イラク人道支援に出発する様子が報道される姿は、回を重ねるたびに一人一人の自信と誇りに満ちた顔で、出発して行く姿に感銘・誇りささえ感じさせる。自衛隊発足当時から「日陰者扱い」されながらも、国民の信頼を勝ち取ろうと、裏方さんに徹して育んで来た時代の姿は微塵も感じられない。良くここまで成長したものだ感心する。今や世界の自衛隊として胸を張って堂々と任務に励む姿や泥にまみれになって働く災害出動している若者の姿を見るとほっとする。これも国民の信頼に答えようと、「税金泥棒」等と社会から蔑めながら、黙々と汗と埃まみれて一生懸命積み上げてきた諸先輩の努力があったからこそ、今があると言う事を忘れてはならないだろう。
以前勤めた会社に、任期制の若者が沢山いたが、余り自衛隊での生活について多くを語ろうとしないのは発足当時の自衛隊OB達だつた。自衛隊の「国防と言う崇高な使命」を職業としている事に引け目を感じても、誇りとして語れなかった時代を過ごした人達だったのではなかつたのでは等と考えられるからである。やつと大手を振って町を歩ける認知された時代の到来とさえ思える。
しかし、一部の隊員の暴行・窃盗等の事件がニュースに最近相次いで発生している。入隊試験も難しく入隊したくても入隊できない者が大勢居り、優秀な人間の集団になっているとも聞かれる中で何故なのか?
一方現在の社会現象は、南から北まで予想も出来ない様々の事故・考えられない事故が多発している。いずれも定職を持たない若者の凶悪犯罪が激増している。便乗しているとは思いたくないが・・・。この現象を少しでも減少させる為に、模範であるべき優秀な集団での生活を義務化させ、社会基盤を再認識させ、社会の礎となる人間を一人でも多く作り社会に送り出す制度が不可欠である。優秀な若者だけでなく入隊容易な制度を導入する事も考えて欲しいものである。
部内での規律と教育を正し、自衛官であった事に誇りを持ち、新聞等で「元自衛官」と書かれる事件・事故の一掃を願わずにはいられない。
ましてや、憲法談義の始まった折から・・・・・。
やはり日本の防衛協力は未だ未だの様だ・
感謝される事に充実感を肌で味わう事をいまの若者は知らないと思いますね。
青森の友人の甥が何度受験しても合格できない。
今回受験して不合格だったら諦めさせると言っていました。大学卒等が任期制隊員として受験するからだと零していました。ガッツのあるものの受け入れを考慮できないのでしょうか?
コメント有難う御座いました。