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好きなことがたくさんあると毎日の暮らしがちょっと幸せ。好きなこと、好きな人について語る気ままな日記です。chiharu 

韓国マリーアントワネット<あらすじ&感想2幕>追加あり

2014年12月23日 | Musical

追加分は赤色で書いています。

2

2-1  印刷所

 ・ He Is King Who Controls The News / オルレアン公
 세상을 지배하는 법(世の中を支配する方法)Illusionen(独)

いきなり最初からオルレアン公ソロが来た~~~!
下手の階段上で歌い始めて、途中で降りてきますが下手席おいしいです~。
下手の前の方だと生声が聞こえてきて大迫力。怖い顔~~~。
ジュンヒョンさんお得意の向きを変えるときのキビキビした仕草も炸裂。

歌の途中、エベル―と契約書を交わしていますが、韓国の友人に内容を聞いたら
エベル―がオルレアンに協力して新聞を作ること&報酬についての契約書のようです。
オルレアン公がサインをした契約書をマルグリッドが取り上げて胸にしまい込みます。
(このシーンは覚えておくといいです!)

ラストの歌い上げも、ジュンヒョンさんの高音はいつも余裕があって心配がないし
気持ちいい~~~!2部の最初にソロが終わってしまうのが惜しい・・・

そうそう、私はいつもこの曲の時、ジュンヒョンさんの姿に釘付けで
全くバックを観ていなかったのですが、友人がこの曲の時に背景に流れる絵が
子どもに見せるには良くないと言っていたのですよ。
(子どもが結構多く観に来ている日もあったのですが)
それで、注意して観てみたら、かなりエッチっぽい風刺絵が流れていました。
前の方の席だとはっきり見にくかったのですが・・・


2-2  小トリアノン宮 居室

 ・ The Only Thing I Ever Did Right  / マリー、フェルゼン
 단 하나 후회 없는 일 (ただ一つ後悔のないこと)愛したことだけが

部屋で一人、寂しそうにフェルゼン宛に手紙を書きながら歌うマリー。
途中から、下手階段上に立つフェルゼンの歌が重なっていきます。
伸びのあるフェルゼンの声が美しく響きわたる曲でした。
そして、ソヒョンマリーはこの曲でも、ラストオクターブ上げのクリスティーヌ仕様でした。(笑)

   

2-3  ヌの土手

  ・Women Of Paris!  / マルグリッド、オルレアン公、En 
 파리의 여인들이야! (パリの女たちよ!)金が決め手

オルレアン公たちと一緒に作った悪い噂の新聞をばらまくマルグリッド。
洗濯女たちに、「女たちで一緒にベルサイユへ行こう!」と誘いかけますが、
洗濯女たちはそんなことをしても無駄だと、聞く耳を持ちません。

そこへ、助っ人、オルレアン公登場~。
「一緒にベルサイユへ行こう、そうすれば、お金をやるぞ!」と、お金をばらまきます。
すると、コロッと変わってみんな行く気になり、男性も女装していました。

 

2-4  女王の

  ・God Cares For All   / マダムランバル
  신께선 모두를 돌보세요 (神が全て助けてくださる)神は愛してくださる

  
子どもたちが怖がってランバル夫人と一緒にマリーの寝室へやってきます。
子どもをベッドに寝かしつけると、不安そうなマリーにランバル夫人が優しくこの歌を歌ってくれます。 
ランバル夫人役の方はとても優しい雰囲気が似合う方で、この曲も綺麗な曲だし、
歌も普通にお上手でしたが、なんとなく、もう一つインパクト欲しい感じだったかなぁ。

 

 ・Onward Brothers  / En
 전진하라,자유를 향해! (前進せよ、自由に向かって)我らは兄弟

部屋にルイ16世がやってきて、女性たちがベルサイユに向かってきていることを告げます。
ついに、部屋に民衆たちが侵入して来ますが、ルイは逃げようとはしません。
ルイはマリーに子どもたちを連れて逃げるように言うのですが、
マリーは王のそばにいると言って残るんですね。あれだけフェルゼンを愛しているのに、
王妃としての自覚が強いのだなと少し驚きます。

そこにオルレアン公もやってきて、彼が革命派の味方だということも知ることになります。
ルイがオルレアンの手を握って何か話しているのですが、何を言っているのかわからなくて残念~。

ルイは、オルレアン公の手を取り
「あの人たちはオルレアン公の話は聞くようだから、
彼らにこの宮殿から出ていってくれと言ってください・・・」と言うけれど、
オルレアンは手を引いて拒み、国民議会で、王と家族がベルサイユを離れパリに移住し
オルレアンの保護下にいるように命令した、と話します。

 
しかし、オルレアンは冷たく、王と家族たちをパリへ移送することを告げます。

    

2-5  モンゴル 皇帝ショップ

 ・We Go With The Flow  / ローズ、レオナール、En
 흐름에 따라 살아가! (流れに従って生きて行く)

王妃御用達だったデザイナーの二人も、仕事がなくなって落ち込んでいる様子。
言葉がわからないせいもあるかもしれないけれど、ちょっとこの場面は
退屈気味になってしまいました・・・

 

2-6  ジャコバンの修道院

 ・Reign Of Terror  / エベル―、オルレアン公、ロベスピエール、マルグリッド、En
공포 정치 (恐怖政治)恐怖政治

私、何を隠そう・・・(笑) 私、この音楽が大好きでワクワクしちゃうのです。
イントロ・・・
「ドーレミファッファーミレー ミッミッーレドー レッドッシー
ドーレミファッファーミレー ミッレドレッドシド! じゃーん・・」っていう。

わかります?(笑) (↑ちなみに、ハ短調なので、ミは♭つけてね。(笑)
すごく難しいリズムで最初、え?これ何拍子?変拍子?と思うくらいに取りにくいリズム。
4拍子だと思いますが、何とも言えないシンコペーションが続く
割り切れない感じのメロディが妙に面白く感じて、あぁ~~~リーヴァイさんたら天才!
楽譜見てみたい!という衝動にかられます。

上のメロディがずっとバックに流れていて、どんどん転調していくのも面白いし
マルグリッドが歌うメロディがまた、伴奏に合ってるのか合ってないのか
よくわからなくなるような難しいメロデイで、そのわけわからない感じが逆に心地よい。
・・・って自分のツボを熱く語りすぎですね。(笑)
でも、この曲本当に、拍子をとるのも難しいですよ。試してみてください。

さて、舞台は・・・ 
ジャコバン党が結束しているところへ、
マリーを監視するためのいい提案があるとオルレアンが現れます。

「あんたは王政側の人間だろう」と非難されますが、
「いや、自分はもう君たちと同じ市民だ、今から ルイ・エガリテと呼んでくれ・・・」と言います。
(エガリテとは、平等という意味があるそうですね)

そして、マリーに付いてスパイする人物として、マルグリッドを紹介します。
女なんていつか同情するかもしれないし、信用できないという批判もでますが
マリーの意気込みを見て、みんな彼女がマリーのスパイになることに同意します。

   

 

2-7  テュイルリ

 ・Hate In Your Eyes  / マリー、マルグリッド
 증오 가득한 눈 (憎悪に満ちた目)

   
マリーの小間使いとなったマルグリッド、早速勝手に机の中を調べています。
マリーに見つかり、何をしているの?と口論になり、この対決ソングが!
はっきり歌詞の内容がわからなくてもどかしいですが、それぞれの自分の立場を歌って
いるような気がしました。
この曲は題名は違いますが、Enough Is Enough  のメロディのアレンジでした。

歌の内容としては
マリー 私が何か間違ったことを?
マルグ 私たちを惨めにした
マリー それは私の選択ではない
・・・など、お互いに理解はできないという心情をぶつけあう内容のようです。

ジュヒョンVS ゴンジュペアよりも、ソヒョンVS ジヨンペアがより激しい対決に感じました。
最後に二人が顔を突き合わせてにらみ合うのですが、
その距離も近くて火花バチバチですごく迫力がありました。
観れなかったジュヒョンVS ジヨンペアだとどうなのか?気になります。



・All I Do (Repr.)   / マリー、フェルゼン
 내가 숨쉴 곳 (私が息つける場所)すべてはあなたに

フェルゼンが訪ねてきます。脱走の計画を持ち掛けたようです。

    
・ Why Does She Have More Than I?(Repr.) / マルグリッド
  왜 너만 행복할까? (なぜあんただけ幸せなの?)なぜ

マルグリッドは、
「♬あなたが愛するマリーのように私の手は綺麗ではなくて
いつも彼女だけ愛される・・・ 」と、マリーと自分のあまりにも違う境遇について歌います。

   
フェルゼンとマルグリッドが何か話しているのですが、よくわからない~。
この二人が絡むシーンが何か所かあるのですが、
はっきり話の詳細がわからなくてもどかしいです。

フェルゼンはマルグリッドに このように話します。
あなたは外見と違う人だ、助けてほしい・・・
あなたは愛される資格が十分ある人だ、あなたを信じる・・・
今、あなたが考える正義とは違う・・・
マルグリッドは、私を信じるですって?とちょっと気持ちが混乱している様子です。

私は、フェルゼンがチョコチョコとマルグリッドに絡んでくるのは何故だろう?
ただの同情や優しさからなのだろうか?とちょっと不思議だったのですが・・・
色々教えてくれた韓国の友人は、フェルゼンが優しいとは思わないと言います。
ただ、マリーを助けたいがために、マルグリッドに近づいて色々となだめるような言葉を
言っているように感じると・・・
なるほどね、そう考えると、またフェルゼンの見方も変わってきますね。

    

2-8  

・The Flight  / ルイ16世、レオナール、En
탈출 (脱出)

フェルゼンの誘導でマリーとルイたち家族が脱走を試みるも、失敗。
このシーンは影絵で馬車が映りアンサンブルさんが歌で説明する感じで
それほど詳細には描かれてなくて、ルイがお金を払った時にあっさり見つかって
つかまってしまいました。
お金にルイの肖像画があったために顔がわかって・・・ということでしょうか。

   

 

2-9  タンプル宮殿

・ Why Can’t I Just Be A Smith / ルイ16世
난 왜 나다운 삶 살 수 없나 (はなぜ私らしい人生を生きられないのか)もしも鍛冶屋なら

タンブル塔に移された家族。ルイが子どもたちを可愛がり暖かい空気が流れています。
家族を守れない自分を悔やみ、しっとりと歌う良い曲ですね。
ルイ16世役のイ・フンジンさん、ルックスがどうもコメディ路線なのですが(すみません)
この歌はお父さんらしい愛情に満ちて、綺麗に歌い上げていていました。

友人のランバル夫人が外へ出ていきます。
子どもたちも、外へ出たがりますが、マリーはなだめて子守唄を歌ってあげます。

 

・ Turn,Turn(Repr.)   / マリー、マルグリッド
  훨훨  (ゆらゆら)流れ星のかなた

子守唄の1番、2番を歌うマリーに続いて、3番をマルグリッドが口ずさみ二人の声が重なります。
驚き、なぜこの歌を知っているの?と尋ねるマリー。
亡くなった父が良く歌っていた歌だったと答えるマルグリッド・・
うん?・・・ということは?と、血の繋がりをチラっと疑わせる場面ですが
この時は特に何の追求もしないですね。

マリーがマルグリッドにお願いがある、とフェルゼン宛の手紙を託します。
同じ女性としてお願い・・・と言っていたようなので、
内容はラブレターよ、ということを意味しているのでしょうね。
(本当はラブレターではなかったのですが・・・)

突然、外が騒がしくなり悲鳴が・・・外では暴動が起きていて、
なんと、さっき外に出ていったランバル夫人の首がさらされているようでした、
気絶しそうなマリー。革命派のマルグリッドもあまりの残酷さにショックを隠せない様子です。

   

2-10  タンプル宮 通り

 ・Onward,Brothers   / En
전진하라,자유를 향해 (前進せよ、自由に向かって)我らは兄弟

オルレアン公が現れて、ルイ16世を裁判にかけるために連れ去っていきます。

・Life Has Made You Hard And Bitter   / フェルゼン
그대 안의 다른 그대 (あなたの中の別のあなた)百万のキャンドル(同メロディ)

この曲の「あなた」というのは、マルグリッドのことで、彼女に向けて歌っています。
「あなたが信じる正義というのは、ただ漠然とした憎しみだ。
しかし、あなたの中には他のあなたがいる・・・」
というような感じで、やはりこれもマリーを助けたいがために
マルグリッドを味方につけようとしている風にも聞こえますね・・・

 

フェルゼンがマルグリッドを呼び止めて話をしますが、
マリーに会わせてほしいと頼んでいたのかな?

やはり、マリーに会わせてくれと頼んでいますね。

この歌の後でフェルゼンが、「君の父親が誰だかわかった・・・」みたいなことを言って
「マリーテレジアの夫・・」という言葉が聞こえたのです。
小説や日本版MAでも、そこまではっきりマリーとマルグリッド姉妹説を語っていなかったと思うので、
ちょっとビックリしました。
それを聞いたマルグリッドは何言ってるの?みたいな感じで怒っているようでしたが
実際、どこまでその言葉を真に受け止めていたのか、よくわかりませんでした。

そして、マルグリッドがマリーから預かっていたフェルゼン宛の手紙を読み上げます。
その内容はラブレターではなくて、援軍要請を命令する政治的な手紙でした。
この前後の会話がよくわからないので、もどかしいのですが、マルグリッドは
フェルゼンをマリーに束の間、合わせてあげるチャンスを作ってあげます。

フェルゼンが、噂によれば、マリーとマルグリッドの父親が同じだと話すと
マルグリッドはフェルゼンがマリーを助けたいからそんな話をしたのだ、と考えたようです。

そこで、マリーが手紙を読み上げますが、その内容はラブレターではなくて
プロシア、オーストリアなど3か国に助けを要請する手紙でした。
軍隊を送ってフランス革命軍を攻撃してフランス王政を再び立て直してほしいという・・。
マルグリッドは、
この手紙がフェルゼンとマリーを裁判所に渡すことができる証拠だ・・・と脅すように言います。

(もうこれ以上、マリーを助けてくれと言うなという意味で)
フェルゼンが、なぜマリーはその手紙をあなたに渡したのか?と言うと
それは、私たちが同じ歌を知っていたから・・・と答えて
ちょっと、そうなのかな・・・?と考えるような感じになります。

 

2-11  タンプル宮殿

 ・Turn,Turn (Repr.2)  / マリー
 훨훨 (ゆらゆら)流れ星のかなた

真っ白な白髪になってしまったマリーの姿に驚くマルグリッド。
あの手紙はどうしたの?みたいなことを話しているようでしたが、話の詳細がわかりませんでした。

マリーが、マルグリッドに
おまえもルイが処刑されるところに行って、歓呼して叫んだのか?と泣き叫びます。
お前が私の手紙を裁判所に渡したからルイが殺されたのだと言います。

マルグリッドは、 違う、ルイは正当に裁判を受けてその結果死んだのであり
自分は手紙を渡さなかったと言って、その証拠にフェルゼンを部屋に入れてあげます。

フェルゼンをそっと招き入れるマルグリッド・・・

・And When We Cry(Repr.)  /  マリー、フェルゼン
 눈물로도 가질 수 없는 그 꿈 (涙でも持つことができないその夢)

束の間の逢引。
フェルゼンの姿を見て泣き崩れるマリー。
フェルゼンはまた脱走計画について話をしたみたいでしたが、
子どもたちと一緒は無理だということで、マリーは拒否したよう。

数分もたたないうちに、オルレアン公がやってきて慌ててフェルゼンはその場から離れます。

 

 ・Taking Away Her Son / エベル―、オルレアン公、マリー、マルグリッド、ルイシャルル
왕자를 데려가겠다 (王子を連れていく)

オルレアン公は今度は、王子シャルルをマリーから引き離して連れて行こうとします。
必死で抵抗し、それだけはやめてと懇願するマリー、
マルグリッドも見かねて文句を言いますが
容赦なく王子を連れ去っていく冷徹なオルレアン公~~~。

最愛の王子まで引き離されて心底ボロボロになったマリーが涙々で歌うのがたまらなく涙を誘いました。
メロデイは確かThe Only Thing I Ever Did Right(愛したことだけが)だったと思います。

 

2-12  フランス最高裁判所

 ・The Trial  / ロベスピエール、エベル―、マルグリッド、En
  재판 (裁判)

 

裁判シーン。
マルグリッドはマリーから手紙を受け取ったか?と問われ
かなり悩んだ末に、結局はマリーをかばって、アニョ(いいえ)と答えます。 
その答えに激怒したエベル―とオルレアン公。
オルレアン公がエベル―に何か指図しているのか、耳打ちしています。
そして、エベル―は新たに滅茶苦茶な告発を始めます。
それは、マリーは子どもをベッドに入れているという近親相姦の罪としての告発でした。
本当にひどいですよね・・・そこまでするか!
マルグリッドは「子どもが怖がったからベッドに入れただけだ」と反論するものの、
聞き入れられません。                 
           

最後にマリーが自分の意見を述べるときに 歌う曲が 歌詞はもちろん違いますが
Why Does She Have More Than I?(なぜ)のメロディだったと思います。
この曲は、マルグリッドがマリーの贅沢な暮らしを恨むように歌っていたもの。
最後の時に、この同じメロディを今度はボロボロになったマリー自身が歌うというのが、
なんとも悲しいような気がします。

歌詞がですね・・・「何もわからない子どもを利用して 嘘の話を作って・・・」というのが
聞こえたのです。それで、もう涙が止まらなくなりました。
やはり、歌詞が少しでもわかると感動も倍になるなぁ・・・

しかし、涙ながらも凛として
「私は マリーアントワネット・・・マリーアントワネット」と歌うその姿は王妃らしい立派な姿でした。

しかし、どうあがいても、結局はマリーは死刑・・・決まっていたことですね。

 

2-13  革命の

 ・Her Head Must Roll!  / マルグリッド、En
우리는 원한다 그녀의 종말을 (私たちは望む、彼女の終末を)

かなりみすぼらしいリヤカーでマリーが処刑台の元に運ばれて来ます。
あのキラキラドレスで華やいでいたマリーアントワネットの最後の姿がリヤカーとは、
あまりにも憐れで見ていても切なかったです。

リヤカーから降りるときに、転んでしまい動けないでいるマリー。
その手をそっと握って起こしてあげるのはマルグリッド。
そこには友情が芽生えているように感じました。

「コマウォ・・マグリッド(ありがとう)」
・・・と言うソヒョンマリーの声が、あまりにも太く低い声で別人のようでした。
特にソヒョンさんはいつも明るく高めの声だったのでそのギャップに驚いて
とても印象に残る哀しい「コマウォ・・・」でした。

深くお辞儀するジヨンマルグリッドの姿も悲しくて・・・。

そして、処刑台へ・・・
ギロチンの刃が降りるところで、幕が降りて音と影絵のみで表現・・・・
日本版では、ギロチンシーンがかなり気持ち悪かったと聞いたので
はっきり見せなかったのは良かったかなと思いました。


 ・Marie Antoinette(Repr.)  / フェルゼン、En
마리 앙투아네트 (マリーアントワネット)

一幕冒頭で歌われたフェルゼンの歌が再び・・・

  

マルグリッドが裁判官にもう一度問われて真実を述べます。
覚悟を決めたように証言するマルグリッド。
エベル―とオルレアン公と嘘の話を作ってマリーの悪い噂を流していたことを明かし
その証拠を提出。(たぶん、エベル―とオルレアン公が交わした契約書だと思うのですが)

マルグリッドの裏切りに慌てふためく二人・・・。
そして、結局逮捕されるエベル―とオルレアン公・・・
あ~~~ それまでかっこよく決めていたオルレアンが最後はジタバタとかっこ悪い姿に・・・
そういう結末だとは想像していなかったので、プチショックでした。 

 

オルレアン公が連れていかれる時に、なにやら叫んでいるのですが・・・
初日から数週間後から、どうもかなり汚い言葉を叫んでいるらしいんですよ。
マルグリッドを罵倒するような・・・。
ジュンヒョンさんらしくない言葉で、嫌だわ~とファンの方たちが洩らしていたので
どういう言葉なのか気になったのですが・・・あまり教えたくないようです。(笑)

・ How Can We Change The World 
 우리가 꿈꾸는 정의는 무엇인가 (私たちが観る正義とは何なのか)
マリー、マルグリッド、フェルゼン、オルレアン公、マダムランバル、ルイ16世、エベル―、En

ラストは順番にキャストが歌いながら出てきて全員集合。
ただ、この最後の曲の印象がイマイチなのがちょっと残念です。


そして、座席ですが、2列15番で観たとき、前すぎて後方にいる時の
オルレアンの姿が全く観えなかったのが哀しかったです。(-.-)
オルレアンファン的には、3列の17番~センターあたりが良かったかも。
全体を観るには、もう少し後ろの方がいいかとは思いますが。

 

 

カーテンコール

 

それぞれのキャストが出てくるときに、キャストの歌う音楽が流れるのがいい!
やはり、声援は主役の二人はもちろんですが、フェルゼンに黄色い声が上がりますね!
私が観た時は、毎回、スタオベでした。

キャストが去った後にオケだけのエンディングがありますが、
やはり、韓国の方はどんどん帰りますね~。
余韻を楽しみたい私はなるべく最後まで聴きます。
可能なら、オケピの方まで行って覗き込んでみたりして・・・

韓国は女性指揮者が多いですね。かっこいいです。
分厚いスコアを目にして、
あ~あの素敵な音楽があのスコアにびっちりと詰まっているのだな~
あのスコア欲しいな~
なんて思いながら最後まで音楽を聴き、オケの方たちにも拍手を贈ってきました。

 

     ★2幕 終わり★

   

本当に、私、マリーアントワネットの音楽っと作品が、気に入りました。
こんなに力を入れてレポを書いてしまったのも、自分がこの作品にかなり思い入れが深くて
詳細まで思い出して浸っていたかったからですね。

自分で私は最近は作品主義というより、俳優主義な傾向が強いな~と思っていましたが
今回は、自分でも想像していた以上に作品にはまったようです。

どうか、ライブCDが発売されますように!

   

そして、今まで韓国で何作品か観てきて、
いつも韓国語のわからない部分をもっと詳しく知りたいと思うのは常々でしたが、
今回は、いつもにも増してわからないことが悔しくてたまらなかったです。

 ・・・ということで、韓国語の勉強、もっと頑張らなくちゃ~。

 

   

滅茶苦茶長いこんなレポを最後まで読んでくださってありがとうございました。

やっと、宿題が終わった感じ・・・。

でも、まだやりたいことがあるのです。
ネットで拾った韓国語の歌詞やセリフ、パンフレットに載っていた歌詞の断片を訳したい!
年内、まだまだMAモードが続きそうな私です。

   


18 コメント

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Unknown (ななやん)
2014-11-30 17:31:32
素晴らしい!!
韓国語が分からないので、そう言うことを言ってたのか~と大変参考になりました。
ありがとうございます!!
Re:Unknown (chiharu)
2014-11-30 22:06:25
ななやんさん

次回観る時の参考になったなら何よりです。
MAが始まってちょうど一カ月ですね。
皆さん、進化してるでしょうね~。
すばらしい!! (aro)
2014-11-30 23:58:48
chiharuさん☆

いや~すごい☆大作!!
すばらしすぎます!!!
MAよみがえってきました☆
でも私は忘れてるとこも多くて、chiharuさんの感想あらすじに感動してます!!
これをふまえて、もう一度MA観に行きたいです☆

韓国版はマリーがいい人すぎて、そこにちょっと違和感を感じてたのですが、
言葉がわかればもっと深くこの作品を理解できるだろうにと私ももどかしいです。
素敵な曲も多くて歌を聴くだけでも楽しめるのですが。。。

ジュンヒョンさん素敵でした☆
ソロ2曲とifを聴けただけでも韓国まで観に行ってよかったな~としばし夢心地でした。
私も2幕最初のソロはジュンヒョンさんばかり観てたみたいで、
そんな絵が後に映し出されていたとは気づかなかったです(汗)

是非CD作って欲しいな~♪

chiharuさんありがとうございます☆本当感動しました!!
ありがとうございます (chiharu)
2014-12-01 00:19:34
aroさん
とても遅くなりましたが、数日間パソコンにしがみついてやっと仕上げました。
そんなに喜んでいただけたら、私も嬉しいです。

舞台って本当にその時だけのもので
時間の芸術だから、記憶がどんどんこぼれていってしまうようで、好きなも舞台なら余計に惜しく感じますね。
自分の思い出のためにも残しておきたくて…

私も自分で書き上げてみたら余計にもう一度観たくなってしまいました。

ジュンヒョンオルレアンも見るたびに違うと聞きます。
ソロ曲では情熱的に上着を脱ぎ捨てたりする時もあるとか!
また会いに行きたいですね~
そしてCDも期待してます。
Unknown (和希)
2014-12-01 18:20:53
王妃Chiharuさん

最高のです
Re:Unknown (chiharu)
2014-12-01 22:38:54
和希さん

え?私が王妃ですか?(笑)

ありがとうございます。
Unknown (和希)
2014-12-02 18:35:39
ここまで鮮明に記載されるとは....

王妃Chiharuですよ(笑)

いよいよ週末はモーツァルトです。

が....

CDはMAのみで、たまにヴァンパイアを(笑)

祐様の美声はたまらないです!カラオケで東宝オンリーミュージックを作ってほしいです(笑)
コマオ~ (nala)
2014-12-02 22:50:48
プリントさせていただきました~。明朝機上で拝読、予習させていただきます。ミンオルレアンというのがシャレにもなりませんが、ともかく極寒ソウルに行って参りま~す。
Unknown (chiharu)
2014-12-02 23:05:42
和希さん

そんなにお褒めいただき光栄です。

私は、昔から すごくお気に入りの舞台を観た時は
このように、一場面ずつ追って書くのが好きなんです。
自分でもう一度舞台観てる感じで・・・

そのために、あちこち資料引っぱり出したりして
すごく時間がかかるのですが、
それがまた、楽しい時間でもあります。(笑)

私は明日がM!です。
MAモードから切り替えて楽しまなくては・・・

いってらっしゃい! (chiharu)
2014-12-02 23:10:48
nalaさん

思い切りネタバレですが・・・
参考になれば嬉しいです。

ソウルもグッと寒くなっているようですね。

ミンオルレアンも、観てみたいな~。
楽しい旅になりますように。


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