谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

萩の箸

2016-11-13 19:56:43 | 日々のこと

葉が落ちつくした荒庭の掃除に、どっこいしょと重い腰を上げた。

残暑のころから長い期間咲き続けた山萩は、根元から細くしなやかに伸び、枝分かれした先端は 、既に黄葉を振るい落として箒草の様相だ。

萩は毎年根元から切り取って、元気な新芽の発生を促す。

子供のころ父親について、山仕事を手伝った、植林や下草刈り、雪の来る前に越冬用の薪運びにせいを出した。

山で食べる弁当に箸はついていない、身近にある枝を切り取って即席に作る。

太さ、長さ、その上オカズの煮豆が挟めなければならない。山萩は箸材に最適だった。

何十年ぶりだろう 萩の箸づくりをした。 

原材料 手ごろな、太さと長さで切り出した萩の丸太?

秋の風情を演出

先をとがらせて 箸らしく 

 出来上がり 明日の朝食に使用予定

 

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2 コメント

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萩の箸 (E73K71)
2016-11-16 20:56:46
箸の先が不ぞろいに削ってあるのがいいですね。
鎌で削ったのでしょうか。

素朴さの中でこのような箸がモミジと一緒に さりげなく出て来たらオッ! と思うに違いありません。
萩箸 (hi-kanai )
2016-11-17 05:21:32
手ごろな太さと、素材の外皮が指先に馴染んで、生木の重量感が新鮮でした。
先端の荒仕上が絶妙で、煮豆はおろか新米の一粒々を挟むことができました。
折を見て萩箸で饗しましょう。

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