「涙の居場所」の感想～♪

まずは花束さま、ありがとうございます！

またも素敵な小説をご投稿頂いてうれしい限りです(＾＾)。

今回はまた…(#^.^#)！

ワタクシ、このサイトを開設するとき、銀さんて、自分の感情を沈めて表に出さない人なので、なんとか銀さんの涙をふく人がいて欲しいと思ったのでした。

沈めて表に出さない感情って、表に出るより深くて重いものだと思うんです。

表に出すとコントロールできなくなるような。

でも、表に出さない分、一生心のうちで荒れ狂う。

これが銀さんの獣だと思うんですけど、攘夷組の誰も、銀さんの涙はぬぐえない、と、思ったんですね。

万事屋の子供たちにも、銀さんはそれを見せられないと思うんですよ。

そして、女性にも銀さんは頼らない。

彼にとって、女性は守るものだけど、守られるのは恥ずかしいみたいです。

素直に頼れないんじゃないかと思います。

とすると、銀さんを否定しながら焦がれて、近藤さんとはまた違った存在感を感じる土方さんしかいないじゃないか、と思ったんですよね。

土方さんだったら、銀さんのうちに秘めたものを感じて、彼の強さに焦がれる好奇心で、彼の抱える悲しみに触れてみたいと思うんじゃないかと。

初代主題歌の「PRAY」に「君の涙に触れたいよ」というフレーズがあるんですが、まさに今回のお話はこれだと思うんです！

この「くるくる銀侍」のコンセプトでもあります(笑)。

お互いの考え方が似ている二人は、誰よりも歩み寄ってお互いの涙をぬぐい合える存在になれるんじゃないかと夢想しております。

今回のお話は、そういう私にとってはもう、共感しまくりのお話でした！

一つ一つの文章が、土方さんの切ない心や銀さんの溢れだしそうな心を懸命にとどめているさまがよく映し出されて切なくてうっとりでした…。

やっぱり土銀て素敵！！

改めてこの気持ちを再確認させてくださって、本当にありがとうございました！！＼(^o^)／