曲解こそ力なり。

今日は12月24日。
恋人たちの聖夜、クリスマスイヴです。
今年は平日ということもあり
インターネット上のある調査によると
カップルの半数は、仕事で会えないのだとか。
前倒しでクリスマス気分を味わうためでしょうか
昨日の街中はカップルであふれていました。

ところがこのクリスマス
コラムニスト・堀井憲一郎氏の著書によると
70年代まで子供中心のイベントだったとのこと。
現在のような形になったのは
女性雑誌「an-an」が1983年12月号で

「今年こそ彼の心（ハート）をつかまえる！」

というクリスマス特集を組んでからなのだそうです。
それを機に「ポパイ」や「ホットドッグプレス」といった男性誌も
同様の特集に力を入れるようになったといいます。
まったく知りませんでした。

ちなみに、an-anの内容ですが
宿泊はシティホテルで、翌朝はルームサービスを注文――。
といったような内容だったとか。
1983年。いかにも、バブル前夜なノリです。

政治家で作家の田中康夫も先日
「なんとなく、クリスタル」（1981年）の続編を発表しましたし
やんちゃなジジイを略した「ヤンジー」という言葉も最近流行っています。
こういった軽いノリは、年代をこえて需要があるようです。

それはそうと
この記事を書くためにインターネットを眺めていたら
先日25歳になったばかりだという
女優・桐谷美玲さんの記事が目に入ってきました。
隠れ桐谷ファンの私は、さっそくチェック。
取材陣に、理想の男性を聞かれて
「年上で引っ張ってくれる人」と答えていた桐谷さん。

・35歳　→　年上
・強引な性格　→　引っ張ってくれる

おぉ、私のことではないか。

そう曲解して
連日の忘年会で落ちたテンションを
上げようとしたのは、ここだけのヒミツです。

ブログ読者の皆さんに、良きイヴが訪れますように。
(^^)


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（國吉真樹）