ロマン・ポランスキー監督のちょっと風変わりな作品でした。元は舞台なの?と思わせる程、終始ひとつの部屋の中でたった4人の登場人物が話し合っています。
胃がきりきりするようなしつこい映画ですが、それでもなかなか良いなと感じさせてくれるのは監督の手腕ですね。
オープニングとラストで使われる公園のシーン、色合いひとつとっても熟練の技です。
8点
ケイト・ウィンスレットとクリストフ・ヴァルツの夫妻は、加害者の両親。
右側のジョディ・フォスターとジョン・C・ライリーは被害者側の両親。左は公園のシーン。
両家が集まっても、話し合いはうまくいきません。
誰ひとりとして途中で話をやめるタイプがいません。
興奮しすぎて、げっとなるケイト
ジョディに放り投げられたバッグを拾うケイト
そして、途方に暮れ始める。