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アイスコンパス

2010年05月22日 23時50分46秒 | フィギュアスケート
昨日のスピナーに続いて、父の手作り品の話しをもう一つ。

私の選手時代は、コンパルソリー(規定)というのが有った時代です。
直径が身長の3倍の円を、左右8の字に3本描いて点数を競う競技です。

コンパルソリーは、繰り返し練習すると、練習した分上達することができるので、私は好きでした。
その練習をする為に、アイスコンパスという大きなコンパスで、氷に傷を付け円を書きます。
その円をなぞって練習し、線を合わせるようにします。

当時は、輸入のアイスコンパスしか無くて、かなり 高額 だったと思います。
私は、連盟の備品を使わせてもらっていました。
輸入物なので、インチを㎝に計算するのが面倒だった覚えが有ります。


その後、国産の物が売られるようになった頃、個人で購入する人が出てきました。


個人で持っていると、練習中、自分の描いた円に当ててチェックし修正できるので便利なのは確かです。
私も欲しいなぁ、と思っていてもどちらも 高額 なので、自分専用が欲しいとは言えませんでした。


でも、その必要性を分かってくれた父は、借りて来たら真似て作ると言い出し、本当に作ってくれました。

丁度、無線のアンテナを利用できそうだと考えていた通り、うまい具合に使って作ってくれたのです。

コンパクトにはならないものの、使い勝手は輸入物と変わりませんし、㎝で目盛りを入れたので使いやすかったです。


何年か前までは、指導する時に使うために本物の輸入のアイスコンパスが欲しいなぁ、と思っていましたが、
バッチテストの課題が変わり、だんだん必要性が無くなってきているので父の手作り品を使い続けることにしようと思っています。



コメント
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