今日は座る暇がないほど忙しかった。
足は痛いし、身体全体がだるい。
重い足取りで電車に乗り込む。
お年寄りや身体の不自由な方の優先席の近い扉だった。
電車は仕事帰りのサラリーマンでいっぱい。
押されて優先席前の手すりに摑まる。
隣に臨月に見えるお腹の大きい妊婦さんが、両手に荷物をぶら下げ立っている。
顔は青白く、小さく浅い呼吸をしている。
いつから頑張って立っているんだろう・・・・。
その前には中年カップルがそ知らぬ顔で話し込んでいる。
中年のオジサンは大きい体格で、3人掛けシートのど真ん中で偉そうに座っている。
右隣に細いオバサン、左隣に白髪の小さいお爺さん。
何だかムカ~ッときた。
とっても無神経なでっかいオジサンを思いっきり睨んでみる。
気づいたようで、「なんだよ」と言い出しそうな表情で睨み返してくる。
一言でも文句を言ってきたら、言ってやろうと身構えた。
その雰囲気に気づいた右隣のオバサンが、そそくさと立ち上がり、妊婦さんに席を譲った。
妊婦さんは倒れこむように座り、ため息をついた。
でっかいオジサンは気まずそうに「もうすぐ○○駅だからな」とオバサンを励ます。
(だったら、あんたが席を譲ってあげればいいじゃん!)
心の中で思わず叫ぶ。
男らしくないオジサンだな。
降りる駅が近いなら、オバサンと代わってあげればいいのに。
偉そうに睨み返してきたオジサンは、その後一度も私を見ない。
最近の若者は・・・ってよく耳にするけど。
最近の中年は・・・っていう感じ
もしかしたら、でっかいオジサンも何かしら病気なのかもしれない。
でも。
あの状況で一番元気そうだったのは、オジサンだ。
優先席にも、優先順位をつけたほうがよさそうだ
足は痛いし、身体全体がだるい。
重い足取りで電車に乗り込む。
お年寄りや身体の不自由な方の優先席の近い扉だった。
電車は仕事帰りのサラリーマンでいっぱい。
押されて優先席前の手すりに摑まる。
隣に臨月に見えるお腹の大きい妊婦さんが、両手に荷物をぶら下げ立っている。
顔は青白く、小さく浅い呼吸をしている。
いつから頑張って立っているんだろう・・・・。
その前には中年カップルがそ知らぬ顔で話し込んでいる。
中年のオジサンは大きい体格で、3人掛けシートのど真ん中で偉そうに座っている。
右隣に細いオバサン、左隣に白髪の小さいお爺さん。
何だかムカ~ッときた。

とっても無神経なでっかいオジサンを思いっきり睨んでみる。
気づいたようで、「なんだよ」と言い出しそうな表情で睨み返してくる。
一言でも文句を言ってきたら、言ってやろうと身構えた。

その雰囲気に気づいた右隣のオバサンが、そそくさと立ち上がり、妊婦さんに席を譲った。
妊婦さんは倒れこむように座り、ため息をついた。
でっかいオジサンは気まずそうに「もうすぐ○○駅だからな」とオバサンを励ます。
(だったら、あんたが席を譲ってあげればいいじゃん!)
心の中で思わず叫ぶ。
男らしくないオジサンだな。
降りる駅が近いなら、オバサンと代わってあげればいいのに。
偉そうに睨み返してきたオジサンは、その後一度も私を見ない。
最近の若者は・・・ってよく耳にするけど。
最近の中年は・・・っていう感じ

もしかしたら、でっかいオジサンも何かしら病気なのかもしれない。
でも。
あの状況で一番元気そうだったのは、オジサンだ。
優先席にも、優先順位をつけたほうがよさそうだ
