1年前の今の時間、電気が使えなくてキャンプ用の電池のランタンを付け、オーバーパンツにダウンコートを着たまま家の中に居ました。
余震が続き、どうなるのか分からないのでダウンコートのまま横になり、寝入った頃に余震で目が覚めるを繰り返しているうちに朝になっていました。
ラジオと携帯電話のワンセグの映像とで状況を知り、大変な被害だという事がわかりました。
勉強をあまりしなかった私は、使った事の無い「未曾有」という言葉を聞き辞書で調べました。
まさに、未曾有の大惨事。
「東日本大震災」
今日は、レッスンの為、お昼にかけて福地アイスアリーナへ向かいました。
レッスンを終えて家に帰り、テレビを付けると東日本大震災の特番でした。
14:46
黙祷
目を閉じていても、涙が出てきます。
ふっと、我に返り・・・
3時から、ローカル大会だった
来シーズンの為に、最初のクラスを観ておかないと。
慌てて家を出ました。
開始時間が遅れたのも手伝って、最初から観る事が出来ました。
いつもならこの大会がシーズン最後の大会ですが、今月末に北日本選手権大会が八戸で開かれるので、卒業で引退の選手以外はまた観る事が出来ます。
(本当は、北日本選手権大会は、昨年行われるはずでしたが震災の為中止となりました。)
悔いが残った選手がいる事と思いますが・・・
皆、大会で観る度に上手になっています。
努力した分の結果は出せた事でしょう。
家に帰り、また、テレビの特番を観ました。
「どんな1年でしたか?」と質問されて、
「上を向いて歩こうと言う曲が有りますが、上を向いても涙が落ちる1年でした。」
と、言った男性の言葉がとても印象的でした。
この1年、誰もが、今までにないような1年だったと思います。
色々な思いが巡って・・・
色々な事を考え・・・
自問自答する・・・
誰もが、休んでいても、気の休まらない1年を過ごしてきたと思います。
普段はネガティブな私ですが、逆境に立たされると、途端にポジティブになります。
あまのじゃくな私。
困難には負けたくない。
どん底から這い上がる努力は惜しまない。
スケートで鍛えられた精神で・・・
乗り越える努力を
と言えるのも・・・
「停電による被災者」だったから、だと思います。
でも、皆、色々な思いを抱えながらも先に進まなくてはならない。
まずは、1日、1日を後悔のないように過ごすことから。
いつ、何が起こるか分からないという事を1年前に学習しました。
「これ以上の1日は無い」と思うような1日を過ごす努力を続けて行こうと思います。
今日の大会をTちゃん親子が観戦に来ていました。
「大会に出たいと思ったら、大会を観ることから始まる。」と私が言ったので・・・
行動に移してくれて、とても嬉しです。
そして、気持ちが伝わりました。
私も、頑張る
厳し過ぎないレッスンをする事を・・・