1ヵ月に一度、愛知県犬山市の観光ゾーン、
”犬山城下町”周辺にある、私の気になる
”犬山ランチスポット”を紹介しています。
今回は、”犬山城下町”の近くにあるのに
あまり観光客の通らない裏通りにあって、
隠れ家的存在のカフェをご紹介します。
犬山城の見えるカフェ”さくら坂”です。
さて、犬山の観光ゾーンには国宝が２つあり、
見どころがコンパクトにまとまって、魅力的な
お店や、”写真映えスポット”もいっぱい…。
１つだけ難点（？）を言っちゃうとしたら…、
車で訪れると、少し不便に感じることかな～。
観光ゾーンは、道が細いところ、わかりにくい
ところも多く、その上に一方通行が多いです。
観光シーズン、観光客が道に広がっていて
その中を通過するのが大変なこともあります。
「車が通りま～す。ご注意下さ～い。」
…と、警備員さんが呼びかけていますが、
みんな、あまり気に留めていないようです。
外国人の方は、言葉わからないかも…？
そして観光客の数に比べ、駐車場が少ない
かも…。駐車場捜しに苦労することもあります。
”さくら坂”は、細い坂道を上がったところで、
少しわかりにくい場所です。駐車場ありました。
坂道の下のほうに行くと、３台分ほどあります。
ところでカフェ”さくら坂”、お店というより、
”普通の住宅（？）”っぽいような外観です。
玄関から入っていくと、カフェスペースは、
京都のお寺にあるような豪華な障壁画が、
さりげなく飾られています。普通の民家を
リノベーションした”古民家カフェ”ですね。
看板メニューの”お城弁当”を注文します。
お城の形の弁当箱に入った３段弁当です。
お城の形のお弁当箱、インパクト大…！
一番下の段は、穴子のチラシ寿司です。
その上の段は、穴子と季節野菜の天ぷら。
一番上は、季節のお惣菜がいろいろ…。
それにお吸い物が付いていました。
上の段の季節のお惣菜は、野菜の煮物、
出し巻き卵、ゴマ豆腐、ポテトサラダが
盛り付けてあって、賑やかな感じです。
２段目は、穴子の天ぷらがメインです。
季節の野菜や山菜の天ぷらもあり、
いろいろな味を少しずつ楽しめます。
それにしても、この金地に桜を描いた障壁画
お部屋をぐっと華やかな感じにしています。
”さくら坂”という名のお店にぴったりですね。
樹木に囲まれたテラス席もありました。
テラス席から犬山城が眺められる…！
…というので、テラス席に出てみました。
新緑に映える犬山城が眺められました。
爽やかな風を感じ、外は気持ちいいです。
思ったより犬山城が近いのですね。
でも…。目の前に、ど～んと電柱が…！
電柱が入らないように写真撮影しても、
何本も電線が入りこんでしまう状態です。
では、電線のないお城の写真を撮ろう…！
久しぶりに犬山城天守閣に行ってみます。
は～い、電線のない犬山城の写真です。
国宝犬山城…。戦国の雰囲気を残す地味で
無骨なお城です。まず最上階”高欄の間”へ。
狭くて急な階段をどんどん上っていくと…。
そこに素晴らしい眺めが広がっていました。
お城の殿様になった気分…？
実は江戸時代のお殿様、めったに天守閣に
登ることはなかったと聞きました。お殿様は、
普段、下の方に作られた御殿においでです。
ここに行くのは儀式のある時だけだった…。
（これと同じ話を、岡山城でも聞きました。）
最上階、風が強くて吹き飛ばされそうでした。
絶景ですが、下を見るとちょっと怖い感じ…。
前の日、土砂降りだった影響で木曽川の水が
増水し、濁った茶色の水が流れていきます。
２階には、中央に”武具の間”がありました。
ここには武具棚が置かれ、”武者走り”という
黒光りする廊下で囲まれていました。
1階には、”石落としの間”もありました。
戦いの時、お城の石垣をよじ登ってくる
敵に向かって石を落としたのでしょうか…。
大河ドラマの戦闘シーンを思い起こします。
国宝の城の中で戦いの場になったのは、
犬山城だけだったことを思い出しました。
１階には、”上段の間”がありました。室内は
畳敷で床や棚があります。簡素な印象です。
やはり”戦いのための城”の雰囲気ですね。
久しぶりの犬山城、外国人でいっぱいでした。
狭くて険しい階段に困惑している様子…。
「×××～！」「〇〇〇～！」 賑やかです。
どこの国の言葉なのでしょうか…？
その中で、「おそがいわぁ～。」の声が…！
あら、日本人だ。地元の人も来ていました。
（”おそがい”は”怖い”の名古屋弁です。）
犬山城見学の後は、いつものカフェへ…。
本町茶寮別邸、”神のまにまに”に立ち寄り
”宝石レモネード”を注文しました。
しゅわっと爽やかな”宝石レモネード”…。
美しい色合いのゼリーに心癒されました。
