ホームコンじゅく立科教室

「ブログ」とはホームページの形式の一種で「ウェブログ」を略した言葉です。Webに残される記録という意味を持っています。

菊が咲いた

2007年10月23日 | Weblog


毎年菊花展が権現運動公園内のマレット屋内場で開催されている。当町には菊を楽しむ方が多く、素晴らしい作品が展示されている。女房が今年は菊に挑戦すると、宣言して7月からいよいよ菊花展に標準をあわせて、行動を開始した、メモが残っているので、抜粋する。
1.7月12日 鉢、支柱、土を揃え師匠宅に出向く
2.7月23日 師匠宅から10cmに育った苗を頂く、(5鉢)
  毎朝水をくれるよう指示される
3.7月30日 師匠巡視「水くれ上手」とほめられる
4.8月10日 師匠巡視菊の肥料1kg用意 いろいろ細かい注意を受ける
5.8月22日 芽つみ、葉つみをし3本支柱に育てるため高さを調節伸びすぎるようなら、爪楊枝で幹を刺して成長を止める。すべて師匠の指示。
6.9月12日 だいぶ成長してきた、大。中。小(天。地。芯)のようなってくる。
7.10月1日 成長期に入る 水くれは夕方に変更
8.10月13日 黄、紫、白、はっきりした色が付く、蕾になった
9.10月16日 黄色が咲き始める。
10.10月20日 菊愛好会の方々が見に来る 良く頑張ったと皆さんがほめてくれた

せっかく咲かせた菊の名前くらいは知らないといけないと思いネットで調べると、大菊  大菊は、花の直径が18cm以上のもので、花型によって「厚物」、「管物」、「広物」 に分けられている。 広物である。
広物は、奥州地方で発達したので奥州菊とも呼ばれて。花の上部が両手でぎゅっと掴んだような形に何段にも豪快に盛り上がり、外側の走り弁は太くたくましく垂れ下がって咲くものが良い花と記されている。 正にそのようになっている。

私は花を育てるなんて気はないが、短い花の生涯にも、10cmの苗木に水をやり、やがて蕾になるまでの成長の過程で、天、地、芯に手を入れ心で願いながら、日々養生をする毎日が続く、やがて成熟し華やかに咲き誇っている大菊。

師匠に聞きながら一生懸命にここまで来たようだ、来年は俺もやるかな?と口を滑らしたら、ぜひやってという、初めての挑戦に精もコンも尽きたようだ、やってきたことが実ってよかった。今日になって菊花展に2鉢出すように連絡が来たとためらいながら女房が言った。