ハリアーRXの業務日誌!?

【FWD(前輪駆動)モデル追加 @ 一部改良】レクサス・新型RZ300e 展示 in レクサス富山

今回、バッテリーEV専用モデル「RZ」に、FWD(前輪駆動)モデルの「RZ300e」が追加されました。同時に、一部改良が実施され、冷間時の充電速度を向上させる「電池急速昇温システム」が採用に!

レクサス・新型RZ300e "Version L"

>>ボディカラー:ソニッククロム<1L1>

今回登場しました「RZ300e」は、AWDモデルのRZ450eとは異なり、駆動方式が「FWD(前輪駆動)」となっていまして、ラインアップはRZ450e同様に Version L” のみの設定です。→主要装備及びメーカーオプションは、RZ450eと共通となっていますが、足回りの設定(ホイール、タイヤ、パフォーマンスダンパー等)が異なります。

 

※フロントモーターは、RZ450e同様のスペックの「1XM」が搭載されていまして、最高出力:150kW(203.9PS)、最大トルク:266N・m(27. 1kgf・m)を発揮します!また、トランスミッション及び駆動用バッテリーはRZ450e同仕様となります。

 ←新型RZ300e”Version L”@リヤビュー

【装着メーカーオプション@展示車両】

■ルーフレール■“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム■デジタルインナーミラー■おくだけ充電■寒冷地仕様(LEDリヤフォグランプ・ヘッドランプクリーナー・ウインドシールドデアイサー・発光エンブレムヒーター等)など

 

FWDとなったことで、車両重量は約100kg軽量化され、フロントモーターを駆動させるインバーターには、新たに電力ロスの少ない「SiC素子(シリコンカーバイド)」が採用(RZ450eではリヤモーターに従来より採用)されました。一充電航走行距離(国土交通省審査値)は「599km(WLTCモード、18インチアルミホイール装着車)」と大幅に延長! ※20インチアルミホイール装着時は「530km」となります。

  

また、RZ300eは、リヤモーターを搭載しないため、FWD専用に新開発された「リヤサスペンションメンバー」が採用され、FWD化に伴うノイズや振動が抑制されています。リヤサスペンションは、RZ450eと共通のダブルウイッシュボーン式でして、今回、リヤモーターが非搭載となりますが、ラゲッジフロア下の収納スペースの形状などの変更はありません。

 

このほか、駆動方式の特性にあわせ、コイルスプリング、スタビライザー、ショックアブソーバーもFWD専用チューニングが施されていまして、「18インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装+切削光輝)」が標準設定となっています(メーカーオプションにて20インチも選択可能です)。

  

こちらのRZ300eの18インチ仕様では、RZで唯一、ホイールサイズ及びタイヤサイズが、フロントとリヤで同サイズ(RZ450eでは、タイヤ幅、偏平率がフロントとリヤで異なる仕様となります)でして、ホイールは「18×7.5J」、タイヤは「235/60R18 103H」で統一されています。

 

※RZ450eの18インチ仕様(メーカーオプション)では、フロントは235/60R18 103H(18×7.5J)、リヤは255/55R18 105V(18×8J)となりますので、RZ300eとは足回りのセッティングが異なります(ホイールデザインは共通)。RZ450eでは、リヤタイヤの偏平率が低く設定されているので、RZ300eの18インチ仕様では車両後方の特性が違うのもポイント。

  

RZ300eは、18インチ仕様が標準装備のため、RZ450eに標準装備の「パフォーマンスダンパー(フロント)」に代わり、「フロントサスペンションタワーブレース」が標準装着となり、「パフォーマンスダンパー(リヤ)」も非装着となっています。→フロントサスペンションタワーブレースは、ボンネット内のサスペンション間に装備され、パフォーマンスダンパー(リヤ)はリヤバンパー内に配置。

 

※メーカーオプションの20インチアルミホイール選択時には、パフォーマンスダンパー(フロント・リヤ)が同時装着されますので、RZ450eと同仕様に仕立てることも可能ですー。ちなみに、展示車両の装着タイヤは、YOKOHAMAの「ADVAN V61」となっています。

  

エクステリアでの違いは、バックドア右下側のリヤエンブレムでして、モデル名の「RZ300e」エンブレムのみが装着となります。ちなみに、FWDモデルのため、AWDモデルで備わる「DIRECT4エンブレム」は装着されない分、RZ300eエンブレムの貼付位置が、RZ450eエンブレムと比べ、若干低い位置に移動されています。

 

今回、RZ300eの追加設定のほか、一部改良も同時に実施されていまして、EV専用の大容量電池(駆動用バッテリー)には、新たに「電池急速昇温システム」が採用されました。空調用ヒーターの発熱を駆動用バッテリー(フロア下)へ伝達する経路が改良されまして、従来モデルよりも冷間時のバッテリーの暖機性能(伝達するまでの温度低下を最小限に)が向上し、低外気温下での急速充電時間が短縮!

  

外気温が-10℃では、50kWの充電設備で充電時間が約20%短縮、90kWで約30%短縮となります。また、0℃では、90kWで約20%短縮されます(50kWでも若干短縮)。→冷間時の充電時間短縮の数値に関しては、充電設備の仕様や充電状況等の条件の違いにより、充電時間が変わりますのでご注意をー。

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