Graceのスピリチュアル日記

ささやかな日常とスピリチュアルな出来事。その中で得た気づきなどを楽しくシェアする日記。

『他のために祈る者となれ。』

2009-01-27 12:11:45 | Weblog
今日は、今朝方見た夢の話。



※   ※   ※

ある大きな会社の工場で、その社のエラ~い役員が一人退職されるというので、長年の労をねぎらうための祝いの席が屋外の広場に設けられている。
私はその方の秘書の一人だったため、料理万端手落ちがないように、色々とチェックをし指示を出しながら忙しく立ち働いている。

しばらくして無事、宴会も終わり最後の挨拶となって、突然役員側から社員に向かって、ナゼだかこんな声が上がった。


「この中で、会社のために祈る者~?」
                      大勢の人々がいっせいに手を上げた。  (役員の手前、点数かせぎぃ?!)

「では自分のために祈る者~?」
                      さきほどより大分少ないが、バラバラと数人が手を上げた。  (ちょっと正直ぃ?!)

「それでは他のために祈る者?」
                      手を上げたのは、私を含め2~3人だった。  (なんで私手を上げてるのぉ…?)
                   
(ホントのことを言えば、『他のために祈る』なんて如何にもカッコつけのようで、大っぴらに手を上げるのには随分と人目がはばかられた。
だから実際には人目に付かぬ様、ソロソロと小さく手を上げた私がいた。)

  【↑その時、ベッドに寝ていた私の手も上がったので、この時点でこれは夢なのだと気づいたのだけど、そのまま続きを見ることに…】



『…今、此処(←地上の意味?)で他の為に祈る者はいません。かつてはムーの人々がそれをしていました。』

女神?と思われるような女性の声が、どこからか聞こえてきて、はっと気づくと私は意識だけの状態で、はるか高い所から地上を見ていた。眼下には暖かい日の光を受けた緑の山並みが広がっており、ここが九州であり、湯布岳の南東、熊本との中間ぐらいを山に分け入ったところにさっき居た会社の工場が建っていたのだと分かった。

そしてその後、そのまま地上に近づいて見てみると、広場はすっかり片付けられ、社員の人々は皆建物の中へ入った様子。


すると次に、これまた突然、大きなUFOが空から降りてきて、その工場のすぐ脇にかなり接近して停止。空中に留まりながらチカチカ点滅を繰り返し、建物の中を何か調査しているように思われた。
しばらくチカチカした後、そのUFOの中から一人の巨人が地上に降りてきた。体の大きさは3メートルぐらいだが2歳ぐらいの男の子ような風貌。可愛い大きな眼をクリクリさせて、辺りを物珍しそうに探索している。

ふと、何かに促されるように、その巨人から視線をはずすと、そこから離れた場所に人影が現れ、再び女性の声で

『あの方が、あなたのお父様ですよ。』と言われた。


驚いてよく見てみると、見るからに一般的に知られるイエス・キリストのお姿そのものの一人の男性がその場に立っていた。

(イエスさま?!イエスさまがお父さんてどういうこと?!)

私の頭がハテナ?でイッパイになってるのもお構いなしに場面は先へ続き、
そのイエスさま(らしき人)、なんと私の目の前でパッと姿を1個のボルトのようなものに変えられ、その巨人の男の子の足元へ転がって行かれた。

それを興味深げに拾った巨人の男の子。まじまじと観察した後、しっかりと手に握りそのままUFOに向かって歩き始めたが、乗る直前になって突然気が変わったのかポイっと地面に投げ捨てて行った。


その間私は、その一部始終を、自分は意識だけの状態のまま、
(あれほどの方なのだから、あの子に捕獲されたのも何かお考えのあってのこと。このままUFOに乗って行かれても何の心配も無いだろう…)
と思いながら見ていたので予想に反して、あっさり捨てられたのを見て返って驚いた。(なんで捨てたの?…)

びっくりしたままその行方を追って行くと、そのボルトのイエスさまは、投げ捨てられコロコロ転がって行く内にまた元のお姿に戻られ、そのまま今度は工場の建物の中に駆け込んで行かれた。

空中にはまだUFOが留まっている。


室内に入ると社員の人々が皆、恐怖でカチコチに膠着し、肩を寄せ合って座っていた。イエスさまは人々の間を走り抜けながら右手で、時計回りに天に向かって大きな円を頭上に描いておられる。
今のこの状態を回避するために、中の人々を護る?ために、どうもそれが必要らしいことが察せられた。
そしてすぐさまそこに居た人々もそれを察し、我も我もとその頭上に円を描くしぐさをマネし始めた。


それをご覧になったイエスさまは、一瞥のもとに

『マネだけしても、何の足しにもなりません。
あなた方は、ただ心静かにしていなさい。』

と穏やかにおっしゃると、そのまま建物の中心へと、滑るように駈けていかれた…


※   ※   ※

な~んて所で夢は終わり、目を開けて時計を見ると、すでにお弁当を作るのにギリギリの時間となっていたため慌てて台所へ。



さてもさても変な夢である。脈絡があるようでない?!
所詮夢なので、理路整然としてるわけもなし。イエスさまがお父さんで、UFOから巨人て何?!紫乃さんの九州コンサートのことが頭にあったので九州だったのかしらん。まして、途中からはすっかり夢と分かってて、私は視点があるだけ状態だったし…。ま~よく分かりませんね…


でも『他の為に祈る者になりなさい。』
という言葉と、
『マネだけしても何にもなりません。あなた方は、ただ心静かにしていなさい。』
という言葉だけは、ナゼだか大事なことに思われた。


【他の為に祈る者は自分を満たした者でなくてはならない。自分を後回しにしたり犠牲にして他を重んじることはやってはならないことで、それでなければ偽善になる。そういう在るべき状態で他の為に祈れる者=利他の心で生きる者は、今この地上で数えるほどしかいない。】(もちろん私もまだ、とてもその域には至っていませ~ん。)
また夢の中に出てきたこの建物は、理由は無いが、地球を意味するものとも思われ、
【今この、そこに住まう者すべてを含めた意味での地球全体のために祈れる者が、一人でも多く必要なのだ】
と呼びかけられた気もしたのだった。


そしてイエスさまのおっしゃた言葉については、

【波動がイエスと同じぐらいの所まで至っていない状態で、彼の成せる業、その形だけマネをしても何の助けにもならない。それよりも心を鎮めてひとりひとりが個々の内なる神に焦点を合わせることで、キリスト意識と共鳴することができ、助け手として役に立つことができるので、まずそれをしなさい】というメッセージであった気がした。


結局他の為に祈ることは自分の為に祈ることでもある。
魂レベルではすべてが繋がっており、すべてで一つなのだから、その行為は取り立てて崇高なものではなく、むしろ当たり前のことでもあるのだと思う。

(ふ~んなるほどね…。利他の心で祈れる私になれってこと?それを目指せってか?!)
と、手前勝手に感慨に耽っていてふと気がついた。

(もしかして、きのうからの流れで行くと、この夢って今年の私の初夢になるわけ?!)

急にちょっとドキドキしてきた。
これが今年の私の目標なわけ?

ひえ~い!ちょっと難しすぎじゃ、ありませんか…?


今年の西暦元旦の初夢は、

(ついに肉眼で霊が見えるようになっちゃった。ややこしいなぁ~。)
という、しょうもない内容のものだったので、なんだかこっちの方がメッセージ性が感じられてリアル…。

(きっとこれは、ブログに書いて縁ある人とシェアしなさいっていうことなんだわ。もれなくこれを見てしまった人は、私と同じくこの方向に導かれちゃうに違いない。こうなったらミンナ道連れにしてやれ!)
というヨコシマな気持ちも加わり、ここに記させていただきました。




さて皆様はきのうどんな目標?を立てられ、どんな初夢を見られましたか?

2009年、くいのないよう頑張りましょうね