなるよ!だから・・・」
『?』
応「そんな顔・・・しないで?」
『!!』
私・・・そうだよね・・応龍も恐いよね
なのに私だけ不安みたいな顔して・・・・
応「!!」
『・・・・』
私は小さな龍を抱きしめる
・・・・こんなにふるえてる・・・ごめんね
『ごめんね?ごめんね応龍』
応「!神子?」
『応龍だって不安なのに・・・私だけそんな顔して・・・・ごめんね』
応「・・・神子・・・」
『よし!応龍!』
応「何?」
『応龍の知り合いを探しに行こう!!』
応「うん!いこう!葵!」
『へへへ・・・』
これから何が起こるかわからない
でも、きたからには何か起こるはず・・・
少し不安もあるけれど・・・
ーー反省ーー
意味がわからない!
あっ!応龍は陰と陽の龍です!