not like everybody else

一日一枚(とても無理)

シャボンソングス

2008-01-28 | Weblog
友人から教えてもらったこの方。安藤裕子。
某ニュースキャスターとは別人の元女優で現シンガーソングライター。
昨年出たアルバムを試しに買って、そして聴いて→→惚れました。曲はもちろんお声もお顔も。
内向的で繊細だが力強い歌。鼻にかかる唱法は少し気になるが、慣れれば魅力にもなる。
時代を超えた普遍性や良心や真摯な姿勢を持ったメロディや歌はいつもあって、それは古くはユーミンであり中島みゆきや大貫妙子とか吉田美奈子、金延幸子だったり。今ならばaikoだったり空気公団や彼女だったりする。

CFの尺に合わせた15秒間のサビだけに命をかけ、残りは鼻クソほじりながら作ったかのような、あるいはマーケティング戦略に基づいたインパクトのみの小手先のテクニックを小出しにして小銭を稼ぐ使い捨て音楽。それは誰??テレビに出ているアイツですよ。CDがブックオフに山積みになっているアイツですよ。まあいいか。僕の音楽座標軸ではそんなものたちの対極にある。

このプロモを聴いたら、『あ、聴いたことある』方もいるかもしれない。僕もそうでした。月桂冠のコマーシャル。
このプロモもかわいらしさ満載。

ガソリン国会?

2008-01-24 | Weblog
ガソリンには税金が53.8円/Lかかっている。
現在の売価から精製コスト、備蓄コスト、輸送コストetcをひいていくと我々川下レベルに残るのはまさに雀の涙(ほんとに)。ガソリンスタンド経営は5~7/Lの粗利益で収支を合わせるように!なんてのが昨今の業界の指標となっている。これを実現しているお店はほんとに少ないよ。

民主党が暫定税率撤廃を主張しているのは単なる人気取りだ、なんてことで、あっさり路線変更。こんなんじゃとても第一党を任せられないな。業者的には残念だ。

本来道路に充当されるべき特定財源が一般財源化されることで環境対策なりあるいはその他に使われようとしている。この暫定税率がそのまま延長されると一般財源化される可能性が高い。何故自動車、運輸、石油業界だけがそんな煽りを食わなきゃならんのかどうにも納得がいかない。一度リセットして消費税も含めたところで新たな税収とコスト削減に関する議論を展開して欲しい…が、今国会ではそのレベルまでは無理だろうね。自動車関連税って国家予算の8.5%だっていうし。(ちなみに酒税は3.1%タバコは2.3%)

暫定税率を100歩譲って納得するとして、それ以上に納得がいかないのはTAXonTAXの問題。つまりガソリン税に消費税がかけられている件。これって一種の騙しじゃないの。『ガソリンだけじゃない、酒もタバコも銀行の振込み手数料もみんなTAXonTAXだ』なんて主張もあるが…いやいやいやいや!それはこじ付け以外の何者でもないですよ。税に税がかかるなんてのはどう考えてもおかしくないですか?そっちも考えて欲しいなあ。

潮流

2008-01-13 | Weblog
元売の賀詞交歓会で東京出張。
業界は明らかに潮流が変化している。需要減少を前提とした舵取りを要求されるし、従来の延長線上の視点からの脱却が求められていることを痛感。収益重視、顧客視点、CSR…来年度の予算の策定にはその発想がより求められる。
夜の新年会は毎年ディナーショーで、今年は石川さゆりさん。普段演歌は聴かないが、プロの仕事という視点で見るとまた違ったものが見えてくる。洋酒コマーシャルでお馴染みの"ウィスキーはお好きでしょ…♪"の曲って彼女の曲だったのね。

翌日、出張の帰りに新宿で買い物。カフェハイチでドライカレーを食す。新宿アルタ店はサブナードに移転していた。妻と結婚前によく通った。懐かしい味。

新宿三越はジュンク堂書店に行くも、ここってすごい規模の書店だね。普段はすっかりアマゾンの上得意の俺だが、やはり書店でゆっくり見ながらの買い物っていいね。
で、「鈴木先生」①~④巻購入。書店で見てビビっとアンテナが働き衝動的に全巻購入。いわゆる学校モノだが、教師と生徒、生徒と親、教師と親の間には予定調和的で健康的なものだけではなくもっとドロドロして後味もすっきりしない。この漫画の内容がどの程度現実の教育現場に即しているのか、あるいはデフォルメされているのかは分からないが、その心理描写にはあまりに赤裸々でリアルなものを感じる。良書。第11回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作品。

夜便で帰崎→選曲でラジオへ。治りかけの風邪がぶりかえしてきた。

食文化

2008-01-09 | Weblog
オーストラリアの日本に対する反捕鯨キャンペーンがすごいことになっているらしい。

そしてそれに対してかどうか知らないが、作られたプロモがコレ


日本では古来より鯨肉の食文化があった。水産業界の方に聞くと、特に長崎におけるその消費量は日本一だそう。確かに子どもの頃から鯨には馴染みがある。わが家の雑煮には入っているし、百ひろも大好きだ。最近は高くてとても食えないけど。うちの親父はコロが大好物だったなぁ。今日市役所に行ったら写真のような冊子があったのでいただいてきた。冊子中では「鯨に無駄なところなんてないんだ」と鯨太郎君も言っている。「鯨の潮吹き」なんてのもあるし。

韓国は犬食だそうだし、フランスでは鳩も食べるし、中国に至っては机以外の四足は全て食べるといわれる。しかし、私達はそれを公式に非難したりはしない。それぞれの国にはそれぞれの食文化があるということを理解しているから。日本は四方を海に囲まれているから魚介類を中心とした漁業の発達に応じた食文化が古くから形成されてきた。そんな自国の食文化を他国に非難される理由はどこにもない。もっとも鯨が乱獲され絶滅の危機にあるならば別だがそういうこともない。

捕鯨反対の主張の多くは「鯨はあんなに頭の良い動物なのに可哀想」ということが根本にあるようだが、どうにも納得し難い。あらゆる生き物が生存するには、生きるものを捕食することが前提としてある。生というものは生の犠牲の上に成り立っている。そこには「これはいいけどこれは可哀想だから駄目」なんて理屈は全くもって通用しない。それは偽善であり人間のエゴだ。「人間は生きとし生けるものを食べないと生きていけない罪深き存在なんだ」って山岡士郎も美味しんぼの何巻かで言ってた。

反捕鯨の納得いく理由をだいぶウェブで探してはみたものの見当たらない。お互いの主張が片やロジックの積み重ね、片や感情論で終始。ではいつまでたってもその決着はつかないのかもしれないね。

オーストラリアでもGreenPeaceでもどこでもいい、"鯨はダメだが、牛や豚や鶏はいくら殺しても構わない"ということについて納得のいく説明をして欲しい。

以下はyoutubeに寄せられていたあるコメントの引用。


The whale not eat . dirty jap
The whale is our friends.

"Is not the food"
"Is not the food"
"Is not the food"

The monkey eat. fuck jap dirty jap


この程度じゃね。

200840

2008-01-04 | Weblog
今年もダラダラ更新でいきたいと思います。

年始からいきなりWTIというNY原油相場が$100を突破したという鬱なニュースが。
佐世保地区のガソリン市況がとんでもないことになっている。諫早地区は相変わらず火種だし、長崎地区にもとんでもない看板をあげている県外業者が出現した。業界は一体どうなってしまうんだろう。不安も尽きないが、お客様に支持される仕事をしていく、またそれを実現できうる職場環境をつくるという二点でしか打開策は無いと思う。

夫婦共通のテーマは運動不足の解消。wiiフィットだけでは今更どうにもなるものではなく。"夫婦で体力をつけ屋久杉を見に行く"を今年の目標にした。
とりあえず1日に自宅から実家まで小雪のちらつく中を歩く。地図上では距離はそう無いように見えるが結構な勾配。運動にはなったが、雑煮や餅や酒でチャラになる。

約1時間の道中に夫婦で今年のそれぞれのテーマについて話をする。僕自身は4つほどあるが、どれも難しいものなのでここにはとても書けない。でも実現に近づけるようにアンテナを高く広く張って頑張るつもり。40にもなることだし。

年末年始の天気は業界の行く末のような天気であったが、写真のように一筋の光を見出していきたいとも思う。