シン・ゴジラ

ＣＳ放送で
映画「シン・ゴジラ」を観た。

大ヒット作品だ。
友達は映画館で何回も何回も観たらしい。

大ヒットするという事は
ヒットするだけの理由がある訳で
故に、ヒットするものは観た方が良い・・と思っていたけれど
「シン・ゴジラ」は観ていなかった。

理由は

怖いから。


あまりの怖さに
夢にまで出てきたし。


あの「ドシラ　ドシラ　ドシラソラシドシラ・・・」というテーマ曲。
怖いけど インパクトがありすぎて頭から離れないので
「かめだ　かめだ　かめだのあられ・・・」ってふざけて歌って
緊張をほぐしたりして。

前にブログにも書いたと思うけれど
とにかく
怪獣とかゴジラとか
そういうものが怖い。

でも
どういう訳か、
今回は観てみよう・・・という気になったので
録画して気合を入れて観た。

見始めてすぐに
凄い早口で喋りまくる俳優さんたちにびっくり。
すごいな～という
トンチンカンな感想が頭に浮かび

そうこうしているうちに
進化した第二形態 蒲田くんに驚き


そしてついに第四形態の シン・ゴジラが登場。
鎌倉再上陸シーンが
強烈に

恐怖！　恐怖！
怖いーーーっ。



それでも負けずに観続けてみたら。。。。。




ゴジラを倒す為に
自衛隊がミサイルやら何やらを打ち込んだり

周りに聳えるビルにわざとミサイルを打ち込んで
そのビルがゴジラの上に四方八方から倒れてきて
動きを止める。

流石のゴジラも倒れて動けなくなるのだけど、

そのシーンを観ていたら
何だか可哀想になってしまって
涙ぐんでしまった。

ゴジラに意識や感情があるかどうか分からないけれど
もし感情があるとしたら
自分だって、どうやってこの地に出現したのかも分からないのに
友達も味方も全くいない状態で
ただただ攻撃されて
倒されて。


あんなに怖がっていた映画を観て
まさかこんな気持ちになるなんて
相当に

予想外。



じっくり最後まで観た結論。
原発問題等を絡めた
さまざまなシーンを総合して

映画「シン・ゴジラ」

内容の深い
すごい映画でした。


余談ですが
あの「かめだ　かめだ。。。」というテーマ曲の変拍子ぶり。

ものすごーく単純に言っちゃうと
９拍
９拍
９拍
１２拍

これを繰り返してる。
初めてちゃんと聴いた。

これが恐怖を倍増させるんだな。
音楽もすごいなあ。。。