「夜中に足がつるのですが…。」と電話をかけてきた方があります。
「こむら返り」ともいう状態で、ふくらはぎの筋肉が異常に緊張し、痛みを伴って痙攣する状態ですが、科学的に厳密な仕組みはわかっていないそうです。
「こむら」とはネイティブ庄内人なら「ふくらはぎ」のことだとすぐにお分かりかと思いますが、あいにく私共はよそ者庄内人。
「む」か「ぶ」か、微妙な発音で語られるため、「コブラ居て!!コブラ居て~!」と一生懸命説明してくださるお年寄りが、何を言わんとしてるのか全然聞き取れなかったのも、昔のことですからお許しください。
「へ?藤島にコブラが出たの?ワニガメやニシキヘビだって見つかるご時世ですから、無理もありませんね…。」なんて口には出しませんでしたが、その方はふくらはぎが突っ張って痛かったんですね。
さて、「こむら返り」とは、寝ている間に横になって緩んだふくらはぎが、寝返りを打つうちに筋肉に急に力が入り、腱の動きに対応できなくて起きるのではという説もあるそうですが、定かではありません。
健康な人にも起きますから、必ずしもどこか悪いわけではないでしょう。
でも、時にはそれが異常のサインの場合もあるのです。