
先まで咲き切る前のネジバナを真上から撮れば...螺子。
7月13日。

今年は芝生に沢山生えた。

ネジバナ(捩花)が。

別名はモジズリ(綟摺)で、その由来は・・・

『みちのくの しのぶもちずり誰ゆえに 乱れ染めにし 我ならなくに』
河原左大臣 源融

『早苗とる 手もとや昔 しのぶ摺』
松尾芭蕉

歌に詠まれた「忍摺り・信夫摺り」は陸奥の国信夫郡(福島県福島市)が発祥地。
文知摺観音(もちずりかんのん)
「文知摺観音の紅葉(2018.11.18)」
ネジバナを撮り終えて・・・

そういえば蚊取り線香も。

その煙も・・・



なかなか (^^ゞ
そして・・・
7月15日。

ネジバナ再び。

違うアングルで撮ってみたいなと思って。



今、ふと思ったけれど...
地面にカメラを置いて見上げるアングルで撮ってみるのも面白いかもしれない。
最後に余談?

このブログ記事のタイトルに悩んで、本棚からネジっぽい本を引っ張り出し...
夢枕獏さんの「上弦の月を喰べる獅子」の冒頭に登場する「螺旋蒐集家」から頂いて。
久しくこの本を読んでいないけれど、読み始めるとまた線香の匂いが漂ってくるのかな?
これでおしまいです。
この花は何?と暫く首を捻ってしまいましたよ。
我が家も30年前に一本植えたネジバナが今では庭のアチコチで咲く様になりました。
渦巻きの蚊取り線香から出る煙も良い捻じれを演出しましたね
試しに「ネジバナ」で画像検索してみましたが、真上から撮った画像がチラッと見た限り出てこない。
皆さんもこのアングルで撮っていると思っていました(^^ゞ
ありがとうございます。