ソロス率いるファンドがHerbalifeといういかがわし会社に関して、内部情報に基づいて株式購入したとライバルのヘッジファンドマネージャーが米SECに地調査を要求。カール・アイカーンも投資しているこのHerbalifeを舞台にしたまさに狐と狸の化かしあい(そんなかわいいものではないが)。
SECの調査がどういう結末を迎えるかはわからないが、いつも感じるのは、新聞に掲載される写真にあからさまな悪意が感じられることだ。新聞人の歪んだ辛辣さがうかがえて興味深い。今回のソロスの写真は、「ウオール・ストリート」のゲッコー役マイケル・ダグラスがいかに悪相を試みても太刀打ちできないものだ、テレグラフ紙にとっては、1992年のポンド危機で空前の儲けをだし、ポンド切り下げに追い込んでBOEを恥辱にまみれさせた恨みをここで少しは晴らしているのか。
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