カラカウア通りのワイキキ交番辺りにあります大きな石の由来が分かりました。
この石は「魔法の石」と呼ばれています。
きれいな花のレイがたくさん飾られていて何かパワースポット的でしたので帰宅して調べてみたのです。
ウェブサイトはなかなか親切ですね。
日本語訳がありました。ご紹介します。
[カパエマフ、カフニのマナが宿る石 ]
伝説によると、この4つの石は、その昔タヒチから来た、とても強力な癒しの力を持った4人のヒーラー達が、
ここにきて暮らし、功績を遺した今に遺る証なのです。
ヒーラー達は、この場所にほど近いワイキキのウルコウ(*モアナサーフライダーホテルの辺り)に住んでいました。
彼らは、タヒチの首長(議会)から派遣され、名前を、カパエマフ、カプニ、キノヒ、カハロアといいました。
彼らがライアテア島のモアウラヌイアケアからやってきたのは、人々から敬愛されたオアフの首長カクヒヘヴァが、
1500年代に治世した頃(*人々が平和で豊かに幸せな暮らしを送ったとされる時代)よりずっと昔の事でした。
4人のヒーラー達の名声は、彼らの行う奇跡的な治療と共に島中を駆け巡りました。
やがて、ライアテア島へ帰る時期がやってきた時、彼らは2つの石をウルコウの居住先へ、
そしてあと2つの石を彼らのお気に入りの海の中に置いてほしいと言いました。
4つの大きな石がカイムキ(*ワイキキの北東約3km)で切り出され、
石は、”Kane”(*男性という意味、ハワイ暦で新月から数えて27日目)の夜、何千人もの人により、
ウルコウまで運ばれました。
彼らはその石に約1ヶ月間(月の満ち欠けのサイクルが一巡する間)、呪文を唱え、断食をし、
祈り続けました。そして故郷へ発つ前に、彼らの名前とマナ(神秘的な力、霊力、愛)を
これらの石に込めたのでした。
ピピ ホロ カアオ(*語り部の名前)
1997年、この4つの石に敬意を表し、保護していくため、パエパエという台座に載せ、
祭壇としてフェンスで囲いました。最も大きな石の重量は7.5トンと推定されます。
このプロジェクトの儀式の一環として、4人のヒーラーたちの故郷であるライアテア島のタヒチの人たちから、
Ta ahu Ea(いのち)と名づけられたひとつの石が贈呈されました。