今回は、マイナーチェンジが実施された「新型ノート オーラ NISMO」です。 新たに4WDモデル「NISMO tuned e-POWER 4WD」が設定されたほか、エクステリアデザインの変更、機能装備の充実化が図られています。
日産・新型ノート オーラ NISMO tuned e-POWER 4WD
>>ボディカラー:NISMOステルスグレー/スーパーブラック 2トーン〈NISMO専用色〉〈特別塗装色〉
フロントデザインでは、NISMO専用フロントグリルが新デザインとなりました。冷却性能と空気抵抗の低減を両立したフラッシュタイプとなっていまして、従来よりもフィン形状が太く、幅広に設定され、存在感が増したほか、グリル表面にはクリスタルカットが施され、光の加減で表情が変化しますー。
ボディカラーには、NISMOロードカー共通のコミュニケーションカラー「NISMOステルスグレー」がNISMO専用色として、マイナーチェンジで初登場です!スーパーブラックとの2トーンカラーでの設定となります。
NISMO専用リヤバンパーも新デザインとなりまして、両端部に配されたエアスプリッターは、バンパー側面よりも横方向および後方に張り出したデザインに変更(エアスプリッターがバンパー埋め込み型から独立型の立体造形に!)されています。同時に、エアスプリッター上部に配されていたプレスラインは廃止され、バンパーコーナー部は後方へと膨らむ造形に。
また、NISMO tuned e-POWER 4WDは、バンパー下部のレイヤード・ディフィーザーは従来より低く設定(リヤバンパー下面が拡大)され、下面にカバーが追加され、ダウンフォースが向上しています。レッドアクセントも従来モデルよりも低い位置に配され、山型から直線状に変更されています。リフレクターも新デザインに!
足元には、4WDモデル専用に、ENKEI製の「NISMO tuned e-POWER 4WD専用アルミホイール(17×7J)」が採用されています。こちらは、ホイールハウスの内圧を低減するデザインとなるほか、ENKEI独自工法による鍛造並の強度も実現!今回、2WD用ホイールに比べ12%の軽量化となるのもポイントです!
パワートレインは、2WD車同様にNISMO専用チューニングが施されていますが、4WDモデルのNISMO tuned e-POWER 4WDでは、リヤモーターの最高出力が50kW→「60kW」に、最大トルクが100N・m→「150N・m」へと大幅に向上しています。
ドライブモードは、「NISMO」モードが設定されるほか、「ECO」と「NORMAL」が設定。NISMO tuned e-POWER 4WDでは、ドライブモード毎の駆動配分比率が専用チューニングとなり、さらに力強い走りとワインディング時の操作性が向上しています。
インテリアでは、標準モデル同様に、「運転席パワーシート(スライド、リクライニング、リフター)」が標準装備となったのもポイントです。※展示車両には装着されていませんが、メーカーオプションの「NISMO専用チューニングRECAROスポーツシート」にも、今回「パワーリクライニング機能」が追加されていますのでこちらも注目ですー。
また、従来設定が無かった「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム(8スピーカー〈フロント、前席デュアルヘッドレスト、ツイーター〉、パーソナルスペースコントロール) 」も今回メーカーオプションとして新規設定されています!このほか、標準モデル同様に、グローブボックスの形状変更やリモコンキーのデザイン変更、フロントシートレールにカバー追加となっています。
ちなみに、4WDモデルは「寒冷地仕様」が標準設定となるため、「NISMO専用本革巻ステアリング」が標準装備となります(2WD車の標準地仕様は、NISMO専用本革・アルカンターラ巻ステアリングが標準)。→寒冷地仕様には、ヒーター付ドアミラー、ステアリングヒーター、前席ヒーター付シート、リヤヒーターダクト、高濃度不凍液、PTC素子ヒーター が備わります。