口笛吹いても独り

~チンパンジーの地平線~

こんこんと

2013年06月15日 | サッカー
喉をヤラれて寝込み、見事に休日を棒に振る。
明日は練習試合長崎戦と願っても無い相手。

先ず守備で
攻撃時に3人プラス1でリスクコントロールできるのか、カウンターへの対処は?
そっから攻守の切り替えでピッチ中央までにディレイができるのか、その間の他の選手の戻りとカバーリング位置とプレスに加わるかの判断
コチラの、まあ昨日の試合のコバちゃん風に言えば3分の1まで押し込まれた時に、サイドやCB前のバイタルで人数をかけて奪いに行った時にキチンと奪いきれるのか

攻撃では
手早く、或いは後ろからしっかり時間をかけてビルドアップの両面で相手のアタッキングサードまで比較的安全にボールを運べるか
「ポイント」の選手を作れるていてその選手が意図を理解しているか、そこから後ろの選手が追い抜けてるか
押し込んでサイドに入れたボールがそのサイドから抜け出せなくなって結局奪われる場面が無いか、キチンとゴール前に上げ切るなり、ボランチに戻すなりスローインで逃げるなりでサイドを変えれるか、つまり「やりなおし」が出来るか

そして選手間の距離関係、何よりパスのミスが少ない事

ここらへんが先ず「基本的にチームが機能しているか」の最低基準で、コレを見ながら更に「チームの特色であり、やりたい事」がプラスアルファで出来ているかを見たい
本当は色々書きたかったのだが前述の通りこの2日間は見事に倒れていて、これから仮眠を取っての仕事なので、余り色々と書く時間が無い。

前回の練習試合でどうしても書いておきたいのは木村とマンシャがどちらも「バランスを取る側」か「フォローでボールに寄せすぎる側」になる場面が多かった点。
この2選手の本質は個人技で抜ける側ではなくフィニッシャーでもない「パッサー」なので、ボールにフォローする際に出来れば「ひとつ後の手順、ひとつ後ろの場所」で待ちたい。
①ボールホルダーと、②その選手のサポートでボールを受けれる選手、この②の選手から①にワンツーで戻すのでなく、この②の選手から受けて更に大きな展開を作れる③の選手、いわゆる使い古された言葉なら「3人目の動き」の選手になる意識が欲しい。
バルサならアウベス・メッシの右サイドでナナメ後ろにいる「シャビの位置」のイメージだ。
コレを昨日書いた「シーソーの中央である支点」の話とあわせて書きたかったのだが、もうそんな時間は無い。

とりあえず咳止めも効いてきたし、そろそろ仮眠するので今日はココまで。
明日を楽しみに今日の仕事を何とか乗り切りたい。

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即感

2013年06月13日 | サッカー
今日の練習試合の短い感想。

前半が悪かったのは中央の矯めと分散、シーソーの真ん中の「支点」になる選手が存在しない状態でサイドにボールを入れて、サイドで詰まる。
しかもサイドに入った場合も一度持って相手を処理しようとする、或いはボールを持ち直して上げようとして時間が掛かり更に詰まる。
中央に戻して「比較的高い位置」でグランダーでサイドを変えるシーンがあるべきなのに少し下げて逆サイドにロングボールで一気に変えようとするから中の相手選手を効果的に動かせない、ロングボールのパスミスが発生する、或いはロングボールが相手に引っかかるか相手とイーブンで競り合う場面が出る。

中央の支点の無さとサイドで詰まる状態。

これを全くするべきでないとは言わない。
ただ、グラウンダーでの効果的な振り回しも混ぜるべきだし、サイドにボールが入った時、特に速攻でサイドに一気に縦のボールが入った時に前半で何回「ダイレクトでクロスを上げる」というシーンがあっただろうか?
攻撃が一辺倒すぎる。

後半が良かったのはその部分で左の永芳が短い手数でクロスを早めに上げたりアーリークロスを入れてみたりと「違った事」をしようとした部分が大きい。
何よりJ1で戦うからには「サイドに入ったパスに駆け上がってきた選手がダイレクトでクロスを上げる」という技術は不可欠だ。

そういう部分で一度持ってクロスを上げるシーンが多かったのは残念だ。
更に言えば、一度持ち直しながら上げたクロスにもかかわらず、特に前半に非常にクロスの精度が低かった事も問題視したい。
そして基本的なパス、トラップが非常にミスが多い。
雑と言っても良い。
この部分こそ前半で非常に「丁寧さ」という事を痛感したはずではなかったのだろうか?

全体の部分では「この試合のコンセプト」という部分に根本的な疑問を感じる。
この試合で「何を試すのか」という部分が明確に見えない。
更には「今の段階でやる部分なのか?」という点でも疑問を感じていて、これに関してはプレシーズンマッチで緘口令が敷かれていたので書かなかったが、何故に仙台や大宮の試合で「今の段階でまだココを試すのか?」とずっと思ってきていたが、それと同じ事をまたやろうとしているのではないだろうかという一抹の不安を感じる。
例えばシーズンの前半で「人を集めたのに奪いきれない」という守備の部分の課題を試さなければならないのに、このレベルの相手に、こういう内容の試合を、こういうアプローチでしている事に疑問を感じる。
まあ、そこら辺は明日が休みだから多分詳しくまとめて書くが。

兎に角、次は控えでもいいからせめてJ2レベルの相手に「ベストでやって、しっかりコンセプトを固めて試合をした上で今はココが出来て、ココがやりたいけどこういう理由で出来てない」という部分を明確に出来る状態にすべきだ。
仮組みでの「試運転」でなく本組みで動かしての「確認作業」のブラッシュアップの段階にもう入っている。
シーズン再開まで、もう半月しかないのだから。
シーズン開幕前同様に、あまりにも悠長に構えすぎだ。

こうやって書いてる間にも、どんどん、ど~んどん出勤前の仮眠の時間が削れていってるので、簡単で雑で言葉足らずな感想だが今日はここまで。

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観戦終了

2013年06月09日 | 日記
練習試合は前半と後半で内容が全く違うのが、そのまま結果になった
そして私は今日も急遽勤務になったので感想はまた時間があればにする

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弾切れと弾詰まり

2013年06月08日 | サッカー
仕事前の一眠りの時間を少し割いて、今日の練習の感想を簡単に書き残したい。

今日の最後の実戦形式の練習で攻撃部分で気になった事だ。
例えば1本目の相手をアタッキングサードの中に押し込んだ時にソコから攻撃が続かなかった部分。
コレはアタッキングサードの入り口でマンシャと、もう1人は宮沢かな?が横に並んだ状態でセットしていたからだ。
あの段階で、あの低さにボランチが2枚並ぶのは良くない。
必ず段違いになり、片方がもっと高い位置に入るか、それか片方がその高さより更に低い位置にいてもう片方の、それでもやや低い位置のボランチにボールが戻された時に後ろから巻いて縦に入っていけるように準備しとくかになる。
その前後にもマンシャが最終ラインのカバーリングに入って攻撃に活かせてない部分を監督が気づいてゲームを止めるのだが、この段階の時にも押し込みきった状態なのに後ろに中央から逆サイドまで合わせると4~5枚残っていて更にソレを呼び込む動きも出来ていないという状況で、「まあ、止められて当然」という状態だった。

もう一つがオレンジと青で状況を入れ替えた2本目。
ここでも相手を押し込みながら、攻め手を欠いて縦に当てる1本を狙いながらアタッキングサードに入った辺りでボールを横に回し続ける「攻め手を欠いた」状態が続いた。
何が悪かったのか?
相手を押し込めているのに何故手詰まりになったか?
前の部分で「後ろが残ってた」と書いたのに比べてこの状況では前に充分な人数が入っていたし、左右にボールを振れたという事は両サイドもしっかり高い位置に張れていたという事になる。
だが今回は「多くが前に張り付きすぎた」という部分に問題がある。
数年前のサッカーなら、あの位置で回しつつ真ん中の選手にクサビを当ててソコを基点に選手をねじ込ませる方法は主流と言って良かった。
ただ数年でサッカーは「中央のクサビ」さえ簡単には許さないというシビアでタイトな状況をより強くした。
それは今回のオーストラリア戦でペナエリア近辺の本田をポイントに縦に香川がワンツーで飛び込んでくるという「良い攻め」を日本が何度も見せながら、その守備の密集が少しでも香川のスピードを弱めると得点までは中々結びつかなかった事に似ている。
コレは今年でなく昨年のチャンピオンリーグでバルサを破ったチェルシーの対応にも似ている。
まあ、その部分は興味が在れば昔の日記をリンクしとくから目を通して頂きたい
その結果、今のサッカーは2列目の選手が前の選手にワンツーで当てて入ろうとしても相手のDF選手を効果的に動かす事は難しいという考えが主流になっていると思う。
ソレよりは後ろに戻してサイドを変える時に受けたボランチが上記の「前に当ててワンツーを狙う状態」も作りつつ、ソレで警戒した守備選手を中央に寄せた状態で、3列目や最終ラインのサイドという後ろから「フリーで上がってくる選手」を使って、その選手へのマーカーの対応を相手に迫る事で相手の守備を動かす、マークをズレさせる事が主流になっているのではないだろうか?と個人的には思っている。
つまり今日の練習での状況の問題点は全員が攻撃意識が強いのは良いが、前に張り付きすぎて後ろから呼び込める選手が居ない「弾切れ」の状態になっていた点、その「循環性」という部分での問題点だと個人的には感じている。
そしてコレも前の問題と同じで、「後ろから、どうフレッシュな選手を呼び込むか」という問題と一致する。

何故、最初の攻撃が失敗した後にソコから押し込んだ状態で厚い攻めの構築が出来ないのか、波状攻撃として続かず単発に終わるのか?
何故、押し込んだ状態から「ロングボールでなくグラウンダーでの」サイドチェンジを安全にできる方法を確立させる必要があるのか?
何故、かつての「ポストというポイントのサッカー」から、今のサッカーは「後ろから呼び込む」という行為とそれが行われる「場所とタイミング」が重視されるようになったのか?

そろそろ時間なので、明日はそういった部分も含めて練習試合の話を書きたい、と、思う、時間と余裕があれば。
では、そろそろ仕事前に仮眠しとくので、今日はココまで。

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今日も今日とて

2013年06月08日 | 日記
仕事上がりの練習見学
椅子があるってスバラチイね
森島が色々盛り上げてるけど、そもそもコーチ陣がウルサイくらいに声を出して上げて欲しいところ

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