こんにちは。
本日の21:30に3月の米雇用統計が発表されます。
非農業部門雇用者数の市場予想は前月比19万5000人増と、
大幅に上振れた2月の31万3000人増から伸びは
鈍化することが見込まれていますが、
依然、高水準が維持される見通しです。
尚、失業率は4.0％と5カ月続いた4.1％から
低下する見込みとなっています。
非農業者部門雇用者数と失業率の他に
注目されているのが、平均時給の伸び率です。
平均時給の伸び率は物価上昇の先行指標とされており
上記2つの指標と共に注目されております。
2月は前月比で0.1％に留まり、前年比では2.6％となりました。
3月の平均賃金の伸び率の事前予想は、前月比で0.3％。
前年比で2.7％となっており、前月からの加速が見込まれています。
予想以上に強い数値が出れば、インフレ懸念の再燃から
米金利が上昇して、商品市場を含め金融市場全般に
大きな影響を与える可能性があるため、ご注目ください。
尚、弊社では米雇用統計発表時におきまして、
実際に相場がどのような動きとなったのか、
その模様を東京金とドル円に絞って解説したコンテンツを
ホームページ上に公開しております。
詳細はこちら
また、ここ最近の金融市場は米中の「貿易戦争」で
一喜一憂する展開が続いております。
安全資産とされる金は底堅い動きとなっておりますが、
同じ貴金属でも工業品としての側面が強い
白金は軟調な展開となっております。
これまで歴史的に見て、金より白金価格の方が
高い傾向にありましたが、2015年1月下旬より
価格の逆転現象が続いております。
尚、この「逆転価格差」の最大値は今週に入り4回、更新しおります。
弊社ホームページにて毎営業日で
金、白金の価格差など鞘取り市況情報を更新しておりますので、
ご覧頂ければと思います。
詳細はこちら
今後、この逆転価格差がどのような動きとなるのか、
ご注目ください。
本日はＧ・Ｍがお届けしました。
では、マタ。
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