少し前、戦国武将に関係するイベントと
歴史講座があって、また岐阜県関市へ…!
関の観光の前に立ち寄ると便利な、観光
案内所・多目的ホール・カフェなどある
複合施設、”せきてらす”へ行きました。
”せきてらす”は、今年4周年を迎えます。
4周年誕生祭の特別企画が3月の毎週
土曜日、日曜日に開催されていました。
この日は、”SHOGUNの愛した街、関”と
題して、歴史講演会や戦国時代なりきり
写真撮影会、刀鍛冶の街を歩こうなど、
歴史マニアに嬉しいイベントの日です。
~戦国の世界にタイムスリップ~
まずは戦国武将なりきり写真撮影です。
甲冑試着体験コーナーへ行きました。
甲冑試着に参加するのは、小学生男子が
多いです。みんな家族連れで来ています。
親子で参加される方が多いですが、歴史
マニアさんが一人で参加されることも…。
甲冑試着の待ち時間にお隣に座っていた
歴史マニアさんに話しかけられました。
「うちの先祖は、島津の殿様なんです。」
「すごい…! 島津の殿様がご先祖とは…!
うちの家族の”推し武将”は、関の殿様の
大嶋雲八です。93歳で関ヶ原の戦いに
東軍として参戦した、ご長寿武将です。」
「おお~っ! 近衛龍春さんの歴史小説
”93歳の関ケ原”の主人公ですね~。」
「ご存じでしたか…! それは嬉しいです。
島津の殿様、関ケ原の戦いの”敵中突破”、
実にカッコいい戦いぶりでしたね。」
「いや~、関の殿様も93歳という高齢で
関ヶ原に参戦、敵ながらあっぱれですな。」
関ヶ原の戦いでは敵同士ですが…、
関ケ原の話で盛り上がりました。
甲冑着付け体験のほうも賑わっています。
今着ている服の上から甲冑を着付けして、
あっという間に戦国武将に変身します。
次は写真撮影です。刀持ってポーズ…!
今日は武将隊の人達の姿もありました。
気軽にみんなの写真に入ってくれます。
歴史講演会の開場時間となりました。
会場の多目的ホールへ移動します。
会場には、家康の甲冑のレプリカが
飾られていました。客席は満席です。
久しぶりの歴史講演会。タイトルは
”徳川家康ゆかりの関鍛冶たち”です。
最前列にはずら~っと戦国武将&
戦国の姫たちが並んでいる…!
いや、先ほどの武将隊メンバーでした。
講座は関市観光課の職員さんのお話です。
もしかすると関藩主、大嶋雲八に関する
話が出てくるかな~?と期待しましたが、
残念ながら、それはありませんでした。
”関”という地名の由来から、中世の関の街が
どのような役割を果たしたかの講演でした。
雲八さんの時代を知るよい勉強になりました。
後半は関鍛冶と家康の関わりに関する話が
続きました。あっという間の60分でした。
歴史講演会が終わると全員、お隣にある
”関鍛冶伝承館”の鍛錬場に移動しました。
ここで刀匠さんによる日本刀鍛錬の説明と
実演を見学させていただきました。
2月第1日曜の公開日にも行きました。
2回目なので、勝手がわかっています。
火花が飛び散る迫力の日本刀鍛錬…。
一番近くてよく見える場所に陣取って、
じっくり見学させていただきました。
帰りは関のメインストリート、本町通りで
お土産ショッピングの予定でした。
”えでん”のたこ焼きにしようかな~?
”虎屋”のあん巻きにしようかな~?
あれ~っ? 本町通を歩いていくと…、
中濃交通本社の駐車場付近が賑やかです。
ここでもイベントやっているみたい…。
近隣の飲食店が出店しているマルシェでした。
美濃市の”イエネコ珈琲店”も出店しています。
飲み物を注文して、順番を待っていると…。
「雲八ねえさ~ん」と、呼ぶ声がします。
振り返ってみたら、雲八さんの菩提寺
大雲寺の副住職さん親子でした…!
こんなところで出会うなんて驚きです。
「今日はこれから”本町バル”に行きます。
屋台がいっぱい並ぶ夕方のイベントです。
ちょっと覗いてみませんか…?」
本町通りにはいろいろな屋台が並んでいて
とても賑やかでした。少し暖かくなって
夕方からの街歩きも快適です。 あれ~?
関のB級グルメ、”黒からあげ”で知られる
うどん屋”喜屋”のご主人さんや、”大嶋雲八
供養祭”の屋台で飲み物を提供して下さった
”ますや10カフェ”のご主人さんの姿も…!
副住職さんとこのメンバーで2025年度
雲八供養祭、企画の話で盛り上がりました。
”10カフェ”のご主人さんが言いました。
「雲八さん供養祭、2025年は今まで
以上に盛大に盛り上げていきましょう…!」
以前、私がバレンタインデーの時に試作した
雲八チロルチョコの話に…。実はメーカーに
直接注文して大量に作ることもできるとか…。
それでは供養祭に、”雲八チロルチョコ”を
注文して参詣者にお配りしましょうか…。
「供養祭の8月23日って暑い時期だから
チョコが溶けちゃう心配もあるよね…。」
「大丈夫です。配る直前までお寺の冷蔵庫で
保管しておきますから…。」
また缶バッジも、本町通の文具屋さんで
注文すれば、作ってもらえるそうです。
じゃぁ一緒に缶バッジも作っちゃおうか…!
それとも…、8月の暑い季節なら…、
”雲八うちわ”作っちゃうのもいいよね。
ここで早くも、”2025大嶋雲八供養祭”の
企画がスタートとなりました。
予期していなかった展開にびっくりでした。
追記:2025年供養祭のお供えに
”雲八チロル”を注文しました…!