キティさんは、年末ぐらいから、排便後にお尻をスリスリするようになっていました。マットやフローリングでやるならそれほど気にしていなかったのですが、四月になると、爪とぎ段ボールの上で何度もやるようになり、よくみると肛門が腫れていました!
写真がグロテスクなので、小さいサイズで表示します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/b4/45aa659eeb9f5011372279660221a6e3.jpg)
ちょうど右側上奥歯の歯石が固まっていて、右で噛まないような状況になっていたのもあり、スケーリングに連れてゆきました。
抗生剤とステロイドが出て、しばらくそれを飲ませていました。
お散歩もおむつつきです(´;ω;`)
「飲んでいた間、お尻はいかがですか?」と聞かれ、「飲んでいた間は、やや赤みがおさまっていたように思う」と言うと、「ステロイドだけ服薬を続けましょう」と言われました。
ところがお尻をすって大量出血になり、「外用薬」を併用することになりました。
外用薬を塗っていた間、いくらか良いものの、やはり赤味はとれません。
ステロイド服用が長引いたことが気になり、「飲み薬をやめたい、便が硬いのが原因ではないかと思う」と言うと、「ステロイドを切って、洗浄とオイルを塗るに変更し、餌に少量の牛乳を混ぜて便を柔らかくしてみてください」と言指示されました。
そこでヒビテン(マスキン液)を薄めて洗浄、後でオイルを塗るということを一か月以上続けました。それでも、赤味はとれず、スリスリ、は続きました。
皮膚の再生に三週間と言われたので、ひと月様子をみました。その間、よくなったように見えたり、再び悪化したりの繰り返し。
痛い時は排便前に猫砂を大げさに散らかすので、音で気づいて追いかけて撮影したのがこちら。
排便後にすりすりして、この状態になったしまったので ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ab/1f1aa242fa251b369ef3b9e15204dc1d.jpg)
↑今のやり方では治らないと判断し、この日に別の獣医を初めて訪問。
これまでの経緯を話すと、検査によって「好酸球が固まっているのは間違いないので、ステロイドを使うことは正解」としたものの、前の獣医が処方した外用薬よりも、ステロイドが混ざった軟膏を試してみる価値がある、と言って別の薬を出して頂きました。
これを塗ったらその日のうちに赤味が消えてきました。
これは1週間後。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/a0/37cb0b7d456d53e07381baa9e554561c.jpg)
一週間後、再びその獣医さんへ。
「もうほぼ治っているけど、好酸球は再発しやすいので、じょじょに減らして下さい。一日二回から一回へ、一日おき、二日おき。完全に正常な状態に戻ったら止めていい。でもまた出た、と思ったら、他にも替えられる軟膏はあるので、その時はまた来てね!」
エリザベスカラーやおむつをはずせなかった4か月。
本当によく耐えてくれました。
今では、以前のようなはつらつとした表情が戻り、めちゃくちゃ甘えることが多くなりました。
ウンチタイムも痛かった時は、猫砂をまき散らし、怒りをあらわにしていましたが、今はしず~~~かにポットん。
治してくれたのにゃー、ありがとにゃー!