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晴(ハル)ライフ☆オンザロック

英国、ドイツ、スウェーデンでの暮らしを経て、ただいま日本に一時帰国中。
次なる目的地を決めるべく、奮闘してます(汗)

シンガポール川沿いをエンジョイ!

2006年07月10日 | 旅行記
あ~んなにちっちゃい国なのに、シンガポールにも
“川”があるなんて行くまで全く知らなかった私


しかも、シンガポール川だって
そのまんまやん!みたいな・・・(笑)



でもこのシンガポール川、あなどれないのよ~
(いや、別に侮ってたわけじゃないけどね・・・
観光名物のボートツアーは勿論の事、
このシンガポール川沿いには楽しいスポットが一杯!!!



まずはシンガポールの“近代化の父”である
イギリス人のラッフルズさんの像が立つ
ラッフルズ・スクエア



像を見る限り、このラッフルズさん、
かなりいい男だったのではないかと・・・
いや~んどうせ見つけられるなら、
日本もラッフルズさんに見つけてほしかった~~~(アホや


川をはさんでラッフルズ・スクエアの向かいには、
一番観光客の集まるレストラン街が広がります
主にチリクラブやインドカレー、中華料理、タイ料理の
お店が多く並んでるけど、イングリッシュ・パブやバーも
所々に並んでて、御飯の後に行っても十分楽しめるスポットです!



日が暮れた後、シンガポール川に映る高層ビルの夜景を
見ながらディナーを楽しむのが乙です
(でもやはり観光客目当てだからか、
 どのレストランも味はそこまで美味しいってわけではないみたい


御飯を食べるより、むしろ私は川沿いでビールやワイン、
カクテルを楽しむために利用したい場所かな???


一軒美味しいカクテルの飲めるバーを紹介



ラッフルズ・スクエアのすぐ横にある、
IndoChineという名前のレストラン兼バー
カクテルの種類がとっても豊富です!
写真で左に写ってるのがアブソルート・ヘブン
右のがホノルルという名前のカクテル
どちらもパイナップルの味がきいた、
トロピカルな感じのカクテルでとっても美味しかったです!


ちなみにこのIndoChineというバーは、
シンガポール内に他に二軒ほどあるそうで、
更に驚いたことに、グローバルにも展開してるそうなんです!
ヨーロッパにはドイツのハンブルグにあるとか!!!
知らなかった~~~!
今度行った時は絶対に見つけてやる~~~
(他、マレーシアやオーストラリアにもあるそうです



このラッフルズ・スクエアのあたりから
シンガポール川を北の方へ少し歩くと、
また別のレストラン街が・・・
クラーク・キーです!



こっちは最近できた新しいレストラン街
バーやクラブもたくさんあるので、“夜遊び”に最適・・・フフフ
夜にしか開かないお店が多いので、
昼間行くと結構ひっそりしてます・・・

カフェだけは開いてるけどね・・・



昼間からカクテル・・・じゃなくて、
コレはソフトドリンクですよ・・・(一応、念のため・笑)
ただのソフトドリンクなのに、カクテルみたいにオシャレ


夜になるとライトアップされて、
どんどん人が集まってくるクラーク・キー




実はここ、既にあるレストラン街の対岸に、
今現在も数棟の新しいビルが建設されてます・・・
ってことはだ、来年当たり、もっとたくさんのレストラン&バー、
そしてショッピングモールがオープンして、
今以上に盛り上がること間違いなし!!!



絶対に戻ってやる、シンガポール・・・(笑)

シンガポールの“食”を制覇すべし!~後編~

2006年07月09日 | 旅行記
シンガポールの有名&名物料理や、
ガイドブックで紹介されてる美味し~い料理は、
シンガポール内のレストランやホーカーなら
場所を問わず基本的にどこでも食べれます



がしか~し!!!



やっぱり
コレを食べるなら
あの場所に行って食べるのが一番!!!




っていう物がたくさんあるのも事実・・・





例えば、シンガポール名物のチリクラブ☆




カニをチリソースとからめて調理した、
言わずと知れたキング・オブ・シンガポール料理(笑)


これを食べるなら、イーストコーストへ向かうべし!!!



うちと友達が行った時もそうだったけど、
タクシーに乗って「イーストコーストまで」って言うと、
すかさず「お前さん達、チリクラブを食べに行くんだな?」
と聞かれます・・・(笑)


この時はタクシー運転手のおじ様超オススメの
“ジャンボ”というお店に行ってきました!



大皿に盛られたチリクラブがテーブルにつくやいなや、
うちも友達もしゃぶりつく!!!
しゃぶったモン勝ちです、チリクラブは・・・
(注意:チリクラブを食べる時は、
    白や白っぽい服を着て行ってはいけません!
    とにかく“ほとばしり”ますから、チリソースが・・・笑)



ピリ辛ソースがとっても美味しい一品です!
カニ自体、結構身がしっかり入ったもので満足
(海外で食べるカニって、中身がスカスカのこと多いからね
待ってる間に空腹に耐えかねて他に色々注文すると、
肝心のカニを全部食べきる事ができなくなるので注意(←自分が失敗


ちなみにこのチリクラブ、いくらだったかは知りません・・・
友達の上司様におごってもらったから・・・ムフフ








ここでもう一つ紹介したい「コレを食べるならココ!」料理
ソレは・・・



バクテー☆(肉骨茶)


私の中ではチリクラブを超える一品です・・・
コレを食べるなら、ぜぇっっっっっったいに
Balestier Road(バレスチア・ロード)
行ってください!!!


中でも「発起人~」(すいません、店のフルネーム忘れました)、
で始まる名前のついたお店(一軒しかないのでわかるはず!)の
バクテーがひじょ~~~にいい!!!
何がいいって、スープ!!!
胡椒がしっかり効いたスープ、
これだけでご飯二杯はいけます!!!
出てくる豚肉はリブと普通のぶつ切り肉が選べて、
オススメはリブ・・・
も~~~たまりません!!!

お店で頼むと、スープのおかわりが自由っていうのも嬉しい


写真の奥に写ってる野菜の炒め物もグ~
何ていう葉物の野菜なのかわからないけど、
味は高菜炒めに似ていて、これまた白御飯との相性が完璧



値段はうろ覚えだけど、一人前5~6ドルだったような・・・
(違ったっけ?かばりん?)








「コレを食べるならココ!」という物とは違うけれど、
そしてシンガポールの名物、というわけでも全然ないけれど、
意外にも「世界で有名な洋食レストラン」が
たくさん集まってるのもシンガポール・・・
洋食、つまりフレンチイタリアン
美味しい店がたくさんあるんです



もちろん予算は日本で食べるのと同じ位必要なので、
懐を潤沢にしてから(笑)行かないといけませんが・・・


評判のお店はシンガポールのあちこちに点在してるから、
絞り込んでオススメできるわけではないんですが、
自分と友達が行ったホーランド・ビレッジにある
フレンチ・レストランを一軒紹介します



Au Petit Salut(オ・プティ・サリュー)
という名前のレストラン



何がいいって、シェフがかっこいい!!!(おいおい笑)

って、それは後から判明したことなんですが、
まずワイン好きの私を虜にしたのはワインセレクションの素晴らしさ

フランスワインは勿論の事(種類も一番多い)、
イタリアやドイツのヨーロッパ産ワイン、
そして南米やオセアニア(オーストラリアとニュージーランド)、
カリフォルニア、南アフリカなどの“ニューワールド・ワイン”も
豊富に取り揃えた素晴らしいワインリスト
まずそれを見ただけでウキウキしてしまう私


最初はグラスでオーストラリアのワインをオーダー
一杯だけにとどめようとしたんだけど、
あまりに美味しすぎてすぐにグラスが空に・・・
次のオーダーでは、2003年産ドイツワインのハーフボトルをオーダー
(たしかシュペートレーゼかアオスレーゼだったと思う)
友達と二人で飲んだんだけど、一口目で二人とも
「・・・お、おいしぃ~~~」と感動
結局このハーフボトルもすぐに空けてしまいました・・・


肝心の料理の方は、前菜とメイン、そしてデザートを注文。
前菜、メイン共にかなりのボリュームがあるので、
女性なら前菜一品とメイン一品で十分すぎるほど。
(↑なのにデザートをかき込んだところが憎いでしょ?笑


友達が頼んだ前菜は、あま~い赤トマトのサラダ
私は貝柱とほうれん草のソテーを注文


メインには、

<私>
その日のシェフのオススメ料理だった
鴨(たしか鴨だったような・・・アレ?ダックだった?)の
ローストしたものとフォアグラの一品・・・
このフォアグラ、口の中でとろけました・・・

<友達>
そのレストランの名物料理である、
(グルメ紹介パンフレットにもしっかり載ってる!)
ポトフみたいなお肉と野菜をじ~~~っくり煮込んだ
コクのあるスープ(というよりシチューだったかな?)料理
この中に入ってる牛肉の柔らかい事ときたら・・・
あれは絶対に食べてもらわないと!!!


デザートのメニューも豊富で、一つ選ぶのが苦しいくらい(笑)



この日のディナー、当初の予算を大幅に上回り、
二人で220ドルくらい!!!
(ホーカーでキャロットケーキが110杯食べれるわ



いや、でもあの店は絶対に後悔しない一軒です!!!
220ドル払うだけの事はある!と納得できるクオリティー!


そしてこのお店のもう一つ魅力的なところ。
それは、フレンドリーなウエイターやウエイトレスの人達
決して馴れ馴れしいのではなく、
礼儀正しい中にも、ゲスト一人一人(それが大人であれ子供であれ)
に対する細やかな心遣いと、親切な対応。

あのお店の評判はきっと、料理とワインの質は勿論の事、
とってもウェルカムな雰囲気をテーブルの周りに作り出す
従業員さん達の笑顔のせいでもあるんだろうな、と思います
(特に少年のような笑顔をしてたエド君が印象的でした


このオ・プティ・サリューのある通り(Jalan Merah Saga)には、
このお店以外にもオシャレな洋食レストランがズラリ!
(中には高級なインドカレーのレストランも!)
もしアジアンフードに飽きたら、
是非このホーランド・ビレッジの一角に足を運んでみては?


シンガポールの“食”を制覇すべし!~中編~

2006年07月08日 | 旅行記
シンガポールで、
安く!美味しい!ボリュームたっぷり!
の食事をしようと思ったら、
迷わずホーカー♪へゴ~!!!



町の至る所にある、超巨大な大衆食堂みたいなのがホーカー
初めてのシンガポール滞在で、
その魅力にすっかりとり付かれてしまった私・・・


聞けばシンガポール人の多くは、
家で食事をすることがあんまりなくって、
三食とも外食することが多いんだとか
で、どこで御飯を食べるかって言うと、
一番多いのがこのホーカー


庶民の台所、否、国民の台所
と呼んでも大袈裟ではないくらいに、
ホーカーはシンガポール人にとって生活にとても密着した
大切な大切な食事処なんだな、
とシンガポールにいる間に実感・・・。



ここで食べられる食事に不味いものはありません・・・




まず私の心と胃袋をぐっとつかんで放さなかった(笑)
最初のホーカーデビューの一品はコチラ!!!



ダックライス!でございます!!!


もう言葉でその美味しさを伝えなくても、
写真で十分このダックライスの魅力が伝わるのではないかと・・・


ジューシーなダック・・・
ダックの旨みがたっぷり出た“たれ”のかかった卵・・・
そのたれとあわせた「たれ御飯」・・・
濃厚なたれとは対照的にさっぱりベースのスープ・・・


あ~~~~~~~!!!食べたい!!!!
もう一度食べた~~~~い!!!!!(笑)


この時は二人前で確か
8ドル(シンガポールドル)=560円!!!
(1ドル=70円位)


一人前だと210円から食べれるもの~~~
嬉しすぎるじゃないですか!この価格設定!!!






シンガポールのガイドブックに載ってるメニューなんて、
9割はこのホーカーで食べれるものばかり!!!
てか、ホーカーじゃなきゃ食べれんやろう!って物ばかり


うちもガイドブックでしっっっっかり!チェックしておいた
(毎晩夕飯を済ませると次の日に食べる物を考えるほどの徹底ぶり・笑)
オススメの一品たちを堪能してきましたとも!





やはり麺物は外せません・・・
ココを是非チェック!)
とか言いながら、この奥に写ってる食べ物の名前、
忘れちゃった・・・
(かばりん、なんだっけ???
日本の素麺みたいに細い麺を使った一品。
スープの味は“辛酸っぱい”感じでグー
その酸っぱさも、ライムを搾ったフレッシュな酸っぱさだから、
後味もよくて非常に食べやすかったです


手前に写ってるのはキャロット・ケーキ☆
でも名前に反して、人参は使ってないのよ・・・
なぜキャロット・ケーキと呼ぶのかは不明・・・。
(ガイドブックに書いてあったかも。←食べる事に集中しすぎ・笑)
やわらか~いお餅みたいな、ぷよぷよした食感がクセになります
ソースの味がこれまたいいんだわ~~~
ちなみにコレ、安い所だと2ドル(140円)で食べれます!




場所にもよるけど、ホーカーのある所には
たいてい“市場”も併設されてて、
(それも含めてホーカーって呼ぶのかしら?ちょっとわからない・・・)
新鮮な野菜や果物、花、そして日用品(服や雑貨)まで
売られてて大賑わい


とくに果物屋さんに並ぶ品々に目を奪われました・・・





出た~~~~~~!!!ドリアン!!!
南国フルーツの代表格・・・
“フルーツの王様”って言われるドリアンだけど、
実は私はあんまり好きじゃないのよね・・・
やはり臭いが・・・
ドライフルーツになってると何とか食べれるんだけど

ちなみにシンガポールでバスに乗ると、
“ドリアン持ち込み禁止”のマークが車内に貼ってあって笑えます
臭いもんね・・・車内で食べ出したりしたら・・・




果物屋さんには、他にも見たことないフルーツなんかがあってビックリ!




これ、ランブータンって言うんだって!
こんなの見たことも聞いたこともな~い!
いや~、北の最果てスウェーデンなんかには
絶対に入ってくることもないであろう
南国チックな(ていうか南国ですけど・笑)フルーツね





なんかこうしてホーカーで食べた食事を思い出すだけで、
胃液がどんどん出てくるんですけど・・・



美味しい物を食べるのに
たくさんのお金なんて全然必要ない!



そう思わせてくれるのがホーカー



はっきり言って、レストランと比べれば
全然清潔でもオシャレでもない場所・・・
日本で今流行りのセレブなんて物からは程遠い
ひじょ~に“庶民臭”のする場所・・・

でも!!!!!!

私はそんなホーカーが大好きになりました!!!



食べ物だけじゃないの
親切で話し好きなお店の人達の人懐っこい笑顔、
家族連れやカップルで食べに来る近所の人達との陽気な交流、
その全てが、食べる料理に更なる“美味しさ”を加えてくれて、
何だかあそこで食事すると心が温かくなるというか、
体の中がほんわ~かして幸せな気分にしてくれる
実はそれがホーカーの何よりの魅力なんじゃないかと思います



シンガポールの“食”を制覇すべし!~前編~

2006年07月04日 | 旅行記
シンガポールに行く事が決まった時、
真っ先に思ったことが・・・



「よっしゃ!
 これで美味し~いアジアン・フードが
 たくさん食べれる!!!」




私の人生、
あくまで力点は食べる事にありますから・・・(笑)




中華料理、マレーシア料理、インド料理、インドネシア料理・・・
スウェーデンを発つ前から頭の中は食べる事ばかり・・・



シンガポールでどれだけ“食”を満喫できるのか、
ここで一挙に紹介しちゃいます!!!
(といっても単なる私の食い倒れ日記だけど・・・




6月1日にシンガポールに到着するやいなや、
開口一番親友のかばりんに、


「ごめんやけど、美味しい麺が食べる所連れてって・・・」


中華料理はヨーロッパでも食べられるけど、
美味しい麺料理が全くと言っていいほど食べられないのが難点
(ただしイギリスは除きます・・・
 イギリスで食べられる中華料理は美味!



そんな麺に飢えた 私を
かばりんが連れてってくれたのは、
シンガポール内にいくつか店舗のあるお店、
Crystal Jade -翡翠-


あっさりスープに香草とザーサイ炒めがのった麺

(あまりの嬉しさに興奮して手ブレ・笑)


あくまでスープはあっさり♪
これが絶品でした~~~


他に頼んだのがコチラ・・・



手前の小龍包、コレがひっじょ~~~~に美味かった!!!
シンガポールに駐在するかばりん一押しの一品!!!
皮の中につまった汁をズズズッ!とすすると、
口の中にお肉のうまみがたっぷり出たスープが・・・
あぁ~、思い出すとまた食べたくなる・・・

奥に写ってるのは、“ピリ辛水餃子”
これまた皮の中の具がジューシーなんですわ~~~

二人で行ったからそんなに注文できなかったけど、
もしまた行く機会があったら他のメニューも是非是非試してみたい!


ちなみにこのレストラン、
メニューに日本語の説明がついててたのみやすいです~
その説明の仕方がかなり笑えたんだけどね・・・


たとえばこんな感じ・・・

「鶏がらのダシがよく出た美味しいスープ」

「香ばしくなるまでじっくり炒めた美味しい豚挽き肉入りラーメン」

みたいな・・・(笑)


こんなに丁寧な解説付きメニュー見たら、
どれも食べたくなっちゃいますとも・・・


Crystal Jade、一度お試しあれ~~~


プチ同窓会@ハンブルグ

2005年09月28日 | 旅行記
(このハンブルグ市庁舎の写真、何度載せた事でしょう・・・笑)



週末、思いっきり楽しんできました~~~!!!



大学の友人かばりんとぐっしーとの密会(笑)、
否、再会&同窓会!!!@ハンブルグ


かばりんはチェコから電車で、
ぐっしーはアイルランドから飛行機で来てくれました!


お二人とも、遠い所どうもありがとう・・・




ハンブルグは初めての二人なので、
さぞかし観光がしたくてたまらん事やろう!




と思ってた私が大間違い(笑)



『地球の歩き方』ドイツ版のハンブルグページを読むと、


「ハンブルグはショッピング天国」


と書いてあります・・・




・・・・・・




「そら勿論ショッピング
 満喫せなあかんやろ?」
(笑)



大きなショッピングモールが11もあるハンブルグ、
それ以外にも町の至る所(とりわけアルスター湖周辺)に
これでもか~!!!ってくらいに色んな衣料品店が展開してるので、
もう三人とも財布のヒモが緩みっぱなし・・・



もちろん、ドイツに来てもらったからには
ビールも堪能してもらわなければなりません!!!
ハンブルグのビール“HOLSTEN(ホルシュテン)”は勿論、
金曜日の夜は歓楽街ザンクト・パウリにあるカクテルバーで
カクテルもいただいて大満足


飲むのもさることながら、とにかくこの週末はよく食べました・・・


(白身魚のフライ)

(何て名前の魚かわからんけど、巨大なムニエル・・・)

(ホテルの近くにあったインディアンレストランで食べたチキン・ティッカ・マサラ)


ぶはぁ~~~~~、満腹、満腹・・・ 



飲んで、食って、買い物して・・・


これ以上の贅沢・至福の時はありません!(単純やな、オイ



かばりんもぐっしーも、日曜日の朝11時半のプラハ行きの
電車に乗らなければならなかったので、
二泊三日のプチ同窓会もあっという間に終わってしまい
本当に残念だったんだけど、二人のおかげで
楽しい週末を過ごすことができました!!!ありがとう!!!



二人の電車が行ってしまった一時間後、
私も電車に乗ってデュッセルドルフに戻ってきました!
週末なので、ハンブルグからデュッセルドルフやケルンに向かう
電車はどれも満席で席の予約ができなかったんですが、
運良く空いてる席を見つけて一安心・・・@喫煙車両(死)


何度も言って申し訳ありませんが、私はタバコが大嫌いですっ!!!
あんなモンでリラックスできる人間は、
どこか体に欠陥があるんじゃないかと真剣に思うんですけど・・・。
あの3時間半の乗車で3年半寿命が縮まった気がします・・・




で、一ヶ月振りのデュッセルドルフ、夕方に着いたもんで
カイとAltstadt(旧市街地)に行って夕飯を食べてきました~
(まだ食うのか・・・笑)

タイ料理のレストランを発見して、タイカレーをいただきました!
(注:前日の夜インドカレーを食べてます・・・)


デュッセルドルフのアルトビール、
ハッピーアワーで半額だったカクテルも堪能↓




さて、デュッセルドルフでのこの一週間は
次のインターンの準備をしないと・・・(汗)

デュッセルドルフにあるもの、フレンズブルグにないもの

2005年08月31日 | 旅行記
ドイツ最北端の田舎町フレンズブルグに住んでいると、
時々都会でしか手に入らない物が恋しくなります・・・


たとえば・・・






スターバックスとかね・・・


都会のデュッセルドルフには勿論スターバックスがたくさんあるんですが、
住んでる時は大してあそこのコーヒーなんて欲しいとは思わなかったんです。

それがいざ一店もない町で暮らしてみると、
無性にキャラメルマキアートが欲しくなったり、
カフェモカやフラペチーノが恋しくなったりするんですよ・・・



そんなわけで、久しぶりにカフェモカをいただいてしまいましたよ
一緒に食べたのはNew York Cheesecake


スターバックスの食べ物はみんなまずい、と思ってたんですが、
このチーズケーキ、かなり美味しかったです!!!


確かにまずい時期、あったよね???
うちが学生の時(1999~2003)なんて、
絶対にあそこのサンドイッチやマフィンなんて頼まなかったもの!


それが、あらま!!!
いつの間にこんなに美味しいケーキを作れるようになってたの?!
という感じで驚きました~


日本のスターバックスでも売ってるのかしら?
もしスターバックスでNew York Cheesecake見つけたら、
是非是非試してみてくださいな~




この前のハンブルグでもそうだったけど、
私が行くところ、たいてい何かのお祭りやイベントがやってるんです
“イベント運”強し???


デュッセルドルフでも然り(笑)


ショッピング街のあるシャドウ通りにて
シャドウ・フェスティバルが開催されてました!


フレンズブルグと同様、そこら中にビールのお店があってね~・・・


はい、コレ、いただいちゃいました↓




お祭りで飲むビールって、なんでこんなに美味しいかね~


ちなみに日曜日は、カイも風邪から80%快復(笑)
やっと一緒にビールを満喫することができました


この日もとっても天気が良かったもんで、
シャドウ・フェスティバルでビールをいただいた後再びライン川へ
しばし二人で芝生に座り込んで、ボケ~っと太陽を浴びながら、
ライン川とライン川の向こうに広がるノイスの町並みを眺めておりました

私がスウェーデンに行っちゃったら、
二人でこうして一緒にただボ~っとする事はできなくなっちゃうな・・・
そんなことを考えておりました・・・。
月に一度は会いたいね、とは話してるけど、
やっぱりデュッセルドルフとストックホルムじゃ離れすぎ
会えるのは週末だけど、週末の航空券はどうしても高くついちゃうしね
ま、それでもドイツと日本の距離から考えたら、何でもないか
と常にポジティブではいるんですけどね



日光浴を十分してから、お待ちかねのビールでございます




まだ体調が万全ではなかったカイはお水です
ちなみに飲んだのはピルズの定番Krombacher(クロムバッハー)!




日曜日は夕方17時半の電車でフレンズブルグに戻らなければならなかったので、
16時頃に早めの夕飯を取ることに


さて、どこで食べようかということになって、
「あそこに行きたい!!!」と私がリクエストしたお店
前デュッセルドルフに住んでた時に、
カイと私がよく行くイタリアンレストランの話をしたのを覚えてますか?

5ユーロからパスタやピザがオーダーできて、
注文するとカウンター越しに目の前で自分の料理を作ってくれる

マーティン・ルーサー・プラッツの前にある
VAPIANOというお店です




食べたのは牛肉とルッコラのパスタ!!!

ジャ~ン!!!




久しぶりに食べたVAPIANOのパスタ、やはり絶品でした~!
パスタと一緒にいただいたロゼワインも、ハーフドライで美味しかった!


このVAPIANOというレストラン、実はチェーン展開をしてるらしいんです!!!
カイの同僚の人が、ハンブルグに出張に行った時に
ハンブルグ店を発見したとのこと!!!


いや~、こりゃ次回ハンブルグに行った時には絶対に行かないと!!!




このVAPIANOの近くに、ゴージャスなカフェがあるんですが、
ガラス越しに並んでいるケーキがとっても美味しそうでね~



パスタでお腹がいっぱいになりすぎて食べれなかったけど、
今度またデュッセルドルフに来た時には絶対に食べてみたい・・・



って、次回デュッセルドルフに来れるのはいつだろう・・・
9月末にまた来たいな~、とは思ってるんですが、
今のインターンシップと引越しの準備の具合で決めるしかないですね・・・


久しぶりのデュッセルドルフ♪

2005年08月29日 | 旅行記
ほぼ二ヶ月ぶりのデュッセルドルフでした!


フレンズブルグから電車で6時間半・・・とにかく遠い
なぜにフレンズブルグはこれほど辺鄙な所にあるのか・・・
まさしくMiddle of Nowhereという感じ(泣)



久しぶりのデュッセルドルフだ~~~!!!


と張り切ってたんですが、なんとカイが風邪でダウン・・・
一年に一度風邪をひくかひかないか、という健康児カイ君が
よりにもよってこの週末にダウン・・・
体温計がなかったから計れなかったけど、
多分体温は38度くらいはあったんじゃないかと・・・

うちの職場でも7月に風邪が流行ったんだけど、
何でも今年のドイツの風邪は腹にくる!らしく、
カイも熱とひどい腹痛に苦しんでました・・・


が、しかーし!!!!!!


ここに現れたのが漢方百草丸!!!


デュッセルドルフに着く前に、
アパートに置いていった百草丸を飲むようにカイに言ったんですが、
やはり普段東洋の薬を飲んでないからか、
ある意味“新種の薬”を摂取した西洋人には効き目がすぐに出るんですよ!

熱はなかなか下がらなかったけど、
百草丸のおかげで腹痛からはすぐに快復!!!

おそるべし、東洋医学・・・



金曜日の23時半にデュッセルドルフ駅に到着したんですが、
腹痛から快復したカイが迎えに来てくれてました


アパートに着いて二人ともすぐに爆睡・・・
熱の下がらないカイのおでこには熱冷まシートをピッタンコ!



翌朝。



カイ君、50%快復(笑)


午前中は日本食スーパーで買い物!!!


<買い物リスト>
-お漬物
-キムチ
-乾麺(うどん、そば、素麺)
-巻き寿司用のり
-韓国のり
-調理酒
-みりん
-焼きそば
-柿の種
-味噌
-うどん(冷凍)
-餃子(冷凍)
-割り箸
-カレールー
-シチュールー
-片栗粉
-日本酒(松竹梅)
-あられ
-コチュジャン
-焼きそばソース

合計80ユーロなり~


何が高いってね、奥さん、調理酒とみりん!!!
大きいボトル買うとそれだけで10~12ユーロしますから!!!
でも日本食作るにはどうしても必要・・・


スウェーデンでの半年間の生活を乗り切るには致し方ない出費なのです



さて、必要な食料をしっかり調達した後は
久しぶりにデュッセルドルフ市内を散策~~~

目指すはAltstadt(旧市街地)とライン川です!!!


Altstadt内にあるUerigeというビール屋さん↓



外のテーブルはどこも人でいっぱい!!!!

これこれ!!!この人の多さが恋しかったのよ!!!
田舎のフレンズブルグじゃ、いくら人が集まってもこうはならないもの!


Uerigeのビールも欲しかったんだけど、
やっぱりデュッセルドルフに帰ってきたらコレです!!!



Frankenheim Alt(フランケンハイム・アルト)!!!

ちなみにアルトビールの向こうに写ってるのはカモミールティー・・・
まだ胃腸が完全に復活してないカイ君はビールが飲めませんでした(痛)


病でビールが飲めない彼氏を横目にアルトビールを満喫する彼女・・・
ドイツじゃ恋人相関図がこうなります(笑)


久々のフランケンハイム・アルトビールを堪能した後、
太陽の光がまぶしいライン川沿いをしばらく二人で歩きました


ライン川を見てすぐ感じた事・・・
ライン川の水かさが異常に高い
しかも完全に茶色に淀んじゃってる・・・。

先週南ドイツやスイスで深刻な洪水被害が起こったニュース、
皆さんは聞かれたでしょうか???
ライン川の支流がたくさん流れてる地域なんですが、
おそらくここからの水がデュッセルドルフまで流れてきたのではないかと
だってデュッセルドルフやケルンを含むライン地方は
そこまで大雨に見舞われていたわけではありませんから・・・。
デュッセルドルフではいたって穏やかな天気なのに、
ライン川だけが異常に淀んで水かさが多くて、何だか不気味でした・・・


そんな不気味なライン川を眺めながら第二ラウンド、チーン!!!



でかいな~、グラス・・・。
ほんま、すんません・・・(笑)

第二ラウンドは“白ビール”、ヴァイツェンビアーでございます!


ちなみにここでもカイ君はスパークリングウォーターのみ

こんな彼女になったのは、他でもないカイ君のせいですから~(言い訳・笑)



白ビール、とっても美味しいんですが、
とにかく濃厚なのでお腹がいっぱいになります・・・。
カイですら3杯が限界だと言ってるので、
これに慣れてない普通に飲める日本人だったら一杯半~二杯が限界かと・・・
私は一杯だけでもう満腹でした



せっかく快復しかけてるカイの風邪がぶり返しちゃいけないので、
土曜日は夕飯を日本食レストランで食べてからおとなしく帰宅


日本食は『大乃屋』というレストランでいただきました!

<メニュー>
-板わさ
-揚げ出し豆腐
-枝豆
-お寿司盛り合わせ
-鮭茶漬け
-鶏雑炊

お寿司盛り合わせが高くついて、二人で48ユーロ!
でもまぁ、ヨーロッパの日本食レストランにしてはかなり安い方です
久しぶりの揚げ出し豆腐、めちゃ美味かった~~~

この『大乃屋』という日本食レストラン、
デュッセルドルフ内のレストランが紹介してあるグルメ雑誌でも
星が五つついてるオススメの一店!

デュッセルドルフで日本食が恋しくなったら『大乃屋』へどうぞ



さて、残りのデュッセルドルフでの食い飲みレポートは明日にします・・・
まだまだ出てきますよ、ビール(笑)


スウェーデンのビザ申請に行ってきました!

2005年08月22日 | 旅行記
スウェーデン領事館でビザ申請をするため、
日曜の午後から月曜の午前中までハンブルグに行ってきました!



発給されるかどうかは別にして、
ビザの申請自体はとってもスムーズにいきました~
担当してくれた女性がとてもフレンドリーで、
わからない事でも丁寧に説明をしてくれて大助かり
珍しいですよ、大使館や領事館で働く人でここまで親切なのは・・・

パスポート更新で在ロンドン日本大使館に行った時、
ものすごーく無愛想で冷たい日本人職員ばかりで
とにかく幻滅した覚えがありますから・・・
あんな人材しかおらんのか?日本の外務省・・・
日本人である私ですらそう感じたんだから、
日本に渡航するためにビザ申請に来ていた外国人なんて
きっともっと冷淡に扱われたに違いない・・・


今回のビザですが、「働く」とはいえ、
ただの無給インターンシップなので学生ビザになります。
学生ビザのResidence Permissionという区分。


スウェーデンのビザ取得の場合、
日本人だとなんと申請料がタダ!!!
普通だと100ユーロほどかかるところがタダですからね・・・
もうこんなに嬉しい事はありません
ドイツじゃ20~50ユーロぼったくられるなんや~
こんなことならスウェーデンに永住するのもえぇかもね(笑)


必要書類は、
 パスポートのコピー
 証明写真二枚
 銀行の残高証明書
 海外健康保険の写し
 インターンシップ受入機関の受入確認書
 ビザ申請用紙

でした。


後はスウェーデンの移民局のご機嫌次第(笑)
どうか上手くいきますよーに・・・



で、ビザ申請の他にハンブルグで一体何をしとってん?という話


いやね、狙ったわけではないんですけど・・・

市庁舎前になぜかたくさんテントが張られてましてね・・・↓



どういう催事だったのかはわかりませんが、
とにかくフランス料理、タイ料理、中華料理、日本料理、
ソーセージ、クレープなど色んな食べ物のテントと
ビール、ワインのテントがたーくさん!!!



もう一度断っておきますが、狙ってたわけじゃありませんよ(笑)



以前にカイと来た時とは打って変わっていい天気!!!



そりゃぁ・・・、ねぇ・・・、欲しくなりますわよね???



ん?何が・・・???



そんなイケズな質問はしなさんなってもんです、ダンナ・・・





やっぱりコレやろ???





ハンブルグといえばこのHOLSTEN(ホルシュテン)ですよ!!!

<注意> 今回はカイが一緒じゃありません。女の私一人だけであります



ゴクッ!ゴクッ!


・・・うんめぇ~~~~~!!!


もう女一人だろうが何だろうがかまいません!
これを飲みだしたら止まりませんから~


ビール飲んでたらお腹がすいてきちゃって・・・
だって周りに色んな食べ物のテントがあるんだもの
いいにおいが会場全体を漂ってるのよ・・・ジュルリ





リューベックに引き続きインドカレーをゲットです!!!



カレーの横に写ってるグラスでわかると思いますが、
ビールの後でワインもしっかりいただいてきました~


ドイツで有名なワイン生産地のRheinhessen(ラインヘッセン)、
Pfalz(プファルツ)、Nahe(ナーエ)のワインが試せるテントがずらり
こういうワインのスタンドに入ると、
必ずグラスの半分位はタダで試飲することができます!
地域別に別々のブースが設けられていて、
各ブースにワインのリストが置いてあるのでその中から一つをチョイス。
(数種類試したければその旨伝えればオーケー!)
試飲してみて、気に入ればお金を払ってグラスになみなみと
こぼれるほどのワインをついでもらえます
気に入らなければ別のワインを指定すればまた試飲させてもらえます。



カレーと一緒にいただいたのはナーエ地方の2004年産白ワインの
シュペートレーゼ(遅摘みブドウで作られたワイン)。
(すいません、詳しい名前をその後の酔いと一緒に忘れてしまいました・痛)
シュペートレーゼは普通かなり甘いんですが、
このワインは意外にすっきりとした甘さで、
カレーと一緒に飲んでも全然いける飲み心地でした



このワインの後、プファルツ地方のワインブースに行きました


2003年産でLieblich(リーブリッヒ・甘い)の白ワインを頼んだんですが、
出てきたワインに感動・・・




<詳細>
2003er Beerenauslese
Riesling “Emily”
Qualitaetswein mit Praedikat


このワインに付いているEmilyという名前は、
このワインを作っているぶどう園経営者夫妻の娘さんの名前だそうです
素敵だよね、愛娘の名前をこうしてワインに付けちゃうって

このワイン、Beerenauslese(ベーレンアオスレーゼ)というところがミソ
先に飲んだのはシュペートレーゼで遅摘みブドウを使って作られたもの。
この遅摘みのブドウを房単位
選りすぐったものがAuslese(アオスレーゼ)。
遅摘みブドウを粒単位で選りすぐったものがこのベーレンアオスレーゼ。

つまり厳選に厳選を重ねて得られた最高の遅摘みブドウの粒で
作られたワインなのです


味はもちろん甘口

でもあの甘さが凝縮されたアイスワイン(Eiswein)ほど
くどい甘さではないです。


とにかく気に入ってしまって、
ブース担当のおじさんと色々話しこみながら(彼は英語が話せたので)
二杯もいただいてしまいました


あまりに美味しかったので、
「これ、デパートに行ったら買える?」
とおじさんに聞いてみたら、
「いや、一般の市場には出してないんだ。
 農園自体が規模が小さいので、地元で作って、
 地元でのみ販売されてるんだよ。
 よほど気に入った人には特別に注文を受けたりもするけどね」
との返事。


そうかぁ、デパートに行っても手に入らないのかぁ・・・


と落胆していたら、おじさんが
「実は個人からの注文でキープしてあるボトルが今6本あるから、
 そのうちの一本をあげてもいいよ。
 その人はうちのお得意さんで、事情を説明したらわかってくれるから」

そう言って一本を譲ってくれたんです!!!!!!
それが上の写真に写ってるボトル

19.90ユーロのところを、ご厚意で15ユーロにしてくれました


ありがとう~~~~~!!!


この一本は絶対に大切にしたいと思います
ぶどう園経営夫妻の娘さんを想う愛情、
大切なワインを譲ってくれたおじさんとお得意さんの温かい心、
それが全部詰まってるような気がして、
味わいたくても開けられません・・・


このおじさんと話した時に、
今年のドイツワインの出来はどうなるか聞いてみました。
ドイツの北部は7月中ずっと寒い日が続いてたから、
もしかしたらワイン生産地のザール、モーゼル、ライン川周辺地域も
寒くてブドウがちゃんと太陽の日差しを浴びれてないんじゃないかと
心配していたんですが、おじさんが、
「大丈夫だよ!平年並みの出来じゃないかな?
 もう少しで出来上がるし、完成したらまた売りに来るさ」
と言うのを聞いて安心しました

あぁ~、早く今年産のワインを味わってみたい!!!
どんな味に仕上がってるんだろう・・・ワクワクします




日曜日はこの市庁舎前の催し物以外にも、
別の教会前の広場で陶器市が開催されていてこちらも盛況でした!





やっぱりハンブルグは楽しい・・・
行けば何かが待っていてくれる町!
特に天気がいいと町の中を歩いているだけで十分楽しめる!

ハンブルグに来るなら夏が絶対にオススメです!!!




リューベック、二日目

2005年08月16日 | 旅行記
さて、リューベックの二日目。


ホテルから再びホルシュテン門を越えて旧市街地に入る。

赤レンガ造りのキレイな建物、人形劇博物館の横を歩いて↓



坂道を登ると聖ペトリ教会が見えてくる。
この教会の塔には一般の人が上れるようになってる!

よくヨーロッパの教会の塔を上るというと、
狭くて暗い階段を何百段も上っていかなきゃいけないことが多いけど、
ここの教会の塔には嬉しい事にエレベーターが付いていた(笑)
日本の名古屋城や大阪城と一緒だね・・・


この塔からの眺めがとても美しくて感動!!!




町に建つほとんどの建物が赤レンガでできているので、
上から眺めると町全体が赤茶色をしていてとてもキレイ
これで晴れていたら、色がもっと映えて美しかっただろうになぁ・・・残念


聖ペトリ教会を後にして再びマルクト広場へ
早速“今日の一杯”をいただくことに・・・ムフフ

広場を挟んで市庁舎の向かいにあるワインバー&カフェ



こうやってボトルが棚にずら~~~っと並べられてると
私は妙に興奮してしまう・・・(笑)
日本でも、焼酎や日本酒のボトルがきれいにバーに並べられてたりすると、
もうそれだけで嬉しくなってしまうのだ・・・酒好きの性?
カイはCarlsberg(カールズバーグ)というデンマークのビールを、
私はドイツワインをいただくことにした。



このカールズバーグというビール、イギリスでも人気
ただデンマークを含むヨーロッパ大陸で飲まれるカールズバーグと、
イギリスで生産され消費されてるカールズバーグは味が全く違う。
イギリスのは水っぽいラガービール。
ヨーロッパ大陸のそれは、ドイツビールのように比較的味が濃厚。
イギリスでカールズバーグを飲んだドイツ人(カイを含む)は皆、
「こんなの水じゃないか!」
と言ってガブガブ飲んでいた・・・
5~6パイントは飲んでいたような気がする・・・。
「薄すぎて酔えない」ってドイツ人が言ってたけど、
そのかわりガブガブ飲みすぎてトイレに行きまくってたっけ・・・

このカールズバーグの広告を東京の地下鉄で見かけたことがある。
そこで浮かんだ疑問。
どっちのカールズバーグなのか?
イギリスみたいなラガービールなのか、
ヨーロッパ大陸みたいな濃厚なビールなのか・・・。
ラガー嗜好の日本人向けに、やっぱりイギリスの方なのかな???
東京でカールズバーグを飲んだ事のある人、
いたら教えてください(笑)



美味しいワインをいただいた後、旧市街地を再び散策することに。

ヤコビ教会を下から仰ぎ、



トラヴェ川から旧市街地を臨む。




とにかく旧市街地はこじんまりとしていて小さい。
市街地周辺をすぐに一周してしまい、さてどうしようかと
再びマリエン教会の方へ向かって歩いていくと・・・


なに?この人だかり!!!???↓



テレビ局まで来てますけど・・・。

この写真の右側に写ってる建物は、ブッテンブロークハウスといって、
ノーベル文学賞を受賞したトーマス・マンと
ハインリヒ・マンという作家兄弟の記念館になっている。
「ブッテンブロークハウス」という名前は、
トーマス・マンの『ブッテンブローク家の人々』という小説からきている。


で、このブッテンブロークハウスの前にものすごい人だかりができているのだ

しばらくすると黒塗りの車からひげを生やした紳士が登場↓


(左側の人ね)

この人はシュレスビヒ・ホルシュタイン州の知事さんらしい!!!
サンタクロースみたい!!!

周りの人達の会話から、もうすぐドイツの大統領が来ることが判明!!!

カイと二人、大統領が現れるまで粘って待つ事にした。
(野次馬根性旺盛ですから


30分ほど待つと、たくさんの警察車両に囲まれて一台の黒塗りBMWが登場!

だ・・・大統領だぁ!!!




なんか、めっちゃ“気さくなおじさん”って感じ
親しみが持てるステキなおじ様でした(笑)
ちなみにケーラー大統領です。

知事さんと一緒にブッテンブロークハウスの中へ消えていった大統領。
まさかリューベックに来てドイツ大統領に遭遇するとは・・・


実はドイツの大統領を見るのはこれが二回目
1999年4月に立命館大学に来たヴァイツゼッカー大統領の
講演を聞いた事があります
彼はケーラー大統領と違って、もっと厳格というか、
話し方からも威厳があふれていた感じがしました



知事と大統領をしっかり拝んでから、旧市街地内の繁華街へ。


『地球の歩き方』に、リューベックで有名なお菓子はマルチパン、
と書いてあったので、どんなものなのか見てみることに。

“アーモンドの粉で作った砂糖菓子”

と説明されてるのを読んで、甘いお菓子にすぐ飽きる私には
その時点で食べれなさそうとは思ってたけど、
実物を見てさらに試してみる気が萎えました




アーモンドの粉と砂糖を練ってペースト状にしたものを使うので、
とにかく色んな形を作ることが可能なんです。
だから写真みたいに、フルーツや魚や動物の形をしたものがたーくさん!
色鮮やかでキレイなんだけど、食べる気にはなれなかった・・・


帰りの電車が18時だったので、
17時前に少し早い夕飯を食べる事に

前日に行ったジャズ・バーに行く事にしました!

カイはサーモンのクリームパスタを、私はインディアン・ライスを注文



まぁ前日に食べたインドカレーから比べたら
ドイツ人シェフの作るカレーなんて甘すぎてカレーとは言えないんですが、
でも美味しかったです


街の雰囲気、教会を含む建物、トラヴェ川と運河、旧市街地を囲む緑、
どれも本当に美しくって、リューベックは小さいながら素敵な町
是非一度足を運んでみてくださいな


リューベック、一日目

2005年08月15日 | 旅行記
金曜日の朝、フレンズブルグ駅10時08分発の
キール行きの列車に乗り込んでいざリューベックにゴー!


いきなり話がそれるけど、ちょっと小話。

この電車は鈍行(ドイツでは駅でREと表記されてる)なので、
フレンズブルグからキールまで5~6つの駅にとまっていく
それぞれが小さな町や村の駅なんだけど、
それらの駅の名前にカイが笑い転げてた・・・
とにかく自ら「田舎」であることを宣言するような名前ばかりらしいのだ。
カイに限らず、この地域外から来たドイツ人なら皆ウケるはず、らしい

一番ウケてたのは“SUCHDORF”(スークドーフ)。
SUCHは「探す」、DORFは「村」、
つまり「村を探す」という意の町の名前。
確かに周りは森だらけで、一生懸命探さない限り
この集落を見つけるのは無理そうだ(笑)


何もこの地域に限ったことではなくて、
ドイツの地名にはこういう妙な名前のついたものが数多くある。


カイの出身地はザールブリュッケンだけど、
「ザール川に架かる橋(ドイツ語でブリュックという)」という意味。
カイのお祖父ちゃんとお祖母ちゃんの住む町はノインキルシェンといって、
「9つ(ドイツ語でノイン)の教会(同じくキルシュ)」という意味。
この町には9つの教会があるのだ。


フレンズブルグとハンブルグの間にQUICKBORN(クイックボーン)という名前の町があって、
この名前の由来が気になって仕方がない私です(笑)
だってどう見ても英語名・・・。
しかも「素早い誕生」なんて意の名前、どうやってつけたのか・・・。



はい、話をリューベック旅行に戻します



フレンズブルグからキールまで一時間。
キールでリューベック行きの電車に乗り換えてさらに一時間。
正午過ぎにリューベックに到着!!!


ホテルに荷物を置いてから市街地に繰り出します


リューベックの見所は旧市街地に固まっていて、
この旧市街地はトラヴェ川とトラヴェ運河に囲まれた
島みたいになった部分にあります

トラヴェ川を渡って旧市街地に入る所に、
一つ目の観光名所「ホルシュテン門」があります・・・が!!!





あれ?なんか改修工事みたいなのしてますけど!!!
塔のてっぺんは鉄パイプの足場で囲われてるし、
下部分はご丁寧にも元のレンガ造りの
絵が描かれたカバーですっぽり覆われてる・・・
さらに興醒めな事に、ドイツ銀行のロゴがしっかり入ってたりして・・・

ホルシュテン門、拝む事ができませんでした・・・チーン


気を取り直して旧市街地を歩き続けます。

マルクト広場に到着すると、黒っぽいレンガ造りの建物が。





これはリューベックの市庁舎!

そのすぐ横には大きな二本の塔を持つマリエン教会↓




ちなみにドイツ北部のこの町も、
フレンズブルグと同じ完全なプロテスタント。
(教会のスタイルから明らかですね・・・

マリエン教会の中に入ると、礼拝堂の一角に
地面に食い込むように横たわる大きな鐘があります。



これは1941年のイギリス軍による空襲で教会が焼け落ちた時に
塔から崩れ落ちてきたものが今もそのままの形で保存されているんです。
このリューベックへの空襲は、その前の
ドイツ軍によるコベントリー空襲への報復攻撃だったとか。


教会を出る時、出口にかかる看板に目が止まりました。
なんでって・・・コレ↓




痛い。
日本人として、これは非常に痛いです(笑)
「ありがとう」ぐらい、日本語のテキスト見れば載ってるんとちゃう~ん!?
頼むわ~
一番最初の文字なんて、存在してないしね・・・
一番最後の文字は「ラ」じゃないですか・・・(泣)


マリエン教会を後にして、さらに旧市街地を歩いていくと
聖霊養老院が見えてきます。



そのまま道の終わりまで旧市街地を歩いていくとブルグ門が見えてくる↓



トラヴェ川とトラヴェ運河に囲まれた中の島内の旧市街地は、
入り口からこのブルグ門まで歩いても一時間ほど。
でも各教会、市庁舎や旧市街地内に点在する歴史ある建物を
じっくり見て回ると一泊二日がちょうどいいかな、といった感じ

美味しいレストラン、カフェ、パブも勿論たくさんあります


実は今週末あたりに“ワールド・ユース・デイ”というカトリック行事があって、
ここ数週間ほど、ヨーロッパやオーストラリア、アメリカなどから
若いカトリック信者がケルン大聖堂であるミサに出席するために
続々とドイツに到着してるんです。
このケルン大聖堂でのミサにはあのドイツ人ローマ法王ベネディクトさんも来るとあって
ドイツ中のカトリック教徒が首を長くして待ってる模様
その一団と思われるスペイン人の若者達をリューベック内で多く見かけました


運河沿いに旧市街地を歩いていると、
この町が「バルト海の女王」と呼ばれていたというのがわかる気がしてきます。



マリエン教会や市庁舎の美しさは勿論のこと、
この中の島を囲む川と運河、そしてそれをさらに取り囲む豊かな緑。
町全体が気品に満ちている、という感じです



しばらく歩いていると、川の向こうに立ち並ぶテントを発見!!!



お・・・お祭りだ~~~い!!!

何のお祭りかって?


“DUCKSTEIN FESTIVAL”(デュックシュタイン・フェスティバル)

デュックシュタインという名前のビールがあるんですよ・・・。


ふふふ、そう、これはそのビール会社の開催するお祭りだったのです!


よりにもよってカイと私が訪れた時に開催されてるとは・・・
私達のために開催されてるようなものじゃないですか!!!(笑)


デュックシュタインというビールは、
デュッセルドルフのアルトビールのように色の濃いビール。
まろやかな口当たりがとっても美味しいビールなんです

ビールだけでなく、料理の屋台にはシリア料理、インド料理(カレー)、
スペイン料理、オーストリアのチーズ、クレープ、ソーセージ、
ポップコーン、ドーナツ、シーフードなどがあって種類が豊富!

中でもこのマッシュルームが絶品でした・・・↓



ガーリックソースと一緒に食べるマッシュルーム
こんなにマッシュルームが美味しかったとは・・・


ビールのスタンドに混ざって、ワインを売るテントもありました!
今年産のワインにはまだ少し早いので、
去年より前のワインが売られていたんですが、
Nahe(ナーエ)という生産地からのワインがとても美味しかったです

ワインのお店でこんなのも発見しました↓



ERDBEERBOWLE(=ストロベリー・ボウル)という飲み物
半分くらいにスライスしたイチゴをグラスに入れて、
そこにワインとシャンパンを注ぎます。
私が飲んだのは白だったけど、
中には赤ワインを注いだものもあります
ストロベリーの甘みと酸味がワインの味となじんでとても美味しい!
それにシャンパンの炭酸も効いていてさっぱり!
これははまります・・・


このお祭りでインドカレーも食べたんですが、
久しぶりに食べたインド人の作ったカレーに感動・・・
イギリスでは週に一度はインド料理食べてたもんな~


お祭りを後にしてから再び旧市街地に戻り、
どこかいいバーはないもんかとカイとうろうろ・・・

・・・見つけました、おしゃれなジャズバー!!!



店の奥はステージになっていて、
時々生演奏が聞けるみたい

カイは勿論ビール、私はカクテルを頼みました
だってせっかくジャズバーに来たんだもの、
やっぱりカクテルっていう雰囲気じゃない?
ちなみにロング・アイランド・アイスティーをいただきました。

カイも私も微妙にお腹が空いてきたもんで
“チーズの盛り合わせ”を注文する事に。



これまで頼んだ事のあるチーズ盛り合わせの中で一番ゴージャスでした

カマンベール、ブルーチーズ、ゴートチーズ、チェダーチーズと一緒に
オリーブ、マスカット、ブドウ、ペッパーが盛ってあって、
一緒に出されたパンと食べるともう昇天・・・


最高の夜でございました・・・

リューベックに行ってきました♪

2005年08月14日 | 旅行記
金曜日と土曜日、一泊二日でリューベックという町に行ってきました~


フレンズブルグからキール経由で電車で二時間


心配していた天気も、時々雨がぱらつきましたが、
大降りになることもなく何とかもちこたえたといった感じ

途中ドイツの大統領(首相じゃなくて、大統領です)に遭遇したりと
予期せぬハプニングもありましたが、
いつものようにカイと二人、飲んで食って、
食って飲んでの楽しい旅になりました(笑)


詳細は明日載せます!!!
もう今夜は眠くて眠くて・・・



ハンブルグ④

2005年08月04日 | 旅行記
日曜日の朝、カイも私も10時まで爆睡・・・


のはずだったんですが、毎朝7時半に起きるよう
二人とも体がタイマーセットされちゃってるみたいで、
そろって二人とも7時半にきっちり起床(笑)


天気は何とか雨が降らずに持ちこたえてるといった感じ


電車でブランケネーゼという、
町の中心から少し離れた地域へ足を伸ばします。
ここで何が見られるかというと、
丘に立ち並ぶかわいい、時にゴージャスな家々、
そして丘から臨むエルベ川と川を航行する船たち・・・


家と家の間に小さな階段の通りが続いていて、
そこを一段一段降りていくと、段々目の前にエルベ川の景色が広がってきます。




何てことはない、ただのかわいい路地巡りなんですが、
なぜかこれが楽しい・・・
立ち並ぶ家がまずオシャレ。
とっても古い家が残っていたり、
元の家の作りをそのままに、一面ガラスの壁にした
モダンな雰囲気の家が建っていたり、
中には白亜の宮殿みたいな豪邸も建っていたり
それらが時にカフェやレストランになっていて、
芸術家のアトリエにもなってるので
窓越しに彼らの作品を見ることができるんです


以前にも書いたけど、ハンブルグ市と北海を結んでいるエルベ川は、
川でありながら貿易船のタンカーが毎日航行する
ものすごく幅が広くて底の深い工業河川。

ブランケネーゼの住宅街のすぐ前を
巨大なタンカーが航行する様子はどこか異様です↓




パナマ、フィリピン、中国、シンガポール、日本などから
毎日のように貿易船が到着するそうです
中でも中国線の数はものすごい勢いで増えてるとか・・・。
さすがですな~、中国


丘の上にあるレストランでビールを一杯飲んで、
ブランケネーゼから出てる船に乗ってハンブルグ港に戻ります。


(ハンブルグ港に停泊する船)


再び雨が激しく振り出したので、
外に出る必要のない所へ行こう、ということになり・・・


美術館!!!


たまには真面目になることもあるんです、
飲兵衛カップルのわたしらも(笑)


向かうはハンブルグ駅のすぐ横にある市立美術館!



大人8.50ユーロです
クラシックから現代アートまで、幅広いジャンルが楽しめます
うちらが行った時は、ちょうど船を描いた絵画がたーくさん展示されていて、
ハンブルグらしくて楽しかったです


実はヨーロッパで美術館に行くようになって
自分の趣向がわかるようになりました


ロンドンにあるテート・モダンに行った時、
展示してある作品の半分が全く楽しめなかったんです
“モダン”すぎて、作者の意図がわからないものばかり。

中には戦争を批判し、平和を訴える作品があって、
そういうメッセージ性の強いものには興味がひかれるんだけど、
たまにありますやん?

「これは何?」

って、そういう風にしか思えないモダン・アート・・・


ハンブルグ市立美術館のモダン・アート作品のコレクションは
かなりの数なんですが、ここでもテート・モダンと同様、
半分は何が何だかさっぱりわからない、
私としては何ら面白くもないものばかりでした・・・。
(芸術家の皆さん、ごめんなさい)

だって!!!

きたな~いボロきれが天井からぶらさがってて、
題名でも付いてりゃ作者の意図が少しはわかるっちゅうもんやけど、
わけのわからないものに限って「無題」なんだもの!!!
あれで「無題」なんて言われたら、
もう何をどう理解していいのか全然わかりません・・・(泣)


美術オンチな私には、一目で何が描かれていて
作者が何を描きたいのかがはっきりしてるクラシックな絵の方が
見ていてずっと楽しいし、“納得”できるわけですよ


逆にカイはモダン・アートが大好き

カイと一緒に絵画鑑賞してるとね、時々戸惑うんです


古典やモダンに関わらず、カイは常にその作品を“解釈”しようとするんですよ。


何でも、ドイツの小学校や中学校の美術の授業では、
単に作品と作者を覚えるだけでなく、
美術における理論や歴史をみっちり叩き込まれるようなんです


たとえば、同じ絵を見ていると、突然、

「ねぇ、この絵のフォーカスはどこにあると思う?」

なんて聞いてくるわけです。


「知らねえよ、そんなもん・・・」

って、私はいつも答えられないんですが、
そこでカイが“解釈”しだすわけです・・・

「僕はこの絵のフォーカスはここにあると思う・・・うんぬん・・・」(笑)


そんなの、日本じゃ美大に行く人だけしか知らないでしょう・・・。


たまに部屋に飾るならどの絵にしよう?なんて話をするんですが、
意見が真っ二つにわれることがしばしば・・・

私は単純に風景画が好きなんだけど、
カイはあくまでモダン・アート!!!
モダンでも、とりあえず何が描いてあるのか、
ビジュアル的に私も好きなものなら別にいいんだけど、
たまにへんちくりんな物を選ぶんだもの・・・。


いやはや、将来リビングルームには一体どんな絵がかかるのか・・・



このハンブルグ市立美術館、展示してある絵だけじゃなくて、
館内にあるカフェもオススメ~



とってもゴージャスな雰囲気の中で
コーヒーとケーキをどうぞ



美術館を半日見て回ってたらお腹が空いてきた・・・
フレンズブルグに戻る電車は20時43分。
昨日の同じシーフードレストラン街に行って、
再び美味しい料理をいただくことに




サーモンのグリーンペッパーソースかけ~


脂がのったサーモンが口の中でとろけました~~~



夕飯を食べた後はハンブルグ駅に戻り、
20時43分の電車でフレンズブルグへ・・・。
この時はちゃんと禁煙車両に乗りました・・・

またカイと離れ離れになるのが寂しかったけど、
二人ともこの一泊二日のハンブルグ滞在を思いっきりエンジョイして、
身も心も完全に満たされました~


ハンブルグ③

2005年08月03日 | 旅行記
地下鉄で港近くのレストラン街に移動して、
カイと二人でウロウロ・・・


うぅ~ん、どのレストランも美味しそうだ~
ポルトガルレストランとスペインレストランが
ずら~りと並んでいて、どの一軒にするかなかなか決められません


そんな数あるレストランの中で、
一番混んでいる一軒に入ることに!



スペインレストランで、内装もスペインの田舎の家みたいに
かわいい作りになってるの


よっしゃ、魚だ魚だ~~~!

メニューを見ると、

マグロ、サーモン、ヒラメ、イワシ、メカジキ、海老・・・

どれにしようか迷います・・・


結局私はメカジキを、カイはイワシとマグロを注文





パクっ!

・・・・うんめぇ~~~~~!!!


いつ食べても魚は美味しいね~
日本にいると思わないけど、
なかなかシーフードにありつけないドイツにいると
本当に魚の美味しさに感動をおぼえます


絶品シーフードでお腹が一杯になったところで、
ハンブルグの“夜の顔”であるザンクトパウリに移動。




一言で言うと、ザンクト・パウリはいわゆる“風俗街”

“レーパーバーン”とも呼ばれるザンクト・パウリを歩いてると、
こう呼ぶのは悪いですが、そこら中に“売春婦”さん達が立ってます
男性が一人で、もしくは男性だけのグループで歩いてると
次から次へとお姉さん達が寄ってきます・・・

日本でいうキャバクラもたーくさん・・・。



ショッキングなのは、たまに日本語で値段案内が書いてあったりすること。

最悪~~~!
ドイツに来てまでこんな事したい日本人男性よ、恥を知れ・・・
どうせ日本企業に勤める日本人駐在員のオヤジ達が
無駄金はたいて遊んでるんでしょう・・・まったく


風俗店やキャバクラだけでなく、普通の飲み屋もあるんですが、
やはりこの地域全体の雰囲気と空気が、他地区とは明らかに違います
ここでお酒を飲む時はくれぐれも注意を・・・。



うちとカイも一杯だけビールをザンクト・パウリで飲んで、
天気も悪かったのでホテルのバーで飲むことに

今回、四つ星ホテルにスペシャル・オファー価格で宿泊できたんです!
一階レストランにあるとても豪華なバーにて美味しいお酒をいただきまして、
部屋では久しぶりに浴槽にお湯はってざぶ~んと湯船に浸かり、
とってもリラックスした夜を過ごすことができました


ハンブルグ②

2005年08月02日 | 旅行記
ハンブルグ一日目。

自転車レースと自転車市を見て回った後、
カイも私もお腹が空いたので、市庁舎周辺でレストランを探す。


市庁舎周辺はビジネス街なので、どこのレストランも値段が高め・・・
ちなみに日本領事館は市庁舎のすぐ近くにあります


色々メニューを見て回った後、
“自家製ビール醸造”という看板に二人とも目が釘付け(笑)
“ST. ALBRECHT”という名前のレストラン兼パブに決定~~~!

入店して、勿論最初はビールを注文!


出てきました!↓




左の黒いビール・・・
これが今までに味わったことのないほどの絶品ビール!
でありました!


ビールをこよなく愛するドイツ人のカイを
あそこまで唸らせたビールはありません!
一口飲んだ時のカイの顔、皆さんにお見せしたかったです(笑)
もう目が全てを語り尽くしておりました


右側の普通のピルズナーも美味しかったんだけど、
こく、まろやかさ、ノドごし全てにおいて
あのダークビールは勝ってました~
“完璧なビール”、感動です

あぁ、もう一度飲みたい・・・



ビールと一緒にいただいたお昼御飯は、
私が貝のクリームソースパスタ、
カイがフィッシュ&チップス(イギリスが恋しいらしい)。
料理もこれまた美味しかったです!



さて、満腹になったところで
ハンブルグ港に向かいました

去年来た時にも行った赤レンガ倉庫街。



今ではほとんどの建物が博物館やレストランとして使われてます。
ミニチュア電車博物館や、ちょっとしたお化け屋敷、
香辛料博物館が並んでいて、オシャレなカフェやレストランも
ハンブルグに来たら是非この赤レンガ倉庫街には足を伸ばしてみてください!


(写真はハンブルグ市の都市整備計画について展示してある
 赤レンガ倉庫街内にある施設)



ハンブルグには港がありますが、実はハンブルグは
海と直接面しているわけではないんです。


エルベ川という大きな川の河口が、
海に向かって段々大きくなっていくところに
ちょうど港があるんです。
それでもハンブルグ港から海まではかなり距離があって、
地図で見ると細長~い湾みたいなエルベ川が
北海からハンブルグ市まで伸びてます。
水も海水ではなくてほとんど淡水。
港だけど海のニオイは全然しません

だけどあれだけ発達した工業地域を見渡すと、
本当にすぐ海に面してる貿易港に見えてきます



赤レンガ倉庫街をちょうど去ったところで大雨
再び市庁舎周辺のショッピング街へ
可愛い服、雑貨、豊富な食品街があってとにかく楽しい!


ある店に入って、食器や雑貨を眺めていたら・・・
恐ろしいものを見つけてしまいました・・・




ほ・・・ほとけ様~~~~~っ!!!


首をちょんぎられたうえに、
串刺しにされてるじゃないですか・・・

しかもこれロウソクやし!!!


これは・・・こんな事いいんでしょうか・・・???
信心深くない私だからギャグですむけど、
本当の仏教徒の人がこれ見たらショック死しちゃうんじゃないかと心配です
首討ちされた仏様のこんな姿・・・(痛)
しかも後で火つけられてトロトロ溶けちゃうのよー
日本でキリストの首部分切って
こんなロウソク作ったら、ものすごい非難を浴びそうですけど・・・



ハンブルグに来て買い物をする予定はなかったんだけど、
気付いたらスカートと化粧品を購入しちゃってました(笑)
だって田舎のフレンズブルグと違って、
明らかに品揃えが豊富なんだもの~
それに金持ち率が高くて物価の高いデュッセルドルフと違って、
価格がかなりお手頃なのも嬉しい


そんなこんなで、気付いたらもう18時を回ってました
あぁ~、腹へった~
一路シーフードレストランの並ぶ港に向かいました。

(つづく)

ハンブルグ①

2005年08月01日 | 旅行記
ニックの誕生日パーティーのあった金曜日の夜は、
22時半まで皆でわいわい飲んで、私は帰宅。
飲み会では、大ジョッキでフレンズブルガー・ピルズナーを飲んでから、
参加者全員でアルコール度数70%の
“アブセンス”という名前のスピリットを注文。↓



なんか緑色してるんですけど、このお酒・・・怪しい


かんぱ~い!!!で、ゴックンと一気飲み



お・・・おぉ~~~!燃えてるっす!


唇、舌、ノド、食道、そして胃・・・

アブセンスが流れたところが燃えてるっす・・・
それから5分くらいは、舌に感覚が戻ってこなかったです



翌朝、6時に起きて、歩いてフレンズブルグ駅に向かう。
切符(片道24.20ユーロ)を買って、8時09分発のハンブルグ行きの
フレンズブルグエクスプレスの列車に乗り込みます!


さて、ここで私は大きなミスを犯してしまいました・・・。


ファーストクラス以外は自由席なので、
私も席の空いてるコンパートメントに入ったんですが・・・


喫煙席だということに気が付かなかった・・・



最初一緒に座ってたヤンキー風にいちゃんがタバコを吸い出す・・・

この時点で、他のコンパートメントも乗客でいっぱい。
「ま、二時間だけやし、このにいちゃんが吸うだけやったら
 我慢したるか・・・しゃーないなぁ」
と思ってたら!!!!!!


ガラ!と扉を開けて入ってきた老夫婦。


座った途端、二人ともいきなりタバコを吸い出すじゃありませんか!!!

これにはびびったぁ・・・だってかなり年取ってたよ、あの夫婦。
なのに二人ともヘビースモーカーだなんて・・・。
そんなに早く死にたいんか、あんたら・・・
もっと命は大切にせなあかんぜよ


ヤンキー風にいちゃんと老夫婦が15分おきに喫煙するもんで、
もうこのまま窒息死するんじゃないかと思うくらいに
コンパートメント内が煙で真っ白に
あの二時間で、私の寿命は2年短くなった気がします・・・
喫煙者よ、周囲の人の寿命まで奪うのはやめておくれ・・・。


で、二時間けむいた~いのを我慢したら、



ハンブルグに到着~~~~


ハンブルグ駅の駅舎は、昔のスタイルを残すなかなか趣のある建物です
ここで一時間早く到着してたカイと落ちあってから、
まずは荷物を置くべくホテルへ


観光シーズンとはいえ、なんか地下鉄もバスも異常に混んでる
それにこのピチピチのスパッツをはいた人達は一体何者???
なんて思ってたら・・・




自転車レースやってました!!!


ハンブルグ市の地図を見てもらうとわかりますが、
駅のすぐ近くにアルスターっていう大きな湖があるんです!
その周囲の道路をコースにした自転車レースが週末に開催されてまして、
もう町中そのレースに参加する人と見物客で大賑わい!!!


ホテルに荷物に置いてから、早速市庁舎へ!!!



市庁舎(Rathaus)の前には広場があるんですが、
自転車レース開催とあわせて“自転車市”が開かれてました!
ママチャリじゃないですよ。
“プロの乗る自転車”です・・・


もともとドイツでは自転車競技なんてあんまり人気がなかったんだけど、
数年前、世界で有名な自転車レース“ツール・ド・フランス”で
ドイツ人が優勝してから一気にブームに火がついたらしい。


競技としての自転車にあんまり興味がなかった私なので、
この市場で売られてる自転車にも全く興味がなかったんですが・・・



私、知りませんでした。



本当の自転車の買い方。



すべてバラ売り、バラ買い!!!


まずフレームを買って、タイヤを買って、
ハンドルを買って、タイヤの泥はねよけを買って、
そしてサドルも買って・・・↓




最初、何が売られてるのかわかりませんでした・・・(笑)
だってただのサドルだよ???
どれも同じ形してるやん!!!
サドル一つでタイムが変わってくるわけ???

・・・なめてましたぜ、自転車競技


もうね、みんなものすごーく真剣な顔をしてパーツを選んでるの
しかもどのパーツも安いものなんて一つもない。
私が大学生活中に乗ってた自転車、
確か生協で15,000円くらいだったような気が・・・。


カイが一言。
「大丈夫だよ、僕は自転車競技には興味ないから」

よかったぁ・・・自転車に財産つぎ込む相手とは一緒にいられないもの(笑)



ちなみに週末のハンブルグ、天気予報どおりに
とても寒~い、どんよ~りした天気で、
時々雨が激しく打ち付ける“絶好の”観光日和でございました・・・。
駅に設置してあった気温計は

13度


確かチェコのプラハは39度なんて聞いたけど・・・
三分の一しか気温がないじゃないですか・・・

もう寒くて寒くて・・・
ジャケット着ててもブルブル震えてました