Fun is ;

映画もランチもほどほどに・・・

【私の頭の中の消しゴム】2nd観賞@東京

2005-09-29 17:36:38 | ☆DBB掲示板
昨年秋に韓国で観てきた【私の頭の中の消しゴム】を、例のごとくデキル後輩が試写会に誘ってくれたので、有楽町ビックカメラの上にあるよみうりホールで答え合わせ観賞!

「韓国で観てきた」なんて書くと、“この人、韓国語できるんだ~”な感じですが、無理です(笑)
全然ムリ!!
ただし・・・この作品は日本テレビで放送されてたドラマのリメイクで、このドラマは観てないのですが、まぁ・・・妻が若年性アルツハイマーにかかってしまう夫婦の話で、比較的単純で分りやすいお話だったのでなんとかなりました。
(僭越ながら・・・観賞@韓国話にご興味のアル方はコチラです。)

オフィシャルHP

えぇーっとですね。
印象としては、あんまり変わりませんでした。
ちょこちょこ、「あー!そうだったんだぁ」と思う部分はありましたが。
例えば、あの上司が不倫相手だったのか~とか。
それよりもっ ツボだったのは、チョン・ウソンの母親役が【マルチュク青春通り】の食堂のおばちゃんでした。
しかも、風貌もほとんど一緒で、もう食堂のおばちゃんにしか見えない!
クォン・サンウ逃げて!!な気分です。
なんでも茶化すのはよくないと思いながらも・・・私の頭の中の消しゴムは“マルチュク”の文字を消してくれません。
結局最後まで食堂のオバチャンに気を取られ、四方八方“号泣”四面楚歌状態の会場で感動の波に呑まれそびれました。
救いだったのは、後輩も同じ状態だったこと。
孤立無援状態からは逃れられましたよ。よかった、よかった。

愛する人を置き去りにしなければならない哀しみ・・・という意味では、先日観た【8月のクリスマス】と同じなのかもしれない。
でも・・・こちらのほうがかなりベタでストレート。
音楽も、演出も、俳優さんの演技も、ムード満点激情型です。
悪く言えば “あざとい”
でも、癇に障るほどではありません。
チョン・ウソンが、かなり俺流ですからね~
流し目番長ですよ。
フェロモンがトゥーマッチです。

後輩ちゃんってば、会場を出るところまでは仲間だったのに・・・
ご飯食べながらモジモジしているので、どうしたのかと思ったら突然!

「私、あんな風に焼酎飲めって言われたら、一気しますよ!」
「“サランヘ”言うのヤバイです」
「あのボサボサの髪、嫌いじゃない」
「あーゆーこと言う人、悪くない」

と、怒涛のウソンおっぱへの賛美賛称タイム!!
マルチュク仲間だったはずなのにぃ~(涙)
い、いつのまにっ ウソンふぇろもんにやられていたぁー!
まさに・・・
キタ━━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━ッ!! な感じ。
(ゲっ これ、初めて使っちゃった・・・汗)

いや・・・いいの。
なんにせよ、トキメキは大事なの。
冷めたこと言ってると、神田@【運命じゃない人】に叱られるし。

とゆーわけで・・・2度観たことに後悔はなかった作品ではありました。
ただ・・・実は後日韓国で一緒に観た友達からも試写会に誘われ・・・さすがに3度目観賞の辞退は即決したのでありました。

【追記】
食堂のオバチャン@【マルチュク青春通り】情報です。
※以下コメント欄からコピペ。

* 名前はキム・ブソン(ブソンって感じしますね!笑)
* 何度か○麻関係で捕まってます。(素かよ・・・汗)
* 日本で公開されている作品は【H】【マルチュク】【消しゴム】(【H】はチョ・スンウを虐待する母親役かなぁ・・DVD持ってるので今度確認します!)
* これから、公開予定の作品は【親切なクムジャさん】
(きっとイ・ヨンエの囚人仲間か、ワナをかけた奴か・・・素でいける役でしょぉ)

とゆーわけで、次回作【親切なクムジャさん】に乞うご期待☆

お気に入りに追加!【8月のクリスマス】と【八月のクリスマス】

2005-09-27 15:37:27 | ☆映画
台風の近づく川崎チネチッタで山崎まさよしさん主演の【8月のクリスマス】を観ました。
前々日にプチバケーション先の福岡でオリジナル版【八月のクリスマス】の復習をすませ、万全な状態でコーヒーなんかを片手に落ち着いて・・・・といきたかったのですがっ(笑)
なんでもギリ行動なのが私の悪いクセで、お昼ご飯にお好み焼きやらもんじゃなどをじゅうじゅう焼いてるうちに映画の開演時刻10分前!!
でも、なんとか本編には間に合いセーフでした!!
雨なのにやけに人が多い見知らぬ街を急がせてしまって・・・
Hitomiさんごめんなさい!!

-少々ネタバレありです-

オリジナル版の【八月のクリスマス】は、初めて劇場で観た韓国映画で、順番を決めるのが苦手な私が、韓国映画の中でイチバン好きと言い切れる作品。
主演は、最近少し距離をおきたくなっているハン・ソッキュですが・・・やはり嫌いになれません。
ひさしぶりに観たら、やっぱりこの役の彼いーです!
ヒロインのシム・ウナは、寿引退したはずが、ちょっとしたスキャンダルに巻き込まれたらしく、ソウルに住んではいるものの、現在は表舞台にはいっさい出てこないという伝説の女優さんです。
『追記;
後日できる後輩から一通のメールがっ
「シム・ウナ結婚ですって!
昨年知り合った、大学院助教授だか教授だかで、どっかの御曹司らしい。
これって、結婚詐欺の人とは別人ですよね?
やべぇ、傷心のわりにはいい話ゲットしてるんだ」

とゆーわけで、調べてみたら公式発表してました!
朝鮮日報の記事はここです。
これで、復帰はますます無さそうですね。

この作品、私にとって2本目の韓国映画だったのですが、すごく新鮮に感じました。
大げさに感動させず、淡々としながらも確実に心に入りこんできて、ジワジワきいてくる感じ。
主人公は重い病気にかかっていて、最期の時を覚悟して生きている独身男性。
そんな時に出会ってしまう年下のキラキラした女の子。穏やかな最後の恋。

山崎まさよしさんがリメイクすると聞いた時、少し複雑な気持ちがしたのは確かです。
なんと言っても、大好きな作品ですし・・・日本でリメイクするには無理な設定もありますから。
でも、初めて映画のチラシを目にしたとき、「これはイケルのかもっ!」と嬉しい予感。

ただ、ヒロイン演じる関めぐみさんの事はよく知らなかったので、少し不安でした。
勝気系純情乙女キャラって、イマドキの日本人にはまるのかな~っと。
オリジナルは1998年の作品。10年とまではいかないけど、かなり前です。
今、あの設定を韓国にもってきても、無理があるかも。
それを日本でって・・・という不安は少し的中しましたが、おおかたは満足。

全体的にオリジナルの雰囲気を壊さぬように、丁寧に丁寧に作られている気がします。
ロケ地に選ばれた石川県と富山県の街並みも、見事にはまっていてとっても落ち着く。
オリジナルをなぞるだけなら、新たに作る必要がないじゃん!っていつもなら思うとこなのですが・・・(笑)
ぜんぜ~んアリ!!
私は、きっとこのストーリーが大好きなんですね。
人生の上澄みばかりをすくっている感じも好き。
それでも、伝わってくるものがあるんです。

ただしっ 山崎まさよしを「オジサン」と呼ばすのはどうかと思いました。
「オジサン」役には、男っぽ過ぎです(笑)
日本では、子供は別として、あんまり他人を「オジサン」って呼ばないですしね。
「オジサン」が若い女の子とデートすると違う話になっちゃう。
そこがちょっと残念だったなぁ。
2人で相合傘する場面では、腰に回す手がちょっとエロくてオジサンぽかったけどね(笑)
その後、びびった彼女は約束をすっぽかすんだけど・・・お嬢ちゃん、大人をなめてはいけません。
って・・・彼女の恋する乙女っぷりを遠い昔の出来事のように眺めてた私も、ちょこっとこの気持ちは理解できた。
まだまだ修行が足りません~

最後のシーン。
オリジナル版は想像に任せてる感じですが、リメイク版でははっきりと答えを見せてます。
ここは、私はオリジナルのほうが好き。
だって・・・リメイク版とは違うほうを期待してたんだもん。

愛を胸に秘めたまま旅立たせてくれた君に感謝の気持ちを贈る

これだけで充分だったと思うの。上映時間も短くなるし。
「本当に好きだった。幸せな恋をしてください。」って言われても、返事できないじゃん。

けど、最後に山崎まさよしさんの歌が流れると、ほっんとに胸にドーンとくる。
彼の演技に気になるところはなかったけど、やっぱり歌が本職の人なのですね。
ただのエンドロールじゃなくて、彼の歌までが本編のような気がしました。
ほぼ満席の場内、最後まで誰も席を立たなかったです。
ず~っと、オリジナル版のエンディング曲が大好きだったのですが、リメイク版に本気の浮気中(笑)

公式HP

電話番号をなめんなよ!【運命じゃない人】

2005-09-17 12:25:10 | ☆映画
やっと観れましたー!
予告観てから、ひそかに(でもないけど)楽しみにしていた【運命じゃない人】。
Rabiovskyさんの記事によると、カンヌでもらった賞がまた渋くてステキなんです。
絶対好きだろうなぁと思ってたら、やっぱり好きな感じでしたねー♪
公式サイト

この作品は、ピア主催のPFFスカラシップ受賞作品だそうです。
よく分からないのですが、一般公募によって才能ある人を探し出し、サポートしてデビューさせるシステムみたい。
【バーバー吉野】もこのシステムによって製作されたようです。
よく分からないながら、この2作品だけでも、なかなかやるじゃん!って感じします。

お話は、一夜のドタバタ劇を登場人物5人の視点から描いていくという時空交差型の作品。
先に悪口を言っちゃうと、ちょっと5人は多すぎたかも。
同じセリフが2回めになると、あきっぽい私は早送りしたくなるのです。
アングル違いとか、こだわりは認めつつも、早送り希望なとこもチラホラ。
ということで、後半少し気が散ったものの・・・最後はスッキリまとまってました。

主人公の宮田君は、地味だけど個性的という風貌のサラリーマンです。
元カノと結婚するつもりで買ったマンションのローンがちょっと大変。
そのマンションを軸に、ストーリーは展開していきます。
◎宮田君の中学からの友人の神田。
◎神田がナンパした傷心の真紀。
◎宮田君の元カノあゆみ。
◎あゆみの現在の彼、ヤクザの組長浅井。

元カノあゆみを板谷由夏が演じてますが、ショートが似合っててキレイ。
彼女が一番メジャーなのかなぁ。
ヤクザの組長浅井役の山下規介とどっちがメジャーかは年代によるでしょーね。
宮田君は、顔見たら「あー知ってる!」という俳優さん。
でも、彼の独特な雰囲気のおかげで、全編どことなく平和な空気が漂ってます。

私にとってのこの映画の魅力はセリフにあります。
組長以外は、監督含め私とほぼ同年代という人達だからか、なんとなくツボにはいるセリフもたくさんでてくるんです。
特に神田が出逢いに後ろ向きな宮田に語るセリフがグッとくる!
ちょっと私の創作入ってるはずだけど・・・印象的だったのはこんな感じ。
                              
お前は人生に期待しちゃってるんだよ。このまま普通に生きていれば、いつか誰かと出会うと思っているんだよ。一生ひとりじゃないと思ってるんだ。


いいか、30過ぎたら、運命の出逢いとか、自然な出逢いとか、友達から始まって恋愛するとか、そーゆーのないんだよ。クラス替えとか文化祭とかきっかけがないんだ。自分でなんとかしないと、ずっとひとりだぞ、絶対な!


もーねー(笑)神田と飲みに行きたい。
なんかねっ、神田に叱られたい気持ちになってます。

でもっ イチバンきたのは・・・

「電話番号をなめんなよ!」

ほんと、ほんとー(爆笑)
なめんなよ!って感じ。
ちょっと流れ的に意味が違うけど胸に響いた。
今は何でもメールな時代だけど、電話番号をなめちゃいけません。ハイ。

この作品での神田の最後のセリフ。
相手はもちろん宮田君。

早く地球に住みなさい


神田ぁ! 地球をなめんなよ!!

私の文章じゃ全然通じないでしょうが・・・オススメです。

【チャーリーとチョコレート工場】ティム・バートンここにあり!

2005-09-13 10:55:43 | ☆映画
週末は新作映画の公開ラッシュでした。
来週もラッシュだし、連休になってしまうし、色々あるし・・・とか思って2本は観たかったのだけど。
いかんともしがたい理由で1本だけ観ることに。
迷うことなく、先日来日、成田でキャー騒動があったに違いないジョニー・デップの【チャーリーとチョコレート工場】です。
公式HP

楽しかった
エンドロールが終わった後、思わずつぶやいてしまいました。
これぞエンタメ映画!!という作品。
バートン監督独特の毒と哀愁が、ファンタジーの世界にきちんと共存しています。

お話は世界的に有名な小説が原作になっているそうです。
私はチョコレート&小説と聞くと『チョコレート戦争』ぐらいしか思い浮かばない世代ですが(勝手に世代で片づけたけど、もしや日本でも有名?)、とにかくこれが「子供向け」なのか、そもそも「子供向け」という感覚が一般的なのかは分りませんが、グリム童話のようなブラックユーモア溢れるストーリーです。

主人公チャーリーの家は、満足な食事が取れないほど貧乏ですが、愛情だけは溢れています。
このお家がすっごく可愛い♪
バートンらしービジュアルで、オープニングに流れる夢のあるチョコレート製造の映像から自然な流れでつながり、私の心をガッチリつかみます。
このお家、とにかく貧乏の象徴みたいなんだけど、なんだかとっても居心地がよさそうなんです。
アニメみたいなおじいちゃんとおばあちゃんが2人ずつベットにそろってるのも可笑しい。
どっちがどっちの相方なのか最後まで判別不能でしたが、まぁいいかという感じ。

そんなある日・・・チャーリーの街にある世界的に有名なチョコレート工場が5人の子供を招待します。
それから、ひと騒動あるのですが・・・・
チャーリーはとにかく工場へのチケットを手に入れるのです。
ここに行き着くまでのいきさつには、道徳的な疑問を感じなくもないですが・・・私は教育者でも人の親でもないので目をつぶります。
チャーリー可愛いしねっ!

で・・・・ここからジョニデ演じる工場主ウィリー・ウォンカが登場。
最初からその“はずし感”にやられてしまった。
この人って、どうしていつもこんななんだろぉー!?
役の向こうにジョニデが透けて見えても、演技してるぅぅと思うだけでワクワクしてしまいます。(私、間違ってる?)

だけど、今回イチバン笑ったのは・・・・やはりっ
ウンパルンパ♪

正直、工場内のシーンは、私には少々飽きてくるところもあり。
でも、飽きた頃に目を覚ますように現れるのがウンパルンパ♪

ウンパルンパと踊らせて!!

音楽のセレクトも絶妙でいーんだよねー。
サントラ欲しいなぁ。
アマゾンでは売り切れていたけど・・・欲しいよー!
マイクという恐ろしくクレバーでいけすかないガキのテーマソングが一番おもしろかったかな。
あはは・・・これ使っちゃうんだぁ?みたいな感じ。

最後はもちろんハッピーエンド。
子供はやっぱり単純にファンタジーの世界を楽しむのかなぁと思っていましたが・・・
1人の父親がジョニデにむかって放つ「それは衝撃が薄らいだよ!」って嫌味のとこで大笑いしてる子供がいました。
そこは大人が笑うとこだって!
あいつやるなぁ・・・と思わず顔を盗み見してしまいました。
フレー!

【Dear フランキー】 フィッシュは必要だと思います。

2005-09-05 11:15:44 | ☆映画
一ヶ月・・・それ以上かな。
とにかく“夏本番だぜー!”って時期に、有楽町ビックカメラの上にあるシネカノンで【Dear フランキー】を観ました。
確か・・・ついでに修理に出してたCDウォークマンを取りに行こーと、8階からB2まで階段で往復したのだった。(エレベーターこないんだもん!!)
なので映画観る前にはクタクタ~
ひと仕事終え、さらにひと仕事終わった気分でした。

この作品。(公式HP
公開終了してしまったとこも多いのですが、まだまだ全国回る(巡業じゃないって)らしーので、お近くで公開されるという方はぜひぜひご覧になってほしーです。
じんわりと気持ちが明るくなりますよ。

今年上半期の最大のヒット作かもしれない【オペラ座の怪人】の怪人、ジェラルド・バトラーの出演作ということで、来日時には成田でキャー騒ぎなどもあったよーですが・・・主役はフランキーという聴覚障害を持つ小学生の男の子の母親リジーかな。
舞台はグラスゴー近くの海辺の町。
グラスゴーって、本当に映画の舞台になりやすい場所なのですね。

お話は・・・リジーとフランキー、それに祖母の3人で暮らす一家。
事情があって、リジーが父親のフリをしてフランキーに手紙を出し続けているのだけど・・・
嘘をつき通すのもなかなか難しく、父親の代役が必要になります。
その代役がジェラルド・バトラーで、つかのまの父と息子の休日を過ごすうちに、それぞれの感情が微妙に動いていく・・・。
単純なハッピーエンドではないですが、登場人物たちが一歩前に踏み出した感じは伝わります。
リジーとジェラルドの最後のシーンは、もどかしくて好き(笑)

結構厳しい話でもあるのですが、暗くジメっとしないのは、リジーが悲劇のヒロインになりすぎてないからかなぁ。
そんなとこは【マラソン】っぽいかな。
リジーを演じたエミリー・モーティマーという女優さんを、私はよく知らないのですが、写真で見るよりスクリーンの中で動いている時のほうが100倍は魅力的です。

フランキー役の男の子も、英国映画らしくイマイチ可愛くなかったりするのが嬉しい。
ジェラルド・バトラーは、やや太りすぎなのが大変気になりますが、それでも女性が何かしらの感情を抱いてしまう相手としては充分すぎる魅力がありました。
今回海の男ですしね。

それから、おせっかいとも言えるほどの熱心さでリジーの力になるパブの女店主。
この人が男らしくて可愛いというキュートな人なの。
私が目指しても絶対無理なタイプなのだけど、ちょっと憧れる。
ここのお店でフランキーがテイクアウトしたり、偽パパのジェラルドと食るメニューが“チップス”。
イギリス名物“フィッシュ&チップス”のフィッシュ抜き版です。
簡単に言っちゃえば、ただのフライドポテト。
賢く分別のあるフランキーだけど、魚が苦手なんだってさー。

というわけで、この映画を観てから“フィッシュ&チップス”のことが頭から離れないので、ランチでよく行くMUD MULLIGAN'Sへ。
ここの“F&C”はとっても美味しい。
“F&C”マニアじゃないけど、たぶん、今まで食べた中でイチバン♪
でも、食べきってる人をほとんど見たことないぐらいのボリュームです。
なので、今回はウサギのご飯のよーなサラダランチと一緒に、友人とシェアすることに。
これが大正解でした!!
栄養的なバランスもよさそーだしねっ
熱々サックサクのフィッシュ(ちょっと天ぷらっぽい)に、ビネガーかけてタルタルっぽいソースつけてガブリとやると、もぉ~最高です。
一緒にポテトも頬張って・・・ダイエットは一瞬忘れましょー

ブサイク大集合【マルチュク青春通り】

2005-09-01 22:13:54 | ☆映画
結局8月は1回も記事アップしなかったー!
私、何やってたんでしょぉ?(笑)
たぶんダラダラしてたんでしょーね。
そんなに忙しかったとも思えない。
なんだか8月前半の2週間がごそっと抜け落ちてる感じ。
大丈夫かな?・・・私。

かなりヤバイ気がする私の頭の中の消しゴムですが・・・
(最近、この映画が盛り上がってきてますねー!)
私には、優しくメモしといてくれる“おっとこまえ”の旦那がいないので、大事なことは自分でメモっとかなくちゃ。

で・・・・・・8月の最終日。
クォン・サンウの【マルチュク青春通り】を、キネカ大森で観てまいりました。
公式HP
一身上の都合により、会社帰りの寄り道はひさびさ。
大森だけど、それなりに気持ちが浮き立ちます。
ただ19:50から上映なので、なんとも中途半端で、お気に入りの「bacco」に行けなかったのが残念。
ここのピザは安くてうまい!!ので、かなり気分だったのになぁ。

映画はですね・・・予想以上に面白い!!
正直あーんまり期待していなかったのですが、韓国映画の得意技がほどよいバランスでちりばめられ、チョコチョコ声をだして笑ってしまいました。
冒頭のシーンは先日観た【オーギュスタン/恋々風塵】に少し似ていて、男の子ってカンフー好きだよね・・・な雰囲気。
最後のシーンは好きだなぁ。
マルチュク→オーギュスタンの順番で観ると、ちょっとしたコラボかも(笑)

ストーリーは1978年のあんまり賢くなさそうな男子高校生たち中心に進められていきます。
って、いつもこの時代の韓国映画をみて思うのだけど・・・
暴力的すぎ!!
日本での10回殴ったとか20回だったとか・・・そんな騒動ちゃんちゃら可笑しー勢いです。
でも、そんな中でもそれなりに楽しむバカ男たち。
熱い青春ですよー!(笑)

思い返せば・・・・私が女子高生だった遠い昔。
通学電車にもあんな人達いたな~とか思いました。
そこそこ有名スポーツ選手も輩出しているスポーツ校の筋肉バカたちは、決まったドアに門番のように立ち、女の子のみを通すっていうか、強引に引き込んだりしてました。
まぁ・・・中で悪い事をするって感じではなかったですけどね。
(って言うか、それやったら犯罪・・・)

主役のクォン・サンウですけど、今回は結構情けないヤツです。
妙に色白だったし。
自慢の肉体美はもちろん公開してますけど、カッコイイのかなぁ。
嫌いな役者さんではないのですが、カッコイイという言葉を使うのは抵抗がある人です。
遠めに見れば、顔が小さくて足が長くてカッコイイっぽいですけどね。
だけど、ダメっぽい人が好きな私としては、この役結構ツボだったかな(笑)
でも、ラスト30分って彼のイメージビデオみたいで少し退屈しちゃった。
そのわりに、屋上の決闘シーンの奇襲攻撃はセコイしね。
あれはアリなのかなぁ?

それにしても、この作品には美形がでてきません。
ヒロインの女の子をギリギリ美形カテゴリに入れてもいいけど(暴言は自覚しているので、お許しくださいね)、それにしても、その他が・・・・
銀幕の世界があまりにもリアルな世界とリンクしちゃってますよ。
この頃はまだ美容整形もそんなに一般化していなかったでしょうしね。
まっ 今でもこんなもんかー。

でもでもでーもっ
負けず劣らずヤバイのがキネカのお客様たちっす。
ある程度覚悟はしていましたが・・・・クラっときちゃった。
スクリーンと客席、貴重な日韓融合の現場を目にした気分です。
テッソヨ