ゴールデンタイムの崩壊？

昨日とあるお笑い芸人の結婚会見をテレビで放送していました。

番組内では、もったいぶってその芸人の奥さんの顔には
放送開始時点で、モザイクがかかっていました。
ところが隣で同じテレビを見ていた妻がスマホの画面を私に見せ、

「これがその奥さんらしいよ」

それは、ネット上で出回っていた女性の宣材写真でした。
恐るべきスマホ社会。恐るべきIT社会。恐るべきTwitter。
テレビ放送の思惑など無視して先回りしてしまう。
盛り上がりもゴールデンタイムもあったもんじゃありません。

私は興味を失ってテレビを消しました。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

とある有名なアニメが放送されると、
そのクライマックスのセリフを放送に合わせて
Twitter上でつぶやくのが恒例行事となっているようです。
これもテレビの思惑を無視して勝手に盛り上がっている典型です。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

テレビは視聴者の盛り上がるだろう時間帯に合わせて
CM放送料金やスポンサー料金などをある程度、決めています。
当然ゴールデンタイムは高く、深夜は安い。
ところが視聴者が勝手に盛り上がっていてはその原則が崩れます。

業界としても盛り上がるのは嬉しい反面、問題点として捉えているようです。

デジタル時代のテレビ局生き残り策は？
（HH News & Reports 2013/4/8）

はたして視聴者を制御するのか？　あるいは新しい方策を考えるのか？
テレビが抱える課題点は、日々拡大していっているようです。


★Twitterでもつぶやいています。
こちらもフォローをお願いします！
http://twitter.com/HHNewsReports

★最新ニュースを検索！　気になるニュースを一覧で確認！
Justy Finder最新ニュース検索
（井上宇紀）