保護者要確認!COVID-19による
小児患者の増加とその後の後遺症(9/15)
【ワシントン15日】米国保健社会福祉省のデータによると、9/10の1日にCovid-19で入院した子供の数は2,544人と過去最高を記録し、また米国小児科学会が発表したところによると、9/9までの1週間に新たに243,373件の小児コヴィド-19症例が報告され、これは、7月初旬の週の報告数と比較して約240%の増加となっている。
そしてCovid-19で入院した子どものほぼ半数–46.4%は、基礎疾患がなく、健康な子供は重症にならないという神話をさらに消滅させつつある。
加えて、Covid-19による症状が軽かったり無症状の子供が、罹患後数週間から数カ月後にMIS-C(Multisystem inflammatory syndrome in children)と呼ばれる症状で入院するケースがある。
MIS-Cとは、「COVID-19に関連して、心臓、肺、腎臓、脳、皮膚、目、胃腸など、さまざまな体の部位が炎症を起こす、まれだが重篤な症状」とCDCは述べている。
CDCによると、少なくとも4,661件のMIS-Cの症例が報告されており、そのうち41人が死亡している。MIS-C患者の年齢の中央値は9歳となっている。
CDCは、幼い子供を持つ親は、屋内の公共の場ではマスクを着用するのが良いとし、また、予防接種を受けていない子供は、「予防接種を受けている人たちに囲まれて過ごす」ことが大切だとしている。
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