正月の松飾を集め、櫓をに組んで積み上げて焼く子供の行事を、ここでは三九郎とよんでいる。
縁座の罪で改易され、不遇な最後を遂げた領主(幼名三九郎)の霊を慰める行事だという人もいる。
朝から学童や父兄、町会役員が総出で作業に当たり立派に完成した。
完成した 三九郎 左 大小屋 右 小小屋
午後4時 まず小小屋に火が点けられた、このころから雪が激しく降り出す。
見る間に焼け落ちた 静かな三九郎だ。
大小屋に着火 雪の為か観客は極めて少ない。
今は静かだけれど、昔昔はこの集落だけで20~30人の子供がいて、火を囲んで三九郎の唄を歌ったものだ。
三九郎数え歌
1に俵を踏んまいて 2ににっこり笑って 3に杯手に持って 4つ世の中良いように 5つ泉がわくように
6つ無病息災で 7つ何事無いように 8つ社をおったてて 9つ ??? 10はとうとう??