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社長のひとりごと

社長のひとりごとです。ただし、病気ではありません。

あの日から1年

2012-03-11 12:07:37 | 日記
1年経ちました。

朝から「あの日」の模様をテレビやラジオで放送しています。

私の「あの日」は、会社内にいてこのビルの揺れと戯れていました。
「たわむれて」と表現したのは、
その後の岩手、宮城、福島、茨城の被害を思うと、秋田のは「たわむれ」だと感じます。

津波の恐怖、原発からの放射能による避難。
さぞ、さぞ、今も苦しいだろうな、と感じます。

秋田は今朝から雪が降り続いています。
「あの日」もそうでした。

「なごり雪か・・・」と考えながら外を見ていた気がします。

今年の雪は「あの日」に流した涙ではないでしょうか。

涙雪。

今日ばかりは幾らでも地面に落としてもいいよね。


卒業

2012-03-08 09:05:08 | 日記


今朝見つけました。
私の母校、秋田市立太平中学校の門前に立てかけられていました。

私がこの立て札の脇に立ったのは、昭和49年の3月。
2クラス、70人位の卒業生でした。

この年、通称「ヨンパチ豪雪」(昭和48年から49年にかけて降り続いた豪雪)でした。

卒業式が間もなくというある日、授業が終わる寸前、轟音が校舎全体を包み、降雪以外の不安を積もらせたのです。

体育館の崩壊でした。
かまぼこ型の体育館が屋根に積もった雪の重みで崩壊したのです。
幸い授業が終わる直前だったため、生徒・職員の被害はありませんでした。

私たちの卒業式は「廊下」で開催されました。
詳しくは表現出来ませんが、石井校長の緊張されたご尊顔は今でも忘れません。
卒業式の事は翌日の新聞に掲載され、高校入学時バカにされたものです。

卒業式が終わり、在校生に見送られて出てきて父が写真を撮ってくれたのです。
卒業の喜びと、高校入試の発表への不安が交錯していた時でしたので、嬉しい顔はしていません。

年輪は重ねても、またこの日が来る。
今日が卒業式、来週の火曜日13日が高校入試の合格発表日。
卒業であり、スタートの日である。


ところで、弊社この秋田県庁第2庁舎に事務所を構え3年になります。
県とは3年の契約でしたので、弊社もこのビルから卒業となります。

名刺をお渡しすると「エッ~、県庁に会社があるんですか!」と驚嘆する相手の顔を見るのが好きでした。
今後そのリアクションが見れないのが残念です。

新本社は秋田市の広面地区です。
詳細は移転挨拶でご連絡いたします。