ボルボの新世代パワートレイン「B5」がいよいよ登場です!ISGMと48Vリチウムイオンバッテリーによる48Vハイブリッドシステムが今回搭載となり、優れた環境性能と動力性能を実現しています。
ボルボ・XC60 B5 AWD Inscription
>>ボディカラー:クリスタルホワイトパール(707)
今回、従来のガソリンモデル「T5」に代わり「B5」がラインアップに加わり、「B5 AWD Momentum」と「B5 AWD Inscription」の2グレードが設定されています。→電子制御8速AT(ロックアップ機構付)、ギアトロニック、電子制御AWDシステムがB5全車で採用。
エンジンルーム@XC60 B5 AWD→
パワートレインのメインには、第3世代の直列4気筒2.0L直噴ガソリンターボエンジンが搭載。こちらは、シリンダー表面処理の改良、CDA (シリンダーディアクティベーション:気筒休止) システムが導入等、仕様が変更されています。→このエンジン改良により、気筒休止状態の2気筒走行が可能となりまして燃料消費量を低減!同時に、エキゾーストシステム等も改良されていますので静粛性も高められています。
そして、今回導入された新開発48Vハイブリッドシステムには、ISGM(インテグレーテッドスタータージェネレーターモジュール)が採用されていまして、回生ブレーキからの発電の他、エンジン始動のスターター機能、モーターアシスト機能を備えています。ブレーキ時の負荷を電気エネルギーに変換し、バッテリーに蓄電。必要に応じて加速・発進時にエンジンをモーター機能でアシスト!
48Vのリチウムイオンバッテリーはトランクルーム内に搭載されています。コンパクトな設計となっていますので、トランクルーム容量は従来のT5モデル同様となっています。また、プラグインハイブリッドモデルもT8 Twin Engine AWDとは異なり、外部からの充電機構は備わりませんので、フロントフェンダーは従来の「T5」と同様となっています。
※アイドリングストップ状態からの再始動時に、通常のスターターモーターよりも容量が大きい「ISGM」と、こちらの「48Vリチウムイオンバッテリー」からの電力が使用されることで、再始動時のノイズや振動が抑えられているのもポイントですよ~!WLTCモード燃料消費率は11.5km/L。
【スペック@B5】<エンジン>■最高出力:184kW(250PS)/5400-5700rpm■最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1800-4800rpm■平成30年排出ガス基準50%低減レベル認定■平成27年度燃費基準+10%達成車 <ISGM:モーター機能>■最高出力:10kW/3000rpm■最大トルク:40Nm/2250rpm <駆動バッテリー>■リチウムイオン電池(24セル)■電圧:44V■容量:10Ah
B5は、ギヤセレクターがバイワイヤー化されたことにより、上級モデル「B5 AWD Inscription」では、スウェーデンのオレフォス(Orrefors)社製クリスタルガラス シフトノブが採用されています。のでこちらも要チェックです!→PHEVモデルとは異なり、シフト周りのみの変更となります。