松竹は26日、老朽化した歌舞伎座(東京都中央区銀座)の建て替え計画を正式に発表した。
高さ約135メートル、29階建てのオフィス棟と、4階建ての劇場の複合施設で、来年5月に着工し、2013年春に完成予定。総事業費は約430億円。歌舞伎文化を紹介するギャラリーや、俳優らが子供たちに指導する「歌舞伎アカデミー」、「国際文化交流センター」などを併設する。
来年4月末の閉館後、3年間は近接する新橋演舞場で年10~11か月間、歌舞伎を上演するなどして、現在と同程度の公演数を維持するとしている。 【読売新聞】
重厚な歌舞伎座維持なるか