今回は、マイナーチェンジとなりました新型GLSです。新デザインとなったフロントデザインをはじめ、ISGを搭載した新グレード「GLS 450 d 4MATIC」の設定、ARナビゲーションシステムの導入、そして、オフロード走行時の支援機能の充実化が図られています。
メルセデス・ベンツ 新型GLS 450 d 4MATIC(ISG搭載モデル)
>>ボディカラー:オブシディアンブラック(メタリックペイント)
従来設定されていましたエントリーグレードの「GLS 400 d 4MATIC」が、今回のマイナーチェンジで、エンジン改良とISG+48V電源システムの搭載により、モデル名称が「GLS 450 d 4MATIC(ISG搭載モデル)」に変更されています。
←3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボ
搭載されている3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンは、エンジン単体(型式は656Mに変更)での動力性能が向上していまして、最高出力は270kW(367PS)、最大トルクは750Nmに大幅向上しています。また、モーターは最高出力15kW、最大トルク200Nmを発揮!あわせて、リチウムイオン電池も搭載(シート下)となります。
エクステリアでは、フロントデザインが一新されまして、4本の水平ルーバーが用いられた新デザインのフロントグリルが採用されています(展示車両は、AMGラインパッケージ装着車)。従来モデルではルーバー部にSUVモデル特有の穴が配されていましたが、新型ではシルバー色のルーバーのみとなりフラットな造形に。
同時に、フロントバンパーも刷新され、こちらのAMGラインパッケージ装着車では、最新モデルに準じ、左右に配置された大型のサイドベント(ボディカラー同色仕様)によりダイナミックな表情に進化!グリルガーニッシュも大型化されていますので、サイドベントを繋ぐようにロアグリル上部を通り、メッシュパターンが配されます。
足元には、新デザインの「22インチAMGアルミホイール(RPA)」が装着(AMGライン装着車)となりまして、マルチスポークデザインとなりました。また、リヤでは、テールライトが新デザインとなり、レッドレンズの面積が拡大され、インナー部は、3つのテールレンズが配されるデザインに変更されています。
インテリアも進化していまして、最新世代のステアリングホイールが採用となり、ステアリングスイッチ形状の変更により、ピアノブラック加飾が採用。また、リム部には、新たに静電容量式センサーを備えたパッドが採用されたことでドライバーの認識精度が向上しまして、運転支援機能の操作性が向上しています。
また、MBUXも最新世代のものに進化(NYG7が採用!)していまして、新たに「AR (Augmented Reality = 拡張現実)ナビゲーション」も採用となっています(ステレオカメラ下にARナビ用のカメラが追加)。→車両前方のカメラ映像とルート案内を映像内で合成。
また、車両前方下部の路面を透過したような映像を表示することができる「トランスペアレントボンネット」機能も新たに追加されています(Offroadモード選択時に使用可能)。快適装備も充実化が図られていまして、従来GLS 580 4MATICのみに設定されていましたMBUXリアエンターテイメントシステムやナッパレザーシートを備える「ショーファーパッケージ」が全グレードで装着可能となったのもポイントです!
※このほか、エントリーグレードにもISGと48V電源システムが搭載されたことで、GLS 450 d 4MATICでもオプションとして「E-ACTIVE BODY CONTROL」が選択できるようになりました。