8/31~9/1で寿都小学校5年生の宿泊体験学習がありました。
1日目の午前中はブナ林散策。
歌才ブナ林は遠足で行っているとのことで、今回は添別ブナ林へ。
添別は歌才に比べて若いブナの木が多く、爽やかな印象を受けます。
セミの抜け殻等夏の名残りを感じる一方で、アキノギンリョウソウやいろんな種類のキノコが秋の訪れを告げているようです。
カタツムリを見つけて「ツブに似てる~」と港町の子らしい感想もありました。
この日は快晴で暑かったですが、ブナ林内は涼しく気持ちいい散策でした!
午後はウエットスーツに着替えて朱太川へ。
生きもの探しではハゼ類やモクズガニ、今回はヤツメウナギも採れました。
折角ライフジャケットという体を浮かせる道具をつけていますので、今回は直に川の流れを感じながら下ります。
水面と同じ目線から見る空や岸は、穏やかでキレイです。
帰りは自然学校の横につながる支流を歩いて戻ります。
夕方は野外炊爨でカレー作り。
隠し味用の調味料を、炒める前の肉にすりこむなど工夫が見られました。
うまし!
食後はお泊りの準備をして、自然の家へと向かいました。
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2日目も良いお天気です。海日和!
移動中に子どもたちと話をしていましたが、寿都住みだけど海あそびは島牧に行くという子が数人いました。
この機会に地元の海も魅力満載!ということを感じてほしいですね。
まずは足のつかないところで浮く練習…と思いきや、堤防の内側の水中に透明の小さいトゲのようなものが漂っていました。
どうやらウキツノガイという浮遊性の貝の一種らしい。
殻はもろいですが、トゲの先端は刺さることがあるので注意。
ブナ林でカタツムリが貝に似てる~という声がありましたが、改めて海の貝を観察。
カタツムリも貝もアメフラシも同じ仲間なの~~!とビックリ!
怖いけれども飛び込みチャレンジ!
いろんなことに挑戦して自分のできることを増やしていくのは大切なこと。
怖くて飛べなくても、それは本能で体が自分を守ろうとしている事、それも大事。
海から帰ったら、部屋や廊下をきれいにお掃除してくれました。
お隣同士の町なので、またどこかで会うかもしれません。
ここでの体験から地元の魅力を感じるきっかけになればいいなと思います。
(くま)