昼過ぎに起きてテレビをつけたら、またもや冬ソナ特集だった。
ロケ地で少女のようにはしゃぐご婦人たち。
ふと、スウォンで会ったタクシー運転手を思い出した。
韓国のタクシー運転手のおじさん(アジョッシ)は、よく話す人が多い。
「どこから来たの?」「なにしに行くの?」「旅行なの?」は当たり前。
「友達の結婚式なんですよ。」と答えると、だいたい「えっ?韓国人と日本人?」
と必要以上に驚き、そこからがまた質問攻め。
簡単に「友達は韓国人で夫のほうね、スウォンは彼の実家なの」と答えると、
「花嫁との年齢差は?」とか「それは、普通と逆なパターンだなー」など
反応はさまざま。こちらが答えなくても、勝手にしゃべってる。
そのタクシー運転手は、優しそうで上品なアジョッシだった。
とても分かりやすい英語を丁寧に話す。
韓国語を使う時も、ゆっくり穏やかに話す。
その時も、同じような会話をした。
アジョッシがどんな反応を示したかは忘れちゃったのだけど・・・
しばらくしたら、「日本のどこから来たの?」と聞かれた。
「東京」と答えると「東京?じゃあ、吉祥寺知ってる?」と嬉しそう。
「知ってるよ。」と言うと「武蔵野市吉祥寺だよ?」と念を押す。
「うん、綺麗な町だよね・・・」と答えると、彼は満足気。
「昔ね、日本にペンパル(ペンフレンド)がいてね、その子が
吉祥寺に住んでたんだよ」という。
「えっ?昔って、いつぐらい? ペンパルって女の子?」と、
こちらもテンションが上がる。
すると、ワタシの英語がまずいのか、笑ってるだけで答えない。
「アジョッシー、ペンパルン、ヨジャチング(彼女)?」とぶちあたり
韓国語で聞くと「イェー(はい)、ヨジャチング」と笑いながら答え、
「ほんとに?どこで知り合ったの?彼女は日本人でしょー?」と更に
質問すると、ポツポツ語り始めてくれた。
今から40年ぐらい前に、アジョッシと日本人の彼女は同じ高校に
通っていたらしい。
しかし、彼女は日本に帰らなければならず、彼らは“はなればなれ”に。
手紙のやりとりはしてたものの、それ以来1度も会ってないんだって。
「ヨジャチングン、イッポー?(可愛い)」と聞くと、「イェー」って笑う。
その笑顔がね、超ぉ~イッポーなのよぉー!!
その頃は、手紙が届くのにすっごく時間がかかったんだって。
「ロングロングタイム・・・」ってつぶやくアジョッシ。
なんかこれって、韓国ドラマのワンシーンみたい。
実は、友人の結婚式に行く途中だったんだけど、そんな廻り合わせも、
なんかチョット運命っぽくない?
それにしても、アジョッシ。
「武蔵野市吉祥寺○△※~」と彼女の住所がスラスラでてくる。
思わず「40年も前なのに、住所覚えてるんだ~?」と冷やかすと、
「もちろん、まだ覚えてるよ!」と今気づいたように、それまでより
力強く大きな声で「リメンバー」と繰り返す。
アジョッシをオッパー(お兄さん)に感じたよ!(笑)
こちらまで暖かい気持ちにさせる。
いっぱい彼女の住所を書いたんだろーなぁ。
彼女も、この韓流ブームで彼のことを思い出したりしてるのかなぁ。
ところで、ワタシの電話番号やメルアドを覚えてくれてる元カレが1人でもいるのか・・・今だってあやしーもんだな。
ロケ地で少女のようにはしゃぐご婦人たち。
ふと、スウォンで会ったタクシー運転手を思い出した。
韓国のタクシー運転手のおじさん(アジョッシ)は、よく話す人が多い。
「どこから来たの?」「なにしに行くの?」「旅行なの?」は当たり前。
「友達の結婚式なんですよ。」と答えると、だいたい「えっ?韓国人と日本人?」
と必要以上に驚き、そこからがまた質問攻め。
簡単に「友達は韓国人で夫のほうね、スウォンは彼の実家なの」と答えると、
「花嫁との年齢差は?」とか「それは、普通と逆なパターンだなー」など
反応はさまざま。こちらが答えなくても、勝手にしゃべってる。
そのタクシー運転手は、優しそうで上品なアジョッシだった。
とても分かりやすい英語を丁寧に話す。
韓国語を使う時も、ゆっくり穏やかに話す。
その時も、同じような会話をした。
アジョッシがどんな反応を示したかは忘れちゃったのだけど・・・
しばらくしたら、「日本のどこから来たの?」と聞かれた。
「東京」と答えると「東京?じゃあ、吉祥寺知ってる?」と嬉しそう。
「知ってるよ。」と言うと「武蔵野市吉祥寺だよ?」と念を押す。
「うん、綺麗な町だよね・・・」と答えると、彼は満足気。
「昔ね、日本にペンパル(ペンフレンド)がいてね、その子が
吉祥寺に住んでたんだよ」という。
「えっ?昔って、いつぐらい? ペンパルって女の子?」と、
こちらもテンションが上がる。
すると、ワタシの英語がまずいのか、笑ってるだけで答えない。
「アジョッシー、ペンパルン、ヨジャチング(彼女)?」とぶちあたり
韓国語で聞くと「イェー(はい)、ヨジャチング」と笑いながら答え、
「ほんとに?どこで知り合ったの?彼女は日本人でしょー?」と更に
質問すると、ポツポツ語り始めてくれた。
今から40年ぐらい前に、アジョッシと日本人の彼女は同じ高校に
通っていたらしい。
しかし、彼女は日本に帰らなければならず、彼らは“はなればなれ”に。
手紙のやりとりはしてたものの、それ以来1度も会ってないんだって。
「ヨジャチングン、イッポー?(可愛い)」と聞くと、「イェー」って笑う。
その笑顔がね、超ぉ~イッポーなのよぉー!!
その頃は、手紙が届くのにすっごく時間がかかったんだって。
「ロングロングタイム・・・」ってつぶやくアジョッシ。
なんかこれって、韓国ドラマのワンシーンみたい。
実は、友人の結婚式に行く途中だったんだけど、そんな廻り合わせも、
なんかチョット運命っぽくない?
それにしても、アジョッシ。
「武蔵野市吉祥寺○△※~」と彼女の住所がスラスラでてくる。
思わず「40年も前なのに、住所覚えてるんだ~?」と冷やかすと、
「もちろん、まだ覚えてるよ!」と今気づいたように、それまでより
力強く大きな声で「リメンバー」と繰り返す。
アジョッシをオッパー(お兄さん)に感じたよ!(笑)
こちらまで暖かい気持ちにさせる。
いっぱい彼女の住所を書いたんだろーなぁ。
彼女も、この韓流ブームで彼のことを思い出したりしてるのかなぁ。
ところで、ワタシの電話番号やメルアドを覚えてくれてる元カレが1人でもいるのか・・・今だってあやしーもんだな。
そうですね。これぐらいベールにつつまれてるぐらいが、ちょうどいいのかな。
地図・・・確かにどこに行っても読めない人が多い。
そして、分るふりをするタクシー運転手も多い。
こないだ一番笑ったのは、「ホテルに電話して場所確かめるから大丈夫」って言ったくせに、老眼で電話番号が読めなかったオジサン。でも、こうなったら運命共同体ですから、会話本見ながら数字を韓国語読みしてサポートしました・・(しかし、リダイヤルはできてたので許容範囲)
Hitomiさん、不自由な時代ならではの話ですよね~
今だったら、メモリーに残ってればいつでも連絡先なんて分るけど、メモリーが飛んだらお終いですもんね。
ワタシは、そろそろ思い出になる前に成就できるよう生きていきたいです!(笑)
でもきっと深い事情までバッチリ聞くよりも、表面的でも、なんかほのぼのといいなぁって思えたり、それからのストーリーに想いを馳せてしまうような話に出会えるって貴重だと思う!
香港は聞くところによるとタクシー運転手になる試験がなかなか厳しいらしく、滅多に道を知らない人にぶつかることはないんだけど(通りとビルの名前でだいたい行ける。が、地図は読めない人が多い)、大陸に行くと中国人ドライバーは知らなくても知ってるって言い張り、道に迷っても認めずにドツボにはまったりします。勘弁して欲しいです。
40年前って、想像つかないですよね~?
アジョッシも、自分で逆算しながら、「あ~もう40年も前の話だよ」みたいな感じでした。
今よりも色々厳しい時代だったはず・・・と思うと、どんなやりとりがあって、最後の手紙はどんな内容だったんだろー?と考えずにはいられません。
こんな時、私の語学力がもっとあればなぁ~っとくやしい気持ちにもなります。(すぐ忘れてしまうので、書き留めておかなくちゃっ!)
いやっ でも、この話は特別。
他のアジョッシ達は、ただのラテンおじさんでした。
観光客にナビらせるし・・・なんか、東南アジア系。
恐い人にあたらず、ラッキーでしたが・・
わたしなんか香港のタクシー運転手さんに日本のことで話かけられるとしたら・・・
「東京行ったことある、寿司、ラーメンおいしい!いちばんっ(→ここだけ日本語だったりする)!」みたいなことばっかりだー(笑)!
それにしてもこのストーリー、純愛ブーム、冬ソナブームにはまっている日本人には、さらにたまらなそう!映画にできそう。