「今週は大浪池のオオヤマレンゲやろう・・」
「もう遅いんじゃない・・・」
今年は大浪池のオオヤマレンゲを見に行くのが一昨年や昨年から比べ2週間ほど遅くなりましたが・・
まだ咲いてるはず。
しかしまた今週も神様が『合羽を着れ』と・・・霧島連山周辺だけ雨雲がかかり雨・・しかも集中豪雨の雲。
大浪池駐車場のトイレが落雷で浄化設備が故障との情報で、えびの高原で済ませ登山口へ・・
そして雨降りに、使えないトイレの庇を借りて準備をし・・10時40分出発、
山はキノコとヤマボウシの季節
私達はそろそろアルプスの季節・・・まだどうするか具体的には決まっていませんが・・・
身体の準備はしておかないとと、通常+水2Lで20kg越え~~~~~ボチボチと登ります。「私は普通通常で十分~~」
土砂降りは止み・・・しかし当然ガスの中で・・・
久しぶりにツゲ君に新調のサングラスを貸してあげ・・・「どう?いいやろう~~」
真っ白で見えない火口内は時折ゴーっと風の音が不気味で・・・
「あった~~まだ咲いてる~~~」「わかったけど・・風!後から吹いてるからね・・」
まだ咲いてました。下を向いているオオヤマレンゲは背景が青空より薄暗いガスの日の方が上手く撮れますね~~
「そこも結構まだ咲いてる」「足元の!・・木を踏むなよ・・・」
オオヤマレンゲの根元・・踏まれて樹皮が剥けて・・・痛そう・・・可愛そう・・・・。
花を見せてもらって・・その木を踏んで欲しくないです。
大浪池にもヤマボウシが・・・先週の九千部岳ほどでは有りませんが、視界が有ると結構咲いてるはずです。
また激しい雨が降り出し・・・登山道は沢に、この水は全て東側鞍部より大浪池に滝の様に流れ込んでいました。
韓国岳避難小屋付近の登山道も川!・・・「ここに木道が有る意味が判った」
木道の無い所は本当に水深20cm以上も有る川に・・
登山道は水が満杯に流れる水深30cm以上も有る用水路になって・・・・いつもはU字溝の底を歩いて様な感じなのです。
段差のある所は・・・さながら沢状態
えびの高原へと周回路への分岐地点の木道は水没寸前・・・
周回路を戻っていると「あれ・・・池になってる」
周りは深い笹・・・真っ直ぐ渡る選択肢しか有りません「きゃ~~ずっと先までよ・・・」
「いや~~~深かったこと」岩や倒木の上に乗っても登山靴が浸水寸前でした。
鞍部まで戻って来て記念撮影。2年間靴箱にしまっていた予備の靴の防水性能が落ちていなかった事に感謝でした。
ガスがますます濃く成り真っ暗・・・この時すでに14時前・・雨で昼食を食べる場所もタイミングも外し
「お腹減ったね・・・」「先週バカップルさんからもらったラスクを、かじっただけやし」
何となく・・ここでサラミと残りのラスクをかじり・・幻想的なモノトーンの景色を見上げ・・静かに休憩・・・。
そこへ・・・単独の女性の方が登ってこられ・・
山の話だけで無く、趣味で養蜂をされているとかで・・話が弾み・・30分以上も立ち話
ご自宅のミツバチの巣を「見に行きます~~」と連絡先まで教えて頂いて・・・。
話をするために休憩をしていたような・・・不思議な御縁でした。
登山口に近づくと・・・「え~~~」「今頃・・かよ・・・」日差しが出てきて・・・
汚れた靴を洗い
大浪池周回6.8km、時間4時間20分、累計標高差503mのお山歩終了~~。
全て汗でびしょ濡れ~~~。
先々週、探しても見つからなかった、オオバウマノスズクサの花は・・・果実に・・・「来年は花を見つけようね~~」
帰る途中、寄り道を・・「もう無いやろう」「あった」まだこれは有りました。
都城で16時・・赤いとんがり屋根のお店で遅い昼食(早い夕食)を・・
野菜いっぱい皿うどんと野菜いっぱいチャンポンに野菜生活ジュース付きで800円・・
お得なのかどうなのか?・・確かに野菜はたっぷりでした。
今年も大浪池のオオヤマレンゲを見ることができました。
雨が降っていたのは韓国岳やその北部周辺だけだったみたいで・・・道路は降った形跡も無く・・気温30度越えだったとか
しかし今年は合羽を着る日が多い事・・・なぜでしょうね~~。
オオヤマレンゲが主目的でしたが・・・雨の登山道歩行訓練の様な1日で、
ファイントラックのアンダーもズボンも全てびしょ濡れ・・・寄ったお店の椅子が濡れてしまったほどでした。
アルプスでも今年は・・・合羽でしょうか・・・2500m越える稜線の合羽はパスしたいです。
今年の梅雨開け10日は何時でしょう、昨年の様にきっちり晴れるのか・・・・・・お天気予報とにらめっこが始まります。