さてはて、またもやメインPCが潰れまして、もういっそのこと新品買おうかってかんじです…。毎度こういうときに役に立つのが玄関のWin98。なんか意外と頑張りやさんだ。
で、高橋幸宏氏のSOMETHING BLUE, Extra@ICCに行ってまいりました。いやー、よかった。とにかく1500円だからね。それに1ドリンクつき。素晴らしいね。偉いよNTT。
しかしライブ直前にトラブル。チケット無くす。馬鹿だね。で、ひょっとしたらと思って受付に行ったら、心優しい方が拾ってくださったらしく、ありました。いやはや既に開場していて、もう結構人が入ってるみたい。整理番号早かったけどこの一騒動でかなり後になってしまった。嗚呼、前のほうで幸宏氏を拝みたかった…。
ビール飲んで良い気分。酒なんて久しぶりだなー。さて、いよいよライブが始まる。みんな床の上に体育座り。ケツが痛い。腰が痛い。まずは前座のハースペースホリデイから。会場の音響があまりよくないなあというのが第一印象。だいたい会場が悪いよなあ。声は通らんし、ベースなんかこもっちゃってて、ありゃたぶんPAが悪いね。ハースペのビアンキさんは途中機材トラブルやらピッキングミスがあった。歌はあまり上手くないみたい。曲も特にこれといったところなし。でもドラムの人は良かった。大変がんばっていたよ。いいねえ。女性なのかな。判別不能。
さて、前座終わって腰が痛い。いよいよ幸宏氏登場。In Cold Queue以外全部新曲。もうほとんどインプロビゼーションなんじゃないかな。スティーブ・ジャンセンはホテルに篭って曲作ってたとかいってたなあ。虫の声をモチーフにした曲からスタート。うーん、秋だねえ、と。MCでここまで7曲ですって言ったときはびっくりしたなあ。曲が繋がってるから切れ目がわからん。VJは曲とかなりマッチしてた。電車がテーマ(たぶん)になってる曲がよかったなあ。グリッチノイズが気持ち良い。重低音も使い方がほんと上手くて、心に響きますなあ。
また、サポートメンバーが素晴らしい。高野寛のギターが最高。あと、東京シャイネスにも出てた、高田渡の息子高田漣さん。ペダルスティールにエフェクトかけまくり。良い仕事してる。で、おなじみの権藤さん。ユーフォニウムやピアニカがよかったなあ。そして、やっぱジャンセンだね。存在感があるねえ。かっこいい。でもほとんどPCとにらめっこで、MIDIキーボード使ってたから、ほとんど目立たず。幸宏氏と歌ってほしかったな。ちと残念。
アンコールはきましたよ、CUEです。絶妙なアレンジだ。幸宏氏のボーカルに高野氏のギターとコーラスが絡む。スティールとユーフォの掛け合いも見事。これで1500円は安すぎ。素晴らしい演奏だった。欲を言えば、もう少し前座短くして、あと、BLUE MOON BLUEから数曲やって欲しかったね。生ドラムもやって欲しかったなあ。
てなわけで、ライブ終了。さっそく機材チェック。ビアンキさんと幸宏氏はマイコル使ってるね。おなじみのチュッパチャップスつきサンプリングパッドドラムやカオスミキサーもあった。スティーブはよくわからんけどたぶんMIDIキーボードだ。高田さんのスティールの上見たらほんとエフェクターだらけでたまげたなあ。権藤さんはノード使ってた。あとサンプラーかな。機材眺めてたら、ハースペのビアンキが会場にきていたんでサインしてもらった。実際近くで見ると結構痩せてるな。この人メガネのせいかオタクぽい。近くにはドラムの人が。かっこいいなあ。外にはベースやってた黒人さんもいた。
サイン中のビアンキさん。腕のはワカメじゃなくて刺青。
てなわけでですね、なんとも幸せな夜でした。ほんとこれで1500円は安すぎだ!いやはや幸宏氏やジャンセンは年取ってもかっこいいね。私も年取ってどんどんかっこよくなりたいもんだ。そして、良い音楽聴くとまた悪い癖がはじまる。よし、バンドやろう!…はあ…。