癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

春一番がやって来た

2005年02月23日 14時12分04秒 | 癒  し
「アッ、メジロが来たよ」「ヒヨドリが水を飲んでるよ」これが我が家の居間から覗いた朝夕の風景と会話である。その都度カメラを取り出すが、持ち出した時には鳥たちは消えていない。やっと赤く生り始めた南天の実が何時の間にか消えていた。
 庭先を見ると、二つに割られた「みかん」が花壇の側に無造作に転がっていた。「メジロを呼び寄せる為」だと妻が言う。余計な事とは思いながらも「木の上に刺して置いたらどうか」と言ったら、いつの間にか割られた一個が枝と枝の間に置き換えられているのに気がついた。
 次の朝、つがいのメジロが早速飛んで来た。一羽がキョロキョロしながらつ突いばんでいる。「カメラ・カメラ」と叫んだが間に合わなかった。見ると、ヒヨドリがメジロを追い払って、悠然と食べている。それ以来メジロの姿は見えなくなった。
 ふと木の下に目をやると、いつの間にかピンクと白の「サクラ草」が何本か咲き始めていた。「昨年はピンクだけだったはずだったなー」と去年の今頃の自分の姿が脳裏をかすめた。
 今年も妻の土いじりの季節がやって来たことを肌で感じる。土いじりと言ったら「花育てだよ」と怒られるようなきがする・・・・・小さい庭に植える場所を探して苦労している姿が目に浮かぶ。
 「花の好きな者に・・・・」と言う。ハナミズキの蕾も大分膨らんで来たようだ。
昼のニュースで「9日遅れで春一番が吹いた」「日本海側では大雪で通行止め」等々と放送していた。
 「雪国は大変だなー」と思い出しながらも、どこかで春の山スキーを思い出し羨ましく思っている自分に気が付いた。

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