今回は、大幅アップデート(マイナーチェンジ)が実施され、スポーティで存在感のある新フロントデザインが採用された新型Audi Q8です。
アウディ・新型Q8 50 TDI quattro S line(オプション装着車)
>>ボディカラー:グレイシアホワイトメタリック
今回、フロントデザインが一新されまして、シングルフレームグリルは、従来のフロントバンパー前面に張り出した特徴的なデザインから、Q8 e-tron同様に、左右のヘッドライトを繋ぐように配置されたグリルのフレーム部と幅広になった開口部が採用されたことで、シンプルな構成でありながら、スポーティなイメージに進化ー。
こちらのS lineはエクステリアにコントラストカラーが採用されていまして、S line標準仕様では、グリルのフレーム部がグレー色となっていまして、L字型のクローム加飾が採用されています(標準グレードではティアドロップ形状が採用)。また、新CIとなる2DデザインのAudi ringsも今回導入されていますので注目ですー。ちなみに、シングルフレームグリルに備わっていたquattroバッジは今回非採用に。
シングルフレームグリルを囲むようにロアグリルが配置され、サイドエアインテーク部は従来より上下方向に広がり、グリル同様にグレー色の縁取りがなされたことで、より存在感が増しています。フロントバンパーもコーナー部は若干膨らむ形状となるため、よりワイドな印象に。また、S lineは、フロントスキッドプレートが廃止され、リップスポイラー形状に変更されています。
LEDヘッドライトも今回の大幅アップデートで新デザインとなりまして、上部のポジションランプ周りが一新。横ライン状のデザインからX形状の特徴的な造形に。また、オプションの「HDマトリクスLEDヘッドライト」には、新たに「デジタルデイタイムランニングライト」が追加されていまして、4種類の点灯パターンから選択できます!
サイドでは、フロントフェンダー左右に装着されていましたS lineバッジが廃止され、ドアアタッチメントトリム(ドアパネル下部)のアクセントカラーが変更(S lineの標準仕様はグレー色)されています。足元には、オプションとして「アルミホイール 10Yスポークデザイン ブラックメタリック 10J×22(Audi Sport)+285/40R22タイヤ」が新たに設定されたのもポイント!
リヤライトも一新され、従来の複数の細かな縦ラインのテールランプから「デジタルOLEDリヤライト」が新たにオプションとして用意されました。こちらもヘッドライト同様に4種類の点灯パターンから選択することが可能となっています。レンズ造形も刷新され、従来の立体的な凹凸形状からフラットなレンズ構成となり、テールランプ上部の直線ラインを強調する形状に。
リヤもフロント同様に、2DデザインのAudi ringsが採用されるほか、中央のガーニッシュはより垂直に配置されました。また、S lineモデルには、モデルバッジ(Q8バッジ)左側に、「プログレッシブレッド」バッジが新たに備わります。ちなみに、フロント同様にリヤもquattroバッジが廃止されていますー。
リヤ下部に備わるディフューザー形状が新デザインとなっていまして、中央にはグリルデザインが配され、新たに、スクエア形状のテールパイプを備えたエキゾーストシステムが採用されています。