AJ準決勝、久しぶりに女子の試合見ました。といっても、わずか8分。ほんとは第1試合のシャンソン-JOMO見たかったんですけどね。
最近の選手はほとんど分かりません。名前は知ってるけど、コートネームがわからない。最近の選手でコートネーム分かるのは、JOMOの大神くらいかも。
私の中で、女子バスケは10年前からほとんど動いていないんだなあと再認識しました。
コートネーム。
女子バスケ独特のこの文化(?)。コートの中での通称、ひと言で言うとニックネームです。
ユニフォームに入っている名前は皆コートネームだし、応援もコートネームで呼びます。
新聞には書かれないので、選手のコートネームを知っている人は月バスを読んでたり、現場で応援したりする、かなりのファン。私も10年前だったらシャンソンとJOMOの選手は全員知ってたんですけど(笑)
で、このコートネーム。月バスの「チームの話題」読んでると、基本的にチームの先輩が付けてくれるみたいです。
由来はその選手の名前だったり、特徴だったり、あるいは願いや期待をこめての命名だったり。
その中で、私が一番好きなコートネームがあります。
「ミラ」
シャンソン化粧品の永田睦子選手のコートネームです。
12年前、永田が長崎純心女子高から入った当時のシャンソン化粧品は、一条アキ・加藤貴子・村上睦子ら日本代表選手を数多く擁し、日本女子バスケ界の頂点に君臨する女王でした。
期待の大型新人に対し、そのシャンソンの先輩たちがつけたコートネームが「ミラ」。
その由来は「未来の「ミラ」、ミラクルの「ミラ」」。
シャンソン入りして2年目の96年、永田は日本代表としてアトランタ五輪に出場します。
以来、日本女子バスケ界の柱のひとりとして、第一線でプレイしてきました。
そんな永田も今年31歳になります。いつ引退しても不思議ではない年齢になりました。
私はアトランタの女子代表チームが大好きでした。シャンソンとJOMOの選手だけの構成だったけど、ひたむきに、まっすぐに、国内では競い合い、代表では一丸となって世界と戦ったあのチーム。
その最後のひとり・永田には、彼女たちの日本女子バスケの未来への願いが込められているように思えるのです。
「未来」の「ミラ」、「ミラクル」の「ミラ」。
その永田に望むのはただひとつ、北京五輪への切符。
年齢的にも最後になるであろうオリンピック。永田自身3度目となるオリンピックの出場で、日本女子バスケの未来を明るいものにしてほしい。
コートネームに、そんな願いを託してみたりするのです。
コートネームの類は他の競技でも
結構ありますよ。男子だってもちろん
ありまする。
スポイラで昔特集されたことがあって
外国はむちゃくちゃな名前がついていて
笑えます。
他のスポーツにもあったんですね。
でも、言われてみれば、ただのニックネームと思っていたのがコートネームに相当するかも。
bjとか、プロ野球の登録名もそうですよね。
ご指摘ありがとうございました!