| ◇R
O―――Q S V
/ \ / |
P ―谷―T―U― W
| X
イ | ◇
ロ | \
| | ◇
ニ―ハ \
| \
| Y /
―ホ / Z
凡例:
「|」「―」「/」「\」:踏み跡が明確な区間及び、踏み跡は不確かだがテープ目印の誘導するルートが明確な区間。
「‥」と「:」:踏み跡が不確かでテープ目印もない区間。
谷:小さな涸沢を渡る箇所。
ガリ;この付近によくある、谷とも言えない草付きの溝状の地形(ここではガリと呼ぶ)を渡る箇所。
◇:「保安林」という文字のある黄色い標識。榛名山では古い道沿いに建てられていることがあり、スルス峠の道沿いにも3本発見できた。なお、クタビレ爺イさんによるともう1本あるようだが、私は発見できなかった。おそらく図1の「K地点」付近と思われる。
青字:「スルス峠」から「右京の泣き掘り(右京の無駄掘り)」及び「ガラメキ温泉」に至る現行の道。青い目印テープと、赤系の色で光を反射する目印テープが多い。
O:現行道が青い目印テープで左折して夕日河原A渓谷へ直進するのに対して、右斜め前に曲がる踏み跡がある。
緑字:現行道でも古道でもない踏み跡や印の付いているルート。
P:踏み跡はすぐに不確かになり探索できなかった。
Q:現行道が夕日河原A渓谷の右岸の段差を下って河床に到達する。幅の広い涸沢であり、徒渉点は僅かに上流にある。
赤字:私が探索できた「スルス峠の道」。
R:現行道の徒渉点。右岸に「保安林」という文字のある黄色い標識や、青と黄色の目印テープがある。古道の徒渉点であるC1はここより上流ではないかという説もあるが、「R」地点からは現行道と古道が一致すると思われるので赤で表記する。
S:道の左側に炭焼き窯跡がある。
T:丁字路だが左折する踏み跡もあるので十字路に見える。
「丁字路」「炭焼き窯跡」「夕日河原A渓谷」は下のクタビレ爺イさんのブログの中ほどに写真がある。私のブログとは逆に下から上に進んでいる。
U:右岸が崩れている谷。対岸には斜めにスロープ状の道がついている。
V:夕日河原B渓谷(涸沢)を回り込みながら渡る。(今昔マップでは等高線1020-1030m)
W:ガリの中を通っている。
X:右側に植林帯が現れるころから道が太くなる(道が今も林業で使われているからと思われる)。間もなく道の左に赤とピンクの目印のテープがあり、「ハ地点」への下降点を示している。
Y:「X地点」から長い距離を下り、「Z地点」を目視できるほどの間近にある三叉路。右は風穴への道(今昔マップでは二重破線)だが、すぐに植林帯の中に入るので辿りにくいと思われる。もし辿れれば下のクタビレ爺イさんの迂回路以上に近い、県道28号からガラメキ温泉への最短コースとなるのだが。
Z:相馬山と鷹ノ巣山との鞍部(前述のように私は「プリン掬い峠」と呼んでいる)。探索できたのはここまでだが、以降も明確な道が続いているのが見えた。なお、今昔マップでは等高線890m付近で沢(前述の「詳説デ・レイケ堰堤ガイドブック」では「中河原」と呼ぶ)を渡渉して以降は現在の地形図に表示されている車道(現地では未舗装の林道)とほぼ一致する。
イロ間:
クタビレ爺イさんの別のブログの中ほどにあるように、
ヤブ化していて探索では辿れなかった。
ハ:「X地点」から植林帯の中を南南西に一直線に降ると夕日河原B渓谷(涸沢)の左岸に出る。渡って右岸の土手を登る青い目印を辿ると「ニ地点」。
ニ:イロ間を下ってきた道と、「ハ地点」から土手を登ってきた青い目印が出会う。
ホ:右岸の土手の上をしばらく下流に行くと、目印は右折して夕日河原A渓谷とB渓谷の間の一段高いヤブに覆われた地帯を横断する。青い目印に従ってA渓谷の左岸の土手から降ると、正式には夕日河原4号堰堤というデ・レイケ堰(デ・レーケ堰)がある。