ここ関東では、先週末から気持ちのいい秋晴れが続いております。
8月が記録的な日照不足で曇りがちな天気が続いていた為か、
晴天が続くのは久し振りのように感じます。
さすがに日差しが出ると、まだまだ半袖でも暑い陽気ではありますが、
今週の天気予報は雨と晴れが全国的に繰り返されるみたいで、
一雨ごとに少しづつ涼しくなって、秋が深まってくるとのことです。
さて、日本では9月というと台風のシーズンであり、
気象庁の発表では、フィリピン沖で台風18号が発生したとのことですが、
今年はアメリカでもハリケーンが猛威を奮っております。
特に最近までハリケーン「ハービー」がテキサス州南部に上陸したことで、
メキシコ湾岸の石油精製施設の稼働が停止を余儀なくされて、
原油相場やガソリン相場に大きな影響を与えました。
東京原油 日足チャート
東京ガソリン 日足チャート
被害も大きく、全米第4位の人口を抱えるヒューストンでは、
アメリカ本土史上最大となる1300ミリ以上の雨に見舞われ、
500年に一度といわれる洪水が発生しております。
さらにハリケーン「イルマ」も「カテゴリー5」という
ハリケーンの強さの階級では最強の勢力でキューバを直撃し、
現在は多少勢力が弱まってはいるようですが、全米3位の人口を抱える
フロリダ州に上陸しており、さらにその後にもハリケーン「ホセ」が
発生していることから、その進路に警戒を強めております。
アメリカのハリケーンの名前については
日本と違い人名が付けられているのは、広く知られておりますが、
発生によりアルファベット順で予め決められており、
今年のハリケーンは以下の順で名前が付けられます。
Arlene
Bret
Cindy
Dennis
Emily
Franklin
Gert
Harvey
Irene
Jose
Katrina
Lee
Maria
Nate
Ophelia
Philippe
Rita
Stan
Tammy
Vince
Wilma
日本流に言うとハリケーン「ホセ」がハリケーン10号と
いったところでしょうか。
因みに「ホセ」の次は、2005年に甚大な被害をもたらした
あの「カトリーナ」が名付けられる予定となっております。
それにしても、ハリケーンと同名の方は、
自分と同じ名前のハリケーンが猛威を奮うのは複雑な気持ちに
なるような気がしてなりませんが、心中はいかがなものでしょうか。。
上記のような、名前が6年分用意されており、
6年周期で使用されているようです。
地政学的リスク、アメリカのトランプ政権に対する政治リスク
それに加えて、自然災害のリスクの高まりが、まだしばらくは
市場に与える影響は無視できない状況が続きそうです。
それでは、また。
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