上野動物園(東京都台東区)のジャイアントパンダの雌「シンシン」(11歳)が12日正午前、赤ちゃん1頭を出産した。
シンシンの出産は2012年7月以来、約5年ぶり。前回の赤ちゃんは生後6日で死んでおり、同園は母子の体調を慎重に観察する。
同園によると、赤ちゃんの性別は不明だが、体重150グラム程度とみられる。母子ともに健康で、赤ちゃんは誕生直後から「ギャーギャー」と元気に鳴いたという。
記者会見した福田豊園長(57)は「飼育担当チームが適切に健康管理をした結果で、非常にうれしい」と話した。
シンシンは12日明け方から陰部をなめる行動が頻繁に見られるようになり、午前10時57分に破水した。同11時52分に赤ちゃんの声が聞こえ、午後0時38分に職員がモニターで姿を確認した。
出産後、シンシンは右前脚で赤ちゃんを抱えるなど、世話をする様子を見せている。同園は中国から招いた専門家とともに、母子の健康状態や子育ての様子を観察する。パンダ舎でのお披露目は未定だが、生後8~9カ月とされる乳離れの後になる見通し。
シンシンは2月27日に計3回、約4年ぶりに雄「リーリー」(11歳)と自然交配5月中旬に食欲の減退など妊娠の兆候が認められ、同25日から公開が中止されていた。
シンシンは12年7月5日にもリーリーとの間に自然交配で雄1頭を出産した。同園では24年ぶりの2世誕生だったが、同11日に肺炎で死んだ。13年にも自然交配し、妊娠の兆候を示したが、実際には妊娠していない「偽妊娠」だった。
今回の赤ちゃん誕生で、日本で飼育されているパンダは神戸市や和歌山県白浜町の施設を含め、計9頭となった。(時事通信引用)
⒔/6 祝福
誕生した事にNHKの全国放送されるほどの全国区での喜びようだ。
上場関係会社はストップ高となるという「 上野動物園のパンダの赤ちゃん誕生の経済効果」は 1年間で東京都内に約267億4,736 万円.と「そろばん」をはじいている。
絶滅危惧種と言う事で中国に帰さなければならない運命にあるという事が残念だ。
借りて育てたパンダを返す事により日本のパンダになるとななれば万々斉になのだが・・・
不思議なのは、あの大きい体から150グラム余りの赤ちゃんが生まれるとと言う不思議な動物で飼育に苦労すると言う。
可愛いと言うだけでなく、動物の研究材料としても貴重な動物だと言う事も理解でき、全国区で喜ぶ気持ちが伝わってくる・・・・・