「歌のサロン」 ダンボール箱でリズム! 

2012-02-28 11:04:15 | Weblog
  日本フイル九州公演も昨日で終わった。今日の暖かさを思うと公演旅行中の寒さが楽団員
 たちには本当に気の毒だった。今日はすでに帰郷してゆっくりしていることだろう。
 ところで今年の九州公演はどうだったのだろうか。気にかかる。
 東日本の大震災以来経済を含めあらゆる社会状況が変化してきている。もっと大きくいえば
 あの震災は人々の価値観を変え、意識を変え、人間の心まで変化させてしまった。今後は
 この九州公演でさえ対応を考えねば。 
  本番の翌日はここでは毎月1回の「歌のサロン」~みんなで歌いましょう~の予定の日。
 午後から始まるため朝から伴奏者とスタッフで音あわせをしていた。
 そこに日本フイル打楽器奏者福島氏がコーヒーを飲みに。昨日のコンサートであの壮大な
 ボレロのリズムを大太鼓で締めくくったあのご本人である。
 しばらく音あわせを聴いていたが飛び入り参加をしたいからと空のダンボール箱を所望。
 ピアノ、ギター、ウクレレにダンボール箱でリズムを加えてゆく。盛大?な拍手をもらう。
 実は昨日2次会の場所でこの話を話題にしていたのだった。 小学校などには手ぶらで
 会場に行き、そこにある叩けば音の出る(楽器?)もので演奏に参加し子供にも自由に参加、
 演奏してもらうことで音楽の新しい発見を促す。また気軽に何処へでも出かけ楽しみ方の
 原点を広めていこう、というユメを語った。その節は是非大牟田にもとこちらからも強い
 メッセージを送ったことだった。 こんな話題は楽しい。夢に満ちた新しい試み。
 一緒に歩こうという仲間意識。あらゆることの原点ではなかろうか。