今回は、フルモデルチェンジを果たした新型C4のEVモデル、そして、日本市場におけるシトロエン初のBEVモデルとなる「新型Ë-C4 ELECTRIC」をご紹介します-。
>>ボディカラー:ブルーアイスランド(特別塗装色:有償オプション)/カラーパック:マットブルー
今回登場しました「Ë-C4 ELECTRIC」は、新型C4の登場とともにデビューしまして、シトロエンの電動化モデル第2弾で、BEVモデル(バッテリー式電気自動車)としてはシトロエン初(日本市場において)のモデルとなります。ラインアップは、上級仕様の「SHINE(シャイン)」の1グレードです-。
エクステリアは、ガソリン/ディーゼルモデル(内燃機関モデル)と差別化されていまして、 専用にカラーパックに「マットブルー」が設定されています。こちらは、フロントフォグランプベゼルと、サイドアンダーガードにアクセントとしてマットブルー加飾が採用となります。
また、フロントフェンダー(左右)と、バックドアには、が備わるのもポイントですよ~!こちらもカラーパック同様に 専用バッジとして「 ロゴマットブルー加飾となりますので注目です。→C5 AIRCROSS PLUG-IN HYBRIDとは異なり、サイドバッジにレタリングペイントは施されません。
足元に備わる18インチアロイホイールもとなっていまして、4本のツインスポークが特徴的な 専用「HANOI バイトーン」が装着されます(195/60 R18タイヤ)。ブラックペイントをメインに、スポーク部に切削加工が施されています。ちなみに、展示車両のタイヤは、Michelinのプレミアムコンフォートタイヤ「e·PRIMACY」が装着されています。
続いて、リヤバンパー下部のアンダーガーニッシュにも違いがありまして、BEVモデルでは、エキゾーストシステムが備わない為、エキゾーストパイプが備わっていた部分に、(内燃機関モデルでは横型フィンデザインですが、EVモデルは縦型フィンデザインに!)が左右に備わります。 専用デザインのガーニッシュカバー
←電動パワートレイン@ ELECTRIC
注目の電動パワーユニットは、最高出力100kW(136ps)/5500rpm、最大トルク260Nm/300-3674rpmを発生させる高効率電動モーターが搭載され、トランスミッションは1速固定式となります。こちらに、50kWの大容量リチウムイオンバッテリーパックが組み合わされ、航続距離はWLTCモードで405km、JC08モードで459kmを実現しています。
リチウムイオンバッテリーパックは、約13.1kgのバッテリーモジュールが18個組み合わされ、総体積約220ℓ、重量約350kg。ちなみに、液冷ヒートポンプで充放電時のバッテリー温度の管理と最適化を図るシステムも搭載されていまして、
EV専用プラットフォームe-CMPが採用されていまして、リチウムバッテリーパックは、重量配分を考慮し、フロントシート座面下、リアシート座面下、センターコンソールなど、リチウムバッテリーが分割されて搭載されています(車両フロアにH状にバッテリーが配置!)。同時に、EV化による重量増に対応するため、リアサスペンションのトーションビームに横方向の負荷に対応する「パナールロッド」が追加されているのもポイントです!
には、
>>今回、充電ポートは、内燃機関モデルでの給油口となる部分に備わりまして、普通充電用ポートと急速充電用ポートの両方が1か所に装備されています。リッド部は押し込むと開くタイプとなっていまして、ポート部は充電時のロック機能なども備わっています。
続きましてインテリア!ブルー加飾となる「専用ドアトリムアクセント」が前後ドアトリムに備わります。→シート表皮は、レザー&テップレザー(ブラック)の設定です。
基本デザインは、内燃機関モデル同様(C4 SHINE及びC4 SHINE BlueHDiの装備内容に準じます)となりますが、 専用デザインかつ
システム起動スイッチも注目でして、先に登場していますC5 AIRCROSS PLUG-IN HYBRID等と同様に「ENGINE START STOP」との表記となっていまして、ステアリングホイールの仕様が内燃機関モデルとは異なり、パドルスイッチが非設定となります。ちなみに、メーター表示はBEVモデルの特徴に合わせ、パワーインジケーターとリチウムイオンバッテリー残量計が表示されます。
ドライブセレクターも 専用となっていまして、内燃機関モデルではマニュアル操作が可能となる「M」モードが用意されていましたが、
10インチタッチスクリーンは全車標準装備となっていまして、こちらのBEVモデル「 」では、ラジオ機能がFMのみ(AMは非対応)となります。こちらには、EVモデルならではの「充電」に関わる設定や 機能の設定画面が追加されています。このほか、センターコンソール側面(運転席側)には、冷却用ダクトも追加されていますので要チェックですよ~!
フロア形状にも注目でして、EVモデルではさらにType-Cが1個追加されます!
そして、センターコンソール後部も注目でして、リヤ用USBソケットが2個に!内燃機関モデルでは、Type-Aが1個となりますが、
このほか、ラゲッジルームは内燃機関モデルと同サイズとなりますが、EV化による電動ユニットの搭載の関係で、フロアパネルがEVモデル専用形状となっています。内燃機関モデルではフロア下にも収納スペースが用意されていますが、EVモデルでは、フロア下の手前側のみに収納スペース(普通充電ケーブル 3kW 15Aが付属)が設けられます-。