世界自然遺産の鹿児島県・屋久島に自生する推定樹齢2千年の屋久杉「翁杉」(高さ23.7メートル、幹回り12.6メートル)が、地面から約3メートルの部分で幹が折れて倒れていたことが、12日分かった。枯死していない屋久杉の中では、縄文杉(幹回り16.4メートル)に次ぐ太さの巨木だった。
環境省屋久島自然保護官事務所によると、10日午前、地元ガイドらが翁杉が倒れているのを見つけ同事務所に連絡。他の目撃情報などから9日夜から10日朝にかけて倒れたとみられる。幹は以前から空洞化し、表面にコケなどが生えていたが、倒れた原因は分からないという。
翁杉は縄文杉に向かう登山道沿いの標高約千メートルの地点に立っていた。【産経ニュース】
縄文杉
世界自然遺産の翁杉が倒木に
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