デルの株式非公開に思うスマホ・タブレットの台頭について

米国のPCメーカー・デルが株式の非公開
に踏み切ったようです。
（参考：2013年2月6日付朝日新聞）

デルといえば、2000年代初めにパソコン販売で首位になったほどの
PCの大手企業。店舗販売を設けず、WEBでPCのパーツを
顧客が指定していく販売モデルを確立。店舗販売を使わないため
価格も安価に抑えられることが消費者に支持され、
売り上げを伸ばしていった企業です。

メモリの容量やサイズなど、顧客の好みに合わせて
PCを販売していくやり方は私個人にとっても印象深いビジネスモデルでした。
ちなみに偶然にも、今この原稿をデルのPCを使って書いています。

そんなデルも、アップルが仕掛けたiPhone 、iPad　など
スマートフォン、タブレットの普及に代表される
「デバイス革命」の波に翻弄されてしまったようです。

さらに、デルの株式非公開化について、
個人投資家が「株主に対して不公平だ」として
訴訟をおこしているようです。
（参考：2013年2月7日付ロイター）

デルにとっては頭の痛い話です。
これもスマートフォン・タブレットが社会を変えたこと
を示す１つの出来事にすぎないかもしれません。

HH News & Reportsでも2月18日月曜日に
「スマートフォン・タブレットが変えた社会」について
特集を掲載する予定です。

ぜひお読みいただければと思います。

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（山下雄太郎）